奇石(きせき) トランキー/アイ・オブ・ザ・タイガー》

奇石 トランキー VR 光文明 (7)
クリーチャー:メタリカ 6500
W・ブレイカー
自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、攻撃できない能力を無効にする。(ただし、そのクリーチャーの召喚酔いは無効にならない)
自分のターンの終わりに、自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべてアンタップする。
アイ・オブ・ザ・タイガー VR 光文明 (4)
呪文
カードを1枚引く。その後、コスト5以下の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

DMRP-06で登場したメタリカ呪文ツインパクト

クリーチャー側はブロッカーの攻撃できない効果の帳消しに加え、ターン終了時のアンタップを付与する。ただし、アンタップは強制であり、《地獄門デス・ゲート》などアンタップしているクリーチャーを対象にとる除去に狙われやすくなる点も考慮しておきたい。

呪文側はドローブロッカーコスト踏み倒し
《スターゲイズ・ゲート》と対比しても、コスト制限はあれど、ドローできる点、コストが1軽いことや進化でも出せるを生かせば、軍配が上がることもある。

コスト4以下でありブロッカーを出せることを活かし、《龍素記号wD サイクルペディア》と組み合わせるのも1つの手。新たな型の【白青黒GRハンデス】を作れるかもしれない。

ルール

環境において

登場当初は程無くして【エビートミラダンテ】の主要パーツとして注目された。

《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》が登場すると早出し手段として評価されたが、後にコスト1上の文明違いに《生命と大地と轟破の決断》というカードパワー汎用性が段違いに高いカードが登場すると、結果として【白緑ファイブスター】でもこちらではなくあちらが使われる事態となった。

現在は《生命と大地と轟破の決断》殿堂入りもあって採用率は回復。【ガリィングマール】でも使われる様になった。

2023年の盆休み明けにはオリジナルのチャンピオンシップで優勝した【白青黒ハンデス】において《龍素記号wD サイクルペディア》早出し手段として使われた。以降何例かそのような型が上位入賞した。

2023年12月初頭には【黒緑アビスロイヤル】に《奇石 トランキー/アイ・オブ・ザ・タイガー》などを入れた【白黒緑アビスロイヤル】なる派生形が結果を出している。
最速3ターン目に《アイ・オブ・ザ・タイガー》経由で《謀遠 テレスコ=テレス》を出すのが光入りの大きな目的。

DM23-RP4発売約1週間前には、【白青アーテル】なるデッキが結果を残した。《アーテル・ゴルギーニ》《イグゾースト・II・フォー》《蒼狼の大王 イザナギテラス》リアニメイトし、そこから放つこのカードの呪文面や《緊急再誕》で2枚目以降の《アーテル・ゴルギーニ》を出し、連鎖の最後に《ダイヤモンド・ソード》を唱えれば、《ボン・キゴマイム》G・ストライク《「すべて見えているぞ!」》などの攻撃制限を全て貫通するワンショットができる。

その他

  • カード名の由来はタイガーアイ(虎目石)。虎の毛皮のような黄色と黒のストライプと、ネコ科特有の目のような光を放つ石である。
    • もしくはアメリカのロックバンド、サバイバーの楽曲「アイ・オブ・ザ・タイガー」とのダブルミーニングか。この曲は映画「ロッキー3」のテーマ曲として有名であり、クリーチャー側の名前はそれとかけ合わせている可能性が高い。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考