剛撃無双(ごうげきむそう)カンクロウ》

剛撃無双カンクロウ SR 自然文明 (9)
クリーチャー:アース・ドラゴン/ジャイアント/サムライ 19000
W・ソウル
リベンジ・チャンス−各ターンの終わりに、バトルゾーンに相手のコスト11以上またはパワー18000以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
Q・ブレイカー

DM-38で登場したW・ソウル持ちのアース・ドラゴン/ジャイアント/サムライ

相手のコスト11以上かパワー18000以上のクリーチャーに反応するリベンジ・チャンスを備え、状況次第ではコスト踏み倒し召喚できる。

最大の特徴であるリベンジ・チャンスの条件は「相手の場にコスト11以上かパワー18000以上のクリーチャーがいる」というもの。

相手が意気揚々と出したフィニッシャーに反応して巨大なQ・ブレイカーを出すことができるので、非常に奇襲性が高い。
下手をすれば返しのターンシールドを全てブレイクして1ショットキルできることもある。

かなり大型のファッティを対象にしており、【速攻】およびビートダウン相手では殆どの場合腐るのが欠点。
《超獣軍隊 ベアフガン》なら踏み倒し範囲だが、ブレイク数の高い其方を食い止めるのは容易ではなく、速攻相手でも殴り返す機会は少ない。
デッキフィニッシャーパワー18000、またはコスト11になる場合は意外と少なく、どんな相手にも刺さるわけではない。

メタを張れるのは、主に覚醒後のサイキック・クリーチャーである。
覚醒または覚醒リンクしたサイキック・クリーチャーは大抵サイキックコストが11を超えているので、条件を満たしやすい。

もしくは、コストを合計で計算するゴッドゴッド・ノヴァか。2体程度のG・リンクならば楽々殴り返しができるパワーが頼もしい。

他にはゼニスという高コストパワーの仮想敵が存在するが、よく使われる《「智」の頂 レディオ・ローゼス》にはギリギリ引っかからず、同じく使用率が高い《「祝」の頂 ウェディング》も強力なハンデスを持っているため、全く対策になっていない。

ドラゴンを封殺する《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》および召喚されたら次のターンが回ってくるとは限らない《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》にも効果が薄い。

よって、基本的にはサイキック・クリーチャーゴッドメタとして運用することになるだろう。
他にはウィニーサイキック・クリーチャーを根絶する《暴走龍 5000GT》相手にも有効。

また王来篇で登場した《禁断英雄 モモキングダムX》はわずか2コストながらリベンジ・チャンスの対象になる。
相手のターン中に出るため、よく併用される《キャンベロ <レッゾ.Star>》の1体制限にも引っかからない。
他にも《白皇世の意志 御嶺》《DARK MATERIAL COMPLEX》など、カードプールの増大に伴い、このカードに引っかかる相手は増えつつある。

リベンジ・チャンスの対象となるファッティを相手にする時には、このクリーチャーが活躍することになるだろう。

逆に、自分がコストの大きいクリーチャーを使用する際には、場を見極めないと次のターンにいきなりQ・ブレイカーが飛んでくる可能性があることを覚えておこう。

  1. 使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言をターン・プレイヤーが行う。
  2. ターン・プレイヤーの待機状態の効果を処理する。
  3. ターン・プレイヤーの待機状態の効果がすべてなくなったら、使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言を非ターン・プレイヤーが行う。
  4. 非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理する。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻る。
  • 《剛撃竜騎ヴィレム海舟》とも相性が良く、能力で参照する3つの種族を全て持っているため柔軟な対応をしやすい。このクリーチャーを3枚持ってくることも可能であり、状況次第では一気に展開して勝負を決めることができる。

デュエル・マスターズ プレイスでは

剛撃無双カンクロウ VR 自然文明 (9)
クリーチャー:アース・ドラゴン/ジャイアント/サムライ 19000
各ターンの終了時、相手のコスト11以上またはパワー18000以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに自分の手札から召喚する。
バトルゾーンに出た時、相手の最もパワーの大きいクリーチャー1体をマナゾーンに置く。(複数あるなら、ランダムに1体)
Q・ブレイカー

DMPP-14で実装。レアリティベリーレアになり、W・ソウルが消去、リベンジ・チャンスが強制のテキスト効果になり、cipで相手の最もパワーの大きいクリーチャー1体をマナ送りにする能力が追加された。

マナ送りにする能力追加のおかげでサイキック・クリーチャーメタとして更に磨きがかかった。

ライブラリアウト寸前までもつれ込んだ場合には、手打ちで面処理しつつ4打点になるため踏み倒せなかった場合でも活躍の機会は十分ある。

DMPP-13DMPP-14でのコスト11以上で使用率の高いサイキックは解除を持っていたためいまいちだったが、DMPP-15では解除を持たない《超時空ストーム G・XX》を簡単に処理できるので注目されている。

一部のゴッド・カードにも有効。アンタッチャブル《G・A・E・ペガサス・レオパルド》や、驚異的なフィニッシャーである《龍神ヘヴィ・メタル》および《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》を除去できる。

名目コストが20の《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》にも《剛撃無双カンクロウ》の登場条件と次の墓地利用に使わせないマナ送り効果自体は刺さる。ただし《M・R・C・ロマノフ》の着地を許した時点でゲームエンドの可能性が非常に高く、タップインさせるなど出たターンにメテオバーンを使わせないことも必須。

  • 《緑神龍ガミラタール》cip無視された状態でコスト11以上またはパワー18000以上を引きずり出せば、そのターンの終わりに《剛撃無双カンクロウ》を出しつつその大型クリーチャーをマナ送りできる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考