呪縛(じゅばく)剣豪(けんごう)バロスト》

呪縛の剣豪バロスト SR 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーが破壊された時、すべてのクリーチャーを破壊する。

DM-09で登場したデーモン・コマンド

全体除去という派手なpig能力を持ち、決まればバトルゾーンリセットできる。

しかし8コストと重いうえ、能力に即効性がなく使いづらい。pigシールド送りマナ送りでは発動しないため、出しても破壊以外の手段で除去されることが多い。特に軽いマナコストバウンスされるとテンポアドバンテージを大いに失う。
また、自分のクリーチャーも巻き込むため、非常に扱いづらい。下手に自分のクリーチャーを展開した後で破壊されると非常に大きなディスアドバンテージとなってしまう。他のpig持ちを並べておくなど工夫したい。

除去持ちのデーモン・コマンドでは《魔刻の斬将オルゼキア》《狼虎サンダー・ブレード》の方が大抵はいい仕事をしてくれるだろう。当初はコンボ用やメタカードとして扱わない限り活躍は見込めないとされていた。

旧テキスト

呪縛の剣豪バロスト SR 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき、バトルゾーンにあるクリーチャーをすべて持ち主の墓地に置く。

旧裁定では、「このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」の能力は、封印として墓地に落ちても能力が発動するという裁定だった。その後、このテキストは「このクリーチャーが破壊された時」と同義とするエラッタがなされ、封印として墓地に落ちても能力が使えなくなった。

旧裁定では、曖昧なテキストのおかげで当初とは比べ物にならないほど緩い条件で能力トリガーすることができるようになったため、裁定によって大分救われた結果となっていた。

それでも封印として原則としてコマンドバトルゾーンに出したことよって封印を外しているということであり、【レッドゾーン】ではこれは自身のビートダウンの阻害になりかねないため、同じような裁定の《闇侯爵ハウクス》よりは活躍していたとは言い難い状況。その後2019年10月2日の正式回答で上記のような扱いは不可能になった。

さらに、DMEX-08に再録された際に他のpigと同じ様に破壊されたときとテキストが修正された為、今後裁定が覆ろうとも以前の挙動を取ることができなくなった。
(他の『墓地に置かれたとき~』とテキストで表現しているクリーチャーも多々再録されている為、上記の裁定の是正処置といったところであろう)

その他

  • ミスティ・レポートによると、このクリーチャーは悪魔神復活のための生贄にされたクリーチャーである。
    最初の悪魔神である《悪魔神バロム》はバロストの無念と怨念によって形作られた存在だった。しかし、一度悪魔神の姿が「バロム」として認識されたことで信仰を集めると、邪霊神官たちは生贄を使って「バロム」を呼び出すことを可能とした。
  • イラストでは手に大きな釘がねじ込まれており、赤い板を背に乗せた姿もあって、磔台から逃れた様である。「バロスト」と言う名前と、復活して「悪魔神」になる設定から、モチーフはイエス・キリストだろう。

デュエル・マスターズ プレイスでは

呪縛の剣豪バロスト VR 闇文明 (6)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
W・ブレイカー
破壊された時、すべてのクリーチャーを破壊する。

DMPP-02でレアリティがベリーレアになって実装。

召喚コストが2下がったことで出しやすくなった。

コストを見るカードとの相性が変わった。例えば《スパイラル・スライダー》の適用範囲内に入ってしまったり、《ヒラメキ・プログラム》でコスト9ではなくコスト7を踏み倒すようになったなどがある。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ プレイス

参考