長鼻類(ちょうびるい) マンモスドン》

長鼻類 マンモスドン C 自然文明 (6)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
W・ブレイカー

DMR-13で登場したジュラシック・コマンド・ドラゴン

《怪力ネムノキ》《奔々の信徒 オシャマンベ》同型再販

登場時点で既に同エキスパンション《節食類怪集目 アラクネザウラ》完全下位互換という悲しい存在である。

W・ブレイカー以外の能力を持たないため、戦略上の価値は無きに等しい。フレーバーテキストにある「マンモスドン帝国」の行方に期待されていたが、以降のカードでは全く言及されないままドラゴン・サーガが終わってしまった。十王篇現在、「マンモスドン帝国」について語られているのはいまだこのカードのみである。

  • DMR-23の背景ストーリーではドラゴンの絶滅について語られており、ついに本当の意味でマンモスドン帝国は永遠にやって来なくなるに至った。
  • 『デュエル・マスターズ 超全集 DS』には「マンモスの時代なら超絶切り札だったハズ!!!…とはいえ、龍(ドラゴン)なので各種サポートが受けられる!!」という悲哀を誘う寸評が書かれている。
  • ネタカードとして知られる《暗黒の騎士ザガーン》は6マナパワー7000のW・ブレイカー。レアリティが違うとはいえ、初弾のカードに性能が負けているのは悲しい。
  • 実物のカードでは「マンモス」と「ドン」の間に、半角スペースほどではない間隔が空いている。

ガンガンマンモスマンモスドン

  • 雑誌『カードゲーマー vol.16』で、このカードの性能面には特に書くことがなかったからか、以下の文章で解説を済ましていた。公式からもネタカード扱いされている。
このカードが最強デッキである「ガンガンマンモス」に入ることにより、名前が「ガンガンマンモスマンモスドン」になる。もしデッキに《ドンドン吸い込むナウ》が入っていたら、それは「ガンガンマンモスマンモスドンドンドン吸い込むナウ」だ!

「デッキ名で遊ぶ」という概念は他のTCGでも時折見受けられる概念だが、この「ガンガンマンモスマンモスドンドンドン吸い込むナウ」はその名前のインパクトもさることながら、熟語同士の繋ぎ目で単語被りが起きているという点が特に一部のファンの間で人気を博し、カードプールの拡張と共にその長さが広げられていった。

《歓楽龍 ガルザ・ガルザ・ガルザ》の登場によって成立した、同様に言葉の繋がりを意識したデッキ【ガルザガルザガルザガルザーク】が成立した際にこのデッキと結び付けられ、《説対防御 マンガン》を利用して二つのデッキが繋がり「ガルザガルザガルザ ガルザーク ザック ザクザク ザクロック ロッククロックロク ロックマン マンガン ガガンガンガガン ガンガンマンモス マンモスドン ドンドンパンパン パンプパンプパンツァー」が成立した。

最も有名なのは上記のパターンだが、《ドンドン&パンパン》と《パンプパンプ》を抜いて「マンモスドン ドンドド ドンドド ドドド ドドンガ 我我我我臥牙 ガルザガルザガルザガルザーク…」と繋ぐとデッキ名でループできる。

その後もこの名前に割り込めるカードが登場する度に、にわかに話題になることがある。特に《ガル・ラガンザーク》はこのデッキの知名度が増した《ガルザ・ガルザ・ガルザ》の登場以降に登場したため、このデッキの話題が再燃することになった。《神滅竜騎ガルザーク》の場所にかわりに挟めば3文字分の文字アドバンテージを得られる。

デッキ名を伸ばしたいと考える人がいる限り、その可能性は無限大と言える。「我臥牙牙神兵ガンガン・マンモスマンモスドン」など、より少ないパーツでループが成立するものを探してみるのも面白いだろう。

関連カード

相互互換

フレーバーテキスト

  • DMR-13
    サソリスは高い木のどんぐりを手に入れるために鼻の長いドラゴン、マンモスドンを生み出した。そのマンモスドンが異常繁殖し、「マンモスドン帝国」が誕生する日が来るのは先の話だ。

収録セット

参考