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五極 ギャツビー VR 光文明 (9) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 11500 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置き、もう1枚を手札に加える。 |
DMR-18で登場したエンジェル・コマンド/侵略者。
そのスペックは《天運の精霊龍 ヴァールハイト》の上位種といったところ。
専用デッキでないと活躍しづらい九極シリーズのカードにしては珍しく中々の汎用性を誇る。
コストが高く、主に《ヘブンズ・ゲート》等で踏み倒すことが主となるだろう。
同コストに《奇跡の精霊ミルザム》や《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》が存在する事を考えると、cipでのシールド追加と手札補充はいささか物足りない印象を受けるが、その分堅実に働く能力とも言える。
とはいえ、他にも優秀な戦力の多い【ヘブンズ・ゲート】の枠に入るかは微妙なところなので、このクリーチャーならではの利点を見つけたい。
同エキスパンション収録の《超九極 チュートピア》との相性は中々で、運は絡むもののそちらを手札に加えた上で自身が侵略元になることが出来る。これは上記の《奇跡の精霊ミルザム》などには出来ない芸当である。
《奇跡の精霊ミルザム》もこのクリーチャーも《ヘブンズ・ゲート》で出す事ができるので、【九極侵略】では両方採用するのも良いだろう。
当初は《奇跡の精霊ミルザム》が無制限であったことから酷評が相次いだが、革命編のブロック構築では利用価値があった。その後、2016年2月28日に《奇跡の精霊ミルザム》が殿堂入りしたこともあり、このカードが【ヘブンズ・ゲート】に採用されるケースも増えてきた。
実際、新殿堂レギュレーション導入後初の大会となる「デュエルマ☆スターカップ全国大会2015 日本一決定戦」で優勝した【ヘブンズ・ゲート】にはこのカードが投入されており、ポテンシャルの高さを見せつけた。
DMRP-13で上位互換の《「絶対の楯騎士」》が登場。こちらはエンジェル・コマンドである事やコスト9である事などで差別化する必要に追われた。