《レッツ！
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| レッツ！鳥鍋パーティー R 闇文明 (6) |
| 呪文 |
| 相手のファイアー・バードをすべて破壊する。 |
効果範囲が相手クリーチャーのみとは言え、ファイアー・バード限定という条件はかなり狭い。相手がファイアー・バード、あるいは火中心のドラゴンデッキでもない限り大きな効果は望めない。
ファイアー・バードはパワー1000〜2000がほとんどなので、《ローズ・キャッスル》で事足りてしまうことが多く、汎用性が低く、6マナと重いこちらを採用する意味が薄い。同コストにはS・トリガーまで持つ確定除去の《デーモン・ハンド》、同パワー域を狙うにも《ゼンメツー・スクラッパー》等が既にあり、使い勝手でもそれらに遠く及ばない。
1枚挿ししたこの呪文を《邪眼皇ロマノフI世》で山札から落としてきて唱える、というシルバーバレット戦法も検討できるが、それならば《魔弾ロマノフ・ストライク》で足りる。全体除去が欲しい場合は素直に《アポカリプス・デイ》や《ボルシャック・スーパーヒーロー》などを採用した方がいいだろう。
数少ない利点は【カウンターマッドネス】で複数飛び出してきた《翔竜提督ザークピッチ》を自軍に被害を及ぼすことなく一気に排除できる事、《キャプテン・ドラッケン》で飛び出してきたファイアー・バード軍団を鍋にまとめて放り込んでやれる事。
しかし、【カウンターマッドネス】相手にマッドネスを起動させている、【連鳥】で《キャプテン・ドラッケン》が出てしまっている時点で大勢は決しているので、やはりこのカードである意義は皆無だろう。
また、コスト6という点では、唱える前に相手のファイアー・バードがバトルゾーンを離れてもういない、殴り切られて負けたなどが起こり得るため、手札に残しても使わなかったというケースも少なくはない。
種族指定の除去という腐りやすさの時点で、遊び心以外に使用価値は無い。良く言えばネタカード、悪く言えば地雷である。同じレアリティに《超次元ガード・ホール》があった事も相まって、大変ガッカリなカードになってしまっている（アンコモン以下だったからといって使用率はお察しではあるが）。
使い道の無さではゲーム内でも随一である。いくらなんでも、もう少し汎用性の高い種族を指定するかコストが軽くても良かったはずだろう。