《ガチンコ・ルーレット》

ガチンコ・ルーレット UC 自然文明 (3)
呪文
自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに手札に戻す。

DMR-07で登場した自然ガチンコ・ジャッジ呪文

自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いた後、ガチンコ・ジャッジを行い、勝てばこのカードを手札に戻せる。

不確定ではあるが、手札を減らさずにマナ加速をすることができる。マナ加速カードのネックであった手札の枯渇をカバーできるのは非常に大きい。《フェアリー・サイクロン》と違い他の手札を使わなくてよいのがポイント。

【ターボゼニス】【連ドラ】【ヘブンズ・ゲート】など全体的にコストの大きいクリーチャーが多く入るデッキであればガチンコ・ジャッジに勝ちやすくなる。数回勝てば十分にマナが貯まり、大型クリーチャー踏み倒さずに出せるため、非常に相性が良い。

他のサイクルと比べると、マナブーストをする能力を持つので、ガチンコ・ジャッジに勝って回収したこのカードを同一ターンにそのまま唱えやすい。

3ターン目に唱えると4マナになり、次のターンチャージすれば5マナとなる。その状態で再びこの呪文唱えると、多色がめくれない限りちょうどアンタップ状態の3マナが揃って1ターンに2回唱えられる。

環境において

主な活躍は【ミステリー・キューブ】での使用実績であった。

手札を温存したまま爆発的なマナブーストができるという理由により、2014年3月15日付けで殿堂入りとなった。しかし当時としてもカードパワーは妥当であり、他に規制すべきパーツが【ミステリー・キューブ】内にあったため、身代わり規制の感を多くのプレイヤーに抱かされた。高レアリティ層のパーツを規制するとシングルカード市場やプレイヤーに損害を与えることは明白であったため、低レアリティのこのカードが狙い撃ちにされたという分析もある。

その後、手札の減らないマナブーストのインフレに伴い、2020年7月1日付で殿堂解除された。

殿堂解除後はマナブーストの連打なら《天災 デドダム》でも十分できるため、全くといって良いほど使われていない。王来篇環境における【5色コントロール】は、メインデッキ全体がリソース確保手段となっているため、わざわざこれがなくとも困らないというのもある。

比較対象など

  • 比較対称として挙げるのであれば、《ジオ・ブロンズ・マジック》《セブンス・タワー》だろうか。前者は置いたカードが光か火であれば1枚引ける。後者は後半に撃てば使用可能なマナの数を減らさずに一気に3ブーストできる。こちらは前半マナが貯まっていない時に何度も打てる可能性を秘めているところがポイント。

その他

  • デザインの原型はmtgの《小道の再交差》だろう。あちらは1回で数枚マナ加速できることがある。

デュエル・マスターズ プレイスでは

ガチンコ・ルーレット R 自然文明 (3)
呪文
自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。(ただし、使用可能マナは増えない)
相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに手札に戻す。

DMPP-19で実装。レアリティレアになった。

非多色ならアンタップインだったマナブーストは、使用可能マナが増えないよう弱体化された。
そのため、同一ターン中での連続詠唱がTCG版より難しい。特に、3マナ時に撃った《ガチンコ・ルーレット》を手札に戻し、次のターンに《ガチンコ・ルーレット》を2連打する強力な動きができなくなったのは痛手。

しかし、デッキの動きを歪めずに、ガチンコ・ジャッジを発生させられるカードなので、ガチンコ・ジャッジに付加価値を与える《超絶奇跡 鬼羅丸》常在型能力と新たなシナジーが生まれている。

レジェンドバトルホロライブコラボの報酬で、「(このカードは《ガチンコ・ルーレット》として扱う)」という特性を持った《リンク・オブ・ザ・ビヨンド》が登場した。

サイクル

DMR-07に収録されているガチンコ・ジャッジで手札に戻る呪文サイクル。どのカードもギャンブルに関係する名前である。

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考