《デュエにゃん皇帝(こうてい)

デュエにゃん皇帝 VR 闇文明 (5)
進化クリーチャー:ファンキー・ナイトメア/侵略者 6000
進化:自分のクリーチャー1体の上に置く。
侵略:ファンキー・ナイトメア
W・ブレイカー
このクリーチャーの攻撃の終わりに、コスト6以下の進化ではないファンキー・ナイトメアを1体、自分の墓地からこのクリーチャーの下に置く。
このクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーの下にあったファンキー・ナイトメアをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

DMR-19で登場したファンキー・ナイトメア/侵略者

ファンキー・ナイトメアから侵略することのできる初の進化ファンキー・ナイトメアである。

侵略により出しやすくなった、ファンキー・ナイトメア限定の《大宇宙ジオ・リバース》といったスペックファンキー・ナイトメアを徹底的に強化したカードであり、攻撃後に墓地から進化元であるファンキー・ナイトメアを補充していき、pig進化元にしたファンキー・ナイトメアを全てバトルゾーンに出すことができる。

最軽量であるファンキー・ナイトメアコストは2なので、3ターン目から侵略していくことができる。《音速 ガトリング》《侵略者 バロンスペード》と同様、序盤から突然現れる召喚酔いのないW・ブレイカーは非常に強力。
進化元を補充するには墓地を肥やす必要があるが、ファンキー・ナイトメアには《オタカラ・アッタカラ》という便利な墓地肥やしクリーチャーがいるので、それを活用していきたい。

進化元に補充できるカードコスト6までと限られている為、《極・龍覇 ヘルボロフ》は残念ながら対象外。だが《龍覇 ウルボロフ》コスト6である為補充することができる。
コスト1低いとはいえパワー種族、出せるドラグハートの差によって不遇な存在だった《ウルボロフ》が、ここにきてようやく《ヘルボロフ》と差別化できる点を手に入れたと言える。
序盤から《ウルボロフ》を重ねてやれば、破壊されても《ウルボロフ》から出せる《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》で再び《デュエにゃん皇帝》を復活し再攻撃できてしまう為、破壊しか除去手段のない相手からすると非常に厄介な存在になるだろう。さらに《ゴー・トゥ・ヘル》の龍解で毎ターン1体除去もできる。
仮にバウンスマナ送りになっても手札補充マナブーストになる為、そこまで大きな損失はない。

《ヘルボロフ》の場合は進化元の補充対象にならないが、《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》によって重ねることができる。自爆特攻《学校男》等を利用すれば《ヘルボロフ》のリアニメイトを繰り返すことができ、呼び出せるドラグハート・フォートレスを簡単に全て出すことが可能。このようにして《ウェルカム・ヘル》を一気に4枚並べることも可能。

《超罪龍覇 ボロフHELL》も高相性で、墓地肥やしをしつつNEO進化で即座に侵略へと繋げられる。

ある程度進化元が貯まったら相手に破壊されるのを待つだけでなく、自分から破壊することも考慮に入れよう。《ステニャンコ》《葬英雄 ゲンセトライセ》が有力候補か。

総じて面白い動きができるカードであり、このカードの登場で本格的にファンキー・ナイトメア中心のデッキを組む意義ができたといえるだろう。

  • 進化元種族どころか文明すら指定がない珍しい進化クリーチャーである。だが、ファンキー・ナイトメアから進化しないとほぼ意味がないが手札にこのカード、バトルゾーンにファンキー・ナイトメアでないクリーチャーしかいない場合下にカードを補填するためにあえて進化するという手段もある。
    • 侵略元も種族指定のみで文明指定はない。こちらは《希望のジョー星》の影響下でも侵略が可能という点で一応の意味はある。ファンキー・ナイトメアデッキでは《デュエにゃん皇帝》に侵略可能かどうかは大きいのでこれはありがたい。

関連カード

収録セット

参考