二刀龍覇(にとうりゅうは) グレンモルト「(キング)」》

二刀龍覇 グレンモルト「王」 VR 火文明 (10)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 9000
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、火のコスト5以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(このクリーチャーに装備する)
マナ武装 7:このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、火のコスト6以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。
同じ名前のウエポンを2枚以上、このクリーチャーに装備することはできない。

DMR-15で登場したガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー

出るだけでドラグハート・ウエポンを2枚装備できるドラグナー
しかしその強力さ故にコストは10と重く、1枚は無条件で装備できるが、もう1枚のコスト6以下のドラグハート・ウエポンを装備するにはマナ武装7を満たす必要があるため、赤単及び【準赤単】での運用が主となるだろう(→【モルト「王」】)。
このクリーチャーを使うとなればやはり《無敵王剣 ギガハート》を使いたいところ。
《銀河剣 プロトハート》も装備すればこのカード1枚で龍解条件を達成させられる。

《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》を装備するのも悪くない。
相手のタップされているクリーチャー1体ともう1体のクリーチャーがいれば《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》能力クリーチャーバトル破壊し、タップされているクリーチャー攻撃して破壊し、《勝利の覇闘 ガイラオウ》に龍解、そして《勝利の覇闘 ガイラオウ》攻撃後、《最強熱血 オウギンガ》龍解と流れるような龍解を達成できる。

  • 初のベリーレアドラグナーであるため、集めるのには一苦労。さらにベリーレアでありながらDramatic Cardが存在し、カートンに2枚程度しか入っていないシークレット並にレアなものとなっている。
    • なお発売時のコロコロコミックでは、「通常のベリーレア版に加え、このドラマティック版が入っているから、出る確率は2倍!!!二刀流をみんなに味わってもらうために大放出してるゾ!!!」など、あたかも封入率が大幅に緩和されているかのような記載があり、モルト王本人も「俺は出やすいぜ!!!」と発言する演出がなされている。しかし実態は上述の通りの渋さであったため、この謳い文句は嘘っぱちであったと言わざるを得ない。

その他

デュエル・マスターズ プレイスでは

二刀龍覇 グレンモルト「王」 VIC 火文明 (10)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 9000
ビクトリーアイコン
W・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、自分の超次元ゾーンからコスト5以下の火のウエポン1枚を出してもよい。(このクリーチャーに装備する)
マナ武装 5:バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、自分の超次元ゾーンからコスト6以下の火のウエポン1枚を出してもよい。(このクリーチャーに装備する)
同じ名前のウエポンを2枚以上、このクリーチャーに装備することはできない。

DMPP-23で実装。ビクトリーになった。それに伴いビクトリーアイコンを獲得した。
入手すると《無敵王剣 ギガハート》/《最強熱血 オウギンガ》《銀河剣 プロトハート》/《星龍解 ガイギンガ・ソウル》が付いてくる。

ウエポンを出す効果はどちらも任意になり、マナ武装条件が7から5に緩和された。

前者の任意化自体は他のドラグナーと同様の変更だが、このクリーチャーでは仮に強制だと盤面5つが埋まっている状態で6つ目に《二刀龍覇 グレンモルト「王」》を出すと、先に「コスト5以下の火のウエポン1枚」で上限になってしまい、より優秀な「コスト6以下の火のウエポン1枚」が必ず失敗してしまうところであり、現実的に恩恵がある。

後者のマナ武装軽量化は、元々はコスト7でマナ武装5の《怒英雄 ガイムソウ》が条件達成時に《二刀龍覇 グレンモルト「王」》を踏み倒しすると、《モルト「王」》もマナ武装を達成しているデザイナーズコンボだったのだが、後述する《怒英雄 ガイムソウ》ナーフにより大きく損なわれた。
加えてDMPP-24環境では呼び出し手段が数少ない《無敵王剣 ギガハート》は、貫通には物足りない、無対策の相手にオーバーキル、《ギガハート》を抜いて《王・龍覇 グレンモルト「刃」》用の超次元ゾーンにしたほうが汎用性が高いと3重の逆風を受けた。

《銀河剣 プロトハート》or《無敵剣 プロト・ギガハート》/《無敵王剣 ギガハート》で、(2回攻撃していない場合)紫電効果オールタップ耐性、1度だけのカードの効果による除去耐性、攻撃中の破壊耐性でS・トリガーで止めることはかなり難しい。ほぼ必ず装備している《ギガハート》のせいで、攻撃中の《デーモン・ハンド》は何枚でも無効。《狼牙獣銃拳》でパワー-15000したら破壊できる。
確実なのは《龍脈術 水霊の計》《無敵王剣 ギガハート》を狙い撃ちして龍解を防ぐことだろう。

召喚酔いしていない別のドラゴン+《二刀龍覇 グレンモルト「王」》の並びなら、S・トリガー対策で《無敵剣 プロト・ギガハート》/《無敵王剣 ギガハート》を装備して、1回目の攻撃に別のドラゴンがアタッカーになるのが定石だが、その場面に限り《古龍遺跡エウル=ブッカ》はアンタップ限定マナ送りで《プロト・ギガハート》の耐性を剥がし、2回目の除去で《モルト「王」》を除去したら《ギガハート》が状況起因処理龍解を防げる。
1ターンの時間稼ぎだが《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》も2回に分けてバウンスする上、タップ状態でも除去できる。次のターンに召喚し直しされる前に受けか攻めの布陣を完成させたい。

《怒英雄 ガイムソウ》スピードアタッカーにした場合は、《熱血剣 グリージーホーン》《爆熱剣 バトライ刃》でクリーチャーに向かって攻撃することで1回安全にドラゴンガチャができる。さらに、先にそれら2枚がウエポンではない側に裏返ってから《グレンモルト「王」》が手札に戻るため、次のターンには《熱血龍 リトルビッグホーン》《爆熱天守 バトライ閣》が自動的に追加ドラゴンガチャを保証している。

《怒英雄 ガイムソウ》ナーフ後は、マナ武装5の不正発動は《希望の絆 鬼修羅》に頼ることとなる。
ガチンコ・ジャッジの運は絡むが、ブースト→ブースト→《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》から《希望の絆 鬼修羅》→《グレンモルト「王」》(or《モルトNEXT》)でナーフ前《ガイムソウ》と同速の4ターンキルを実現できる。

一時期ライバル視されていた《王・龍覇 グレンモルト「刃」》と比較し、そちらは《龍魂教会 ホワイティ》による器用さある・《闘将銀河城 ハートバーン》も出せる[2]、素でスピードアタッカーを持ち《熱血剣 グリージーホーン》を使った制圧がフル活用できる3つの利点があるが、《グレンモルト「刃」》はコストとレアリティで物理的に《鬼修羅》とシナジーがないという部分で差別化できる。
また、「ガチンコ・ジャッジに勝っていれば」の条件付きではあるが、もし勝っていたら山札捲りに頼らずリーサルが狙える札を最大8枚体制に増やせるのも利点。《グレンモルト「刃」》は出たターンに決着を付けるには《爆熱剣 バトライ刃》×2の山札捲りになる。

ここで注意しなければならない点は、《ガイムソウ》ではなく《鬼修羅》で踏み倒した場合、もしくは普通に召喚した場合、そのままだと召喚酔いしていること。《グレンモルト「王」》は2枚装備のうち1枚を《無敵王剣 ギガハート》にしておかないと《グリージーホーン》制圧ができず、タップキル《バトライ刃》の立ち回りができない。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPP-23DMPS-12
    厳しい修行の末に会得した二刀流の奥義。それを操る姿は、まさしく「王」であった。
  • DMPP-23(Sec)
    二刀流の力、いまこそ受けるがいい!――二刀龍覇 グレンモルト「王」

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] この時は何故かコスト6と表記された。
[2] このターン召喚酔いする予定の《爆熱天守 バトライ閣》がある状態で、《ハートバーン》を呼び出せるドラゴンがヒットすると、《爆熱DX バトライ武神》の召喚酔いをなくすことができる。