《バースト・ショット》

バースト・ショット UC(R) 火文明 (6)
呪文
S・トリガー
パワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。

DM-02で登場した呪文

《地獄スクラッパー》が登場するまでは、【速攻】メタの主力カードとして活躍していた実績を持つ。
相手だけでなく自分のクリーチャー破壊されるが、【除去コントロール】などのウィニーを並べないデッキならばデメリットはほとんどない。
逆に相手のクリーチャーが大型の場合は、効果が見込めずに手札で腐るのがネックである。

環境の移り変わりやインフレの進行により、より汎用性の高い《地獄スクラッパー》、上位の性能を持つ《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》、相手のみを対象に取る《スーパーバースト・ショット》、それを内蔵した《火焔タイガーグレンオー》、さらには《スーパーバースト・ショット》のコストが半分になった《ゼンメツー・スクラッパー》など上位互換に近いカードが多数登場しており、現在は除去カードとしては一線を退いている。

自分のクリーチャーも巻き込むデメリットを逆手に取りスーサイド戦術を行えるのが唯一の差別化点であったが、DMEX-12にて2コスト軽い《クリムゾン・ビクトリー》が登場。あちらはコスト8のクリーチャー面があるツインパクトのためガチンコ・ジャッジにおいてもこちらより強く、事実上の完全上位互換である。
これによりクリーチャーの性質を持つことが明確な弊害になる、または同様の効果を持つ呪文を5枚以上入れたいといった場合でない限り採用されることはほぼなくなった。

  • 長期の絶版が続き、現在は入手も難しくなっている。
  • DM-30で類似効果を持つ《超鯱城》が登場。あちらの方が早いターンに出せるが、こちらは自分のpigの能動的使用が可能であり、デッキにパワー2000以下のクリーチャーが入っていなければ効果に大差は無い。
  • 初登場時はアンコモンだったが、1枚で複数クリーチャーを破壊できるアドバンテージ量はこのレアリティに相応しくないと判断されたのか、再録された際DM-18ではレアに格上げされた。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-01のベリーレア、コスト6、S・トリガーサイクルとして登場した。
TCG版時代のアンコモン・レアからさらに格上げされている。

5枚のうち唯一自分も被害を受けてしまう。また火力の定めとして、使い勝手は環境にかなり左右される。

DMPP-01環境では《アクア・ハルカス》などパワー2000以下に使いやすいクリーチャーが多く、使えば広範囲の相手クリーチャーを焼き払えるが自分も同様に大きな被害を受けることになりがち。そのためほぼ【ボルメテウスコントロール】の専用カードのような立ち位置にあった。

DMPP-02環境では【青赤リーフ】【赤緑速攻】の対抗カードとして【ボルメテウスコントロール】以外でも採用が見られるようになった。

DMPP-03環境では【ダイヤモンド・ブリザード】にも有効であるため、第2弾環境と同様に広く採用された。

DMPP-04DMPP-05環境でも速攻対策に用いられていたが、手打ちしやすい《ファントム・バイツ》が優先されることも。

DMPP-06環境ではついに本家での対抗馬である《地獄スクラッパー》が登場した。速攻においても《無頼勇騎ゴンタ》《血風神官フンヌー》といった《バースト・ショット》では倒せないクリーチャーは珍しくなくなってきたため、速攻対策としてはこちらに枠を譲ることが多いだろう。
《地獄スクラッパー》よりコストが1小さい点も、速攻メタとして使う場合は基本的にS・トリガーで唱えるため優位性としては乏しい。

DMPP-07期では、《ロスト・チャージャー》《黒神龍グールジェネレイド》を確定で墓地に落としたい場合、コストの関係から《地獄スクラッパー》より優先される可能性も生まれた。

DMPP-10EXでは、S・トリガー獣cipで相手のみに《バースト・ショット》効果を放つ《火焔タイガーグレンオー》が登場した。もはやTCG版同様、自分のクリーチャーを巻き込むデメリットを逆に利用することを考えないと採用は極めて困難となってしまった。
一応、《火焔タイガーグレンオー》《ロスト・チャージャー》との兼ね合いや、デュエプレ特有のバトルゾーン枠7つが埋まっていると使用不可となるなど、限定的な状況で自軍を巻き込む以外の差別化方法がないわけでもない。

  • 発動した際は、いくつもの弾痕がバトルゾーン全体に刻まれる演出が入る。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考