闇侯爵(やみこうしゃく)ハウクス》

闇侯爵ハウクス R 闇文明 (6)
クリーチャー:ダークロード 5000
このクリーチャーが破壊された時、各プレイヤーは自身の手札をすべて、それぞれの墓地に置く。

DM-06で登場したダークロード

pigで、すべてのプレイヤー《ロスト・ソウル》を強要する。プレイヤーの腕が試されるカードである。

マッドネスコンセプトとしたデッキに組み込む等、使い方によってはかなりのアドバンテージが取れる。
だがタイミングが計りづらく、単にオールハンデスをしたいだけならそれこそ《ロスト・ソウル》で充分な場合が多かったためデッキに入ることは少なかった。

しかし特に再録がなく「破壊された時」ではなく「バトルゾーンから墓地に置かれた時」という旧pigのテキストのままであることから、2017年11月14日に「どこからでも墓地に置かれた時」の《一なる部隊 イワシン》に関して「進化クリーチャー墓地に置かれる時、その下に《イワシン》があれば《イワシン》の効果が使用できる」という正式回答が出ると突如注目を集めた。進化元が墓地送りになる場合はクリーチャーとして墓地に置かれるわけではないが、その理屈からするとただ単に「バトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」とある《ハウクス》についても、進化元封印として墓地に落ちた場合に能力を使用できるのではないかという解釈ができるようになり、同様の事務局暫定回答(2017年11月18日)も出るに至った。

そうしたことから徐々にポツポツと【レッドゾーン】でも使用されるようになり、これを採用するタイプの【ハウクスバイク】も成立。従来の【レッドゾーン】では手札補充役としてやや落ち目だった《超音速 ターボ3》も再び重視されるようになった。

2018年2月22日にはその墓地送りトリガー能力について、正式回答として改めて同様の裁定が下っていたが、その後2019年10月2日の正式回答で不可能になった。【ハウクスバイク】は消滅し、約2年弱に渡る活躍の幕は下りた。

旧テキスト

闇侯爵ハウクス R 闇文明 (6)
クリーチャー:ダークロード 5000
このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき、各プレイヤーは自分自身の手札をすべて、それぞれの墓地に置く。
  • 【シノビドルゲーザ】は構築研究によって生まれた2者の共闘関係が数年の時を経て公式の手で背景ストーリーへと反映されたことで話題となったが、こちらの【ハウクスバイク】は背景ストーリー上の設定でしかなかった火との共闘関係が数年の時を経て構築研究によって実現したという更に奇妙な例である。

フレーバーテキスト

収録セット

参考