黒神龍(こくしんりゅう)ベルザローグ》

黒神龍ベルザローグ SR 闇文明 (9)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 14000
T・ブレイカー

DM-15で登場したドラゴン・ゾンビ
サイズが大きいこと以外に特にこれと言った特徴の無いファッティ

《グラディアン・レッド・ドラゴン》《ガウレザル・ドラゴン》等と比べるとコストパフォーマンスはまだマシだが、特殊能力無しの準バニラは冷遇されており、このカードもその例に漏れず使われることは少ない。

現在では、同コストにパワー23000でQ・ブレイカー《緑神龍ディルガベジーダ》が登場してしまっており、文明の違いを考慮してもスケール不足な感は否めない。

それらと比べた時のメリット種族ドラゴン・ゾンビであること。《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》墓地からコスト踏み倒しできるので、早期にバトルゾーンに出すこと自体はそう難しくない。

だが、1コスト下には除去サルベージができる《偽りの名 ヤバスギル・スキル》がいるため、大抵はそちらが使用される。【グールジェネレイド】でも、《マイキーのペンチ》リアニメイトして1ショットキルを狙うために《魔龍バベルギヌス》が採用されることが多く、立場はなかなか厳しい。

もっとも、ドラゴン・ゾンビには珍しいパワー偏重のカードなので、豪快さを求めてこちらを使ってみるのも悪くないかもしれない。《超竜バジュラ》《聖霊王アルカディアス》に殴り返されないだけのパワーは持っており、出されると意外と対処に困るカードである。

ただし、出しただけでは何の仕事もできない点には注意。召喚酔いでもたついている間にブロッカー除去で対処されてしまうことも珍しくない。

あえて使う場合は《黒神龍グールジェネレイド》墓地に落として除去を牽制したり、何らかのカードスピードアタッカーにするなどの工夫が必要だろう。

デュエル・マスターズ プレイスでは

黒神龍ベルザローグ R 闇文明 (9)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 14000
T・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、相手は自身の手札を2枚捨てる。

DMPP-07で、レアリティレアになって登場した。cipで2枚セルフハンデス(コスト5の《デモニック・バイス》相当)が追加された。
TCG版の時点でコスト論よりパワーが1000上回っていたが、その変更によりそれ以上にコスト論を上回るスペックを持つことになった。

コストの重さは相変わらずだが、バトルで負けることはほぼなく反撃の手札を刈り取りながら現れるファッティは中々に強力。

  • 【カチュアシュート】の弾丸としても採用価値がある。シールド破壊の《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》、盤面制圧の《緑神龍ディルガベジーダ》、そして相手リソースを断ち切る《ベルザローグ》と見事に役割分担が出来ている。
    • 好きな場面で発動できる《デモニック・バイス》が弱いわけがなく、様々な場面で活躍するが、特に威力を発揮するのは相手が《サファイア》を小型ブロッカーで凌ごうとする時である。山札に《サファイア》を残しつつ、相手が《カチュア》の為にキープしている除去札を奪い取る。《カチュア》の生存にも繋がる、非常に強力な一手だと言えるだろう。
  • SPルールマッチの「スタートチャージ10」においてはかなり強力なカードとなる。単に超パワーの打点かつ、相手の初期手札を刈り取る2ハンデスも兼ね備えている。
    • ただし、このルールでは今引き1枚で形勢逆転はおろか最悪リーサルすらありうるためハンデスそのものの信頼性が低く、どのデッキでも採用されるほどの汎用性はない。

フレーバーテキスト

  • DM-15DMPP-07
    この龍は闇に潜むのではない。この龍こそが闇なのだ。
  • DMX-19
    闇。それはなにも見えないということだと人々は考えた。闇を恐れた人々は、対抗するために光を生み出し、自分たちを導いた。人の意志こそが真の光である。...だが、人智を超えた闇そのものを相手にしては、意志の力もただただ儚い。

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考