怒号(どごう)大地(だいち)ガルボザック》

怒号の大地ガルボザック UC 自然文明 (7)
クリーチャー:ガイア・コマンド 6000
W・ブレイカー
ブレイク・ボーナス
BB-自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。

DM-33で登場したガイア・コマンド
ブレイク・ボーナスで大幅なマナブーストを行う能力を持つ。

ブレイク・ボーナスが決まれば一気に4マナも増える。成功した時のマナはこのクリーチャーを普通に召喚していれば最低11マナ、使えるころには最大13マナにまで到達し、相手のシールドが2枚削られていることも考慮すれば、そう簡単には覆せない程のアドバンテージを稼ぎ出すことができる。

しかし、上記はあくまでブレイク・ボーナスが成功すればの話であり、それ故の安定感のなさがどうしても目につく。また、攻撃するにしてはパワーが6000と低く《威牙の幻ハンゾウ》《破壊者 シュトルム》の射程内であるのもつらいところ。単にマナブーストするなら《龍仙ロマネスク》《恵みの大地ババン・バン・バン》などのcip持ちに任せた方が確実だろう。
また、攻撃しながらのマナブーストという面に関しても《スーパー大番長「四つ牙」》が存在しており、進化ではあるもののビーストフォーク進化と比較的使いやすく、即効性や安定性もあるため、ビートダウンに組み込むにしてもこちらに勝る要素は少ない。

それでも、ブレイク・ボーナス故に成功時のフィールドアドバンテージは凄まじいものがあり、シールド2枚削った上で4マナ加速して場に6000の打点が残って・・・その上にタイムラグ故に1ターン中にほかの行動も合わさって飛んでくるため密度がすさまじく、返しのターンに巻き返すのは極めて困難。

よって、専用構築にはなるが、実質的なフィニッシャーとして運用してやると、ほかのブーストカードには見られない輝きを見せてくれる。また、独特の使用感があるため、上手くかみ合うデッキがあればちゃんと膨大なアドバンテージを稼ぎ出してくれるだろう。
運用性が悪いため、適当にこのカードを採用してもお荷物になりかねない。基本呼ばれることはないだろうが、頭の片隅にいれておいても損はないだろう。

  • キリフダッシュと非常に相性が良く、ブレイク・ボーナスで増やしたマナをそのままキリフダッシュのコストに充てる事が出来る。4マナも増えれば大体は発動させられる。

フレーバーテキスト

  • DM-33
    我が怒りの矛先は、命にあらず。大地を汚すその怨念に向けるものなり!――怒号の大地ガルボザック

収録セット

参考