《ピーカプのドライバー》

ピーカプのドライバー R 火文明 (2)
クリーチャー:ゼノパーツ 1000
このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。
TT−相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。

DM-06で登場したゼノパーツ

タップ能力《クリティカル・ブレード》が撃てる。

対象となる相手クリーチャーブロッカー能力を有していれば、サイズを問わず破壊できるのが強み。このクリーチャーが立っているだけで、相手は迂闊にブロッカーを召喚することができなくなる。
自身のパワーは1000しかなく場持ちは悪いが、うまく噛み合えば本来のスペックを遥かに超える活躍が見込めるだろう。
同じく【速攻】のブロッカー対策としてメジャーな《火炎流星弾》と比べると、クリーチャーなので最低限アタッカーとして運用する事ができ、完全に腐ることがないのが利点。

難点はコスト2なうえタップ能力に1ターン待つ必要があるため、速攻のブロッカー対策としては遅いところ。
他の除去手段を併用する等して、このカードだけに頼らない構築にする必要がある。

環境において

かつては【赤単速攻】などの【速攻】においてブロッカー破壊ウィニーとして一級品の強さを誇った。
【赤単速攻】の2コスト枠は超がつく激戦区であるが、その枠を割く価値は十分にある実力を持っていた。

《クリティカル・ブレード》《火炎流星弾》などと比べ、こちらはタップ能力なのでクリーチャーの攻撃後でも使用できるという地味な利点がある。
S・トリガーでブロッカーが出てきた時にはそのまま除去できるため、柔軟性に優れていた。

【ボルバルステロイド】ビートダウン型の【ボルバルブルー】でも使われることがあった。その中でも速度に寄せた型での採用が中心であった。

《蒼黒の知将ディアブロスト》が登場すると、このカードの除去効果は実質的な《デーモン・ハンド》になるという抜群の相性を見せ、【ディアブロストコントロール】で活躍する。

しかしパワー1000のため殴り返しに弱く、後に《ローズ・キャッスル》が登場すると場持ちの悪さがより顕著に。そのため【速攻】のブロッカー対策としてもより即効性のある《パワフル・ビーム》《ハンマー野郎 オニドツキ》が優先されるようになり、採用率は大きく落ちた。

またライバルとなる2コストウィニーエキスパンションを重ねるごとに登場しており、特に攻撃時にブロッカーを破壊する《音速 メテオ08》の登場後は、通常の【速攻】に入る余地もほぼなくなってしまった。
現在の居場所は不必要に相手のシールドをブレイクしない点を活かした運用ができる【超神機鎧冑ゼノメノン】や、ゼノパーツ種族デッキなどに限られる。

その他

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


公式Q&A

Q.《ラッシュ“ATK”ワイルド》《瞬閃と疾駆と双撃の決断》の「このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。」能力で《ピーカプのドライバー》を選びました。この《ピーカプのドライバー》の「タップ能力」を起動した場合、アンタップできますか?
A.いいえ、攻撃の終わりに誘発する能力ですので、「タップ能力」を起動した場合アンタップできません。

+  (総合ルール 510.1)

引用元(2020.11.13)