《ハピネス・ベル》

ハピネス・ベル R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
自分の山札の上から2枚を裏向きにして、それぞれ別の新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。
次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを2枚手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

DMR-01で登場したS・トリガー呪文

多少癖はあるものの文明らしいシールド追加と、今までの文明に少なかった手札補充効果を併せ持つカード

シールドを増やすことにより多少の時間稼ぎをすることができ、ビートダウン系のデッキに対してはもちろん、止めを刺しに来た相手の計算を狂わせることができる。
山札操作と組み合わせてS・トリガーを仕込んだり、能動的にS・バックを発動するというのも悪くないか。

次のターンに加えたシールドの枚数分シールドから手札に加えるので、《パクリオ》などでシールドゾーンに埋められてしまった重要なカード回収にも役に立ち、最悪1ターン遅れてくる手札補充として利用できなくはない。

ルール

  • 2017年3月25日ルール改訂によって、ブレイクにはブレイクが決定した時点で存在しているシールドを参照とするようになったので、ブレイクされた後にS・トリガーで使ったこのカードで増えたシールドはブレイクすることができなくなった。
    • 追加したシールドもまとめて一気に割られることがなくなり、基本的な防御力は強化されたと言える。一方、一気に割られることで追加されたシールドS・トリガーもその場で発動するという派手な逆転は起こらなくなった。

環境において

登場当時としても時間制限付きながらS・トリガーで2枚シールド追加でき、時間制限が切れたら2枚手札補充に変換できるスペックは評価されていたが、最初は【エンペラー・キリコ】系統程度しか相性の良いデッキが見当たらず、その【エンペラー・キリコ】すらも消滅までの約半年間はある程度《エンペラー・キリコ》濁りが許容される【ザビ・ミラキリコ】が主流化するなど、環境的にあまり恵まれなかった。同じようなことができる《DNA・スパーク》DMR-02で登場したのも向かい風であった。

しかし革命編環境【レッドゾーン】が猛威を振るうと立場は一変。猛攻を耐える貴重な防御札として【カイザー「刃鬼」】【ターボデリート】などの色の合うビッグマナにおいて需要が急拡大。革命ファイナル環境でもスーパーS・バックとの相性から【5色ドギラゴン剣】で使われ、【ラララオプティマス】でも延命札として利用されるなど、一定の活躍を見せた。ただ、【天門ループ】の場合は無くても十分受けられたため採用はマチマチであった。

その他

フレーバーテキスト

関連カード

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考