【アンティリティループ】

《マイト・アンティリティ》踏み倒し能力を使いクリーチャーを出しつつ、攻撃途中のクリーチャー《夜のコッツナ》キズナ能力マナ送りすることで攻撃をキャンセルさせながらループするデッキ。キズナ能力を多用するため【キズナループ】とも呼ばれる。
コスト4以下のキズナキズナコンプが必須なため主に白緑赤緑あるいは白赤緑で組まれ、それにが加わる場合もある。

マイト・アンティリティ SR 自然文明 (6)
NEOクリーチャー:グランセクト 8000
NEO進化:自分の自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを2体、自分の墓地からマナゾーンに置く。
キズナプラス(このクリーチャーが攻撃する時、その下にあるカードを1枚、自分の墓地に置いても良い。そうしたら、このクリーチャーと自分の他のクリーチャー1体のKZ能力を使う)
KZ−コスト4以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。
夜のコッツナ UC 自然文明 (4)
クリーチャー:グランセクト 12000
S・トリガー
このクリーチャーは攻撃できない
キズナ(このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャー1体のKZ能力を使う)
KZ−自分のクリーチャーを1体、タップしてマナゾーンに置いてもよい。

主要カード

《マイト・アンティリティ》
《夜のコッツナ》攻撃中のキズナコンプあるいはキズナプラスをマナに戻す
《超越の使い 蒼転》踏み倒し先。低コストキズナコンプ。破壊耐性付与も魅力
《ラッシュ“ATK”ワイルド》踏み倒し先。マナと往復させて無限攻撃も可能
《青守銀 シャイン》S・トリガー持ちキズナ。《夜のコッツナ》が巨大ブロッカーに。《蒼転》の進化元
《夜の青守銀 シャイン》S・トリガー持ちキズナ。素でブロッカー持ち。《シシマイ》等をタップ。《蒼転》の進化元
《夜のジャッジ・チュリス》S・トリガー持ちキズナ。《ワイルド》の進化元

キズナ持ち候補カード

《ロロカゲティ》序盤に出してキズナでマナ加速。マナ基盤にも合う
《ばーどりあん》《マイト・アンティリティ》をサーチ
《コッツナ》S・トリガーのキズナ。殴り返しにも
《バング“BNG”ドンゴ》手札補充のキズナ。コストが5なのが玉にキズ
《音石 トルコイ》フリーズで足止め
《ナゾの光・リリアング》最軽量キズナ。エスケープによる破壊耐性もある。《蒼転》の進化元にも
《足跡の絡み 汰弧》シールド追加でS・トリガー率を高める。S・トリガーキズナが出続ける限り壁になる
《凶鬼82号 スタフ》序盤のハンデス要員。《夜の集器医 ランプ》の色基盤にも
《凶鬼23号 アラクレ》手札補充。肥やした墓地はアンティリティでマナへ
《夜の集器医 ランプ》コスト4のS・トリガーキズナループ時に相手を全滅できる
《集器医 ランプ》S・トリガーキズナ《洗脳センノー》対策にも
《貝獣 マジュガイ》相手の動きを封じる。色基盤にも
《貝鬼動 アワービ》手札補充。肥やした墓地はアンティリティでマナへ
《甲殻鬼動隊 セビーチェン》ドローおよびバウンス要員

それ以外の候補カード

《かぼちゃうちゃう》NEOクリーチャーが満載になるので生き残れば強い
《ジュースダス・タンク》
《終末の時計 ザ・クロック》強制ターン終了。《アンティリティ》がいればS・トリガーキズナから出せる
《最強虫 ナゾまる》マナ加速でコスト5以上のクリーチャーがマナに落ちた時に
《単騎連射 マグナム》S・トリガー獣、ニンジャ・ストライク対策
《呪紋のカルマ インカ》S・トリガー獣、ニンジャ・ストライク対策
《式神シシマイ》S・トリガー獣対策。《夜の青守銀 シャイン》でタップ
《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》S・トリガー呪文対策。《夜の青守銀 シャイン》でタップ
《お騒がせチューザ》呪文対策。《夜の青守銀 シャイン》でタップ
《黒神龍ザルバ》《アンティリティ》2体と《夜のコッツナ》2体があれば出し入れしてライブラリアウト
《光霊姫アレフティナ》《足跡の絡み 汰弧》がいればループでエクストラウィン

このデッキの回し方

2ターン目に2コストの初動《ロロカゲティ》を出し、3ターン目以降はキズナマナ加速を繰り返す。
《マイト・アンティリティ》を召喚後は、各キズナ能力からループに入るのが理想。

《マイト・アンティリティ》がバトルゾーンにある時にキズナ能力を持つクリーチャーをバトルゾーンに出し、《マイト・アンティリティ》のキズナ能力を使うことでマナゾーンからコスト4以下のキズナ能力を持つクリーチャーを連鎖的にすべて出せる。
この時に《夜のコッツナ》が出せればベスト。最後に出したキズナクリーチャーキズナからコスト4のキズナコンプを持つ
クリーチャーを出し、NEO進化させる。
進化クリーチャー召喚酔いしないため攻撃可能。攻撃時にキズナコンプを発動。
《マイト・アンティリティ》キズナの使用を宣言しつつ《夜のコッツナ》キズナで攻撃中のキズナコンプを持つクリーチャーとその進化元をマナ送りする。その後、マナに送られて進化元のキズナクリーチャーを出し、そのキズナ能力で《マイト・アンティリティ》の能力を使いキズナコンプを持つクリーチャーをマナから踏み倒す。
この時、他のキズナも一緒に宣言していれば、マナ加速やブロッカー付与、パワー低下、破壊耐性付与、攻撃後アンタップ等を行う事が出来る。

無限攻撃

攻撃済みのキズナコンプを持つNEO進化クリーチャーを《夜のコッツナ》のキズナでマナ送りにして《マイト・アンティリティ》のキズナで再び進化元ごと出す事で成立。
キズナコンプ持ちが2体以上いれば簡単にできるので一番手軽なコンボと言える。
《ラッシュ“ATK”ワイルド》ならば攻撃後にアンタップするため1体でも成立可能。
ただし、進化元が豊富な《超越の使い 蒼転》と違い、こちらは《夜のジャッジ・チュリス》ぐらいしか進化元にならない。

ダイレクトアタックを狙うためやはりS・トリガーが怖い。
その対策に《呪紋のカルマ インカ》や《お騒がせチューザ》も入れておくとよい。
幸い、これらもコスト4以下なので《マイト・アンティリティ》で出せる。タップ時が条件のクリーチャーは《夜の青守銀 シャイン》のキズナでタップできる。
ただし、《マイト・アンティリティ》が1体の場合、呪文かクリーチャーを封じるクリーチャーはどちらか1体しか出せない。

ザルバループ

ループ中に《黒神龍ザルバ》を出し入れする事で相手にカードを引かせ、ライブラリアウトを狙う。
《マイト・アンティリティ》2体と《夜のコッツナ》2体が必要なため、少々手間。

アレフティナエクストラウィン

《足跡の絡み 汰弧》がいる時にループを行い、シールドが10枚以上になった所で《光霊姫アレフティナ》を出してエクストラウィンを狙う、
《足跡の絡み 汰弧》コスト5なのがネック。

弱点

マナゾーンからの踏み倒しを行うため、やはり踏み倒しメタに弱い。
一切の踏み倒しを禁止する《洗脳センノー》対策には《集器医 ランプ》あるいは《甲殻鬼動隊 セビーチェン》を入れるとよい。
アンタッチャブル《異端流し オニカマス》パワーが低いので《夜の集器医 ランプ》を絡めたキズナを2回発動させるとよい。
《デスマッチ・ビートル》パワーが高いので《甲殻鬼動隊 セビーチェン》によるバウンスが有効か。
マナゾーンから複数体並べた場合、《超越の使い 蒼転》の破壊耐性付与が間に合わないケースもあるので、注意。

初動も若干遅い。
マナ加速要員である《ロロカゲティ》を運よく2ターン目に召喚できても、実際にマナ加速を行うのは3ターン目以降になるため出遅れがち。
《ヘブンズ・フォース》《ロロカゲティ》《ナゾの光・リリアング》を出せれば2ターン目にマナ加速可能だが、手札消費も激しくあまり現実的ではない。
色もバラついているため下手をすれば4ターン目くらいまで何も出来ない事も。

守りがS・トリガークリーチャーに頼りがちなため、相手に対策されると脆い。
コスト4以下のS・トリガー付きキズナは5種類あるためフル投入すれば半数がS・トリガーとなるのだが、いかんせん個々の能力がそれほど強力でもない。
ブロッカーも《夜の青守銀 シャイン》とブロッカー付与の《青守銀 シャイン》しかいないので守りが不安定。
キズナだけに拘らず、他の強力なS・トリガーブロッカーおよび攻撃曲げ《Dの牢閣 メメント守神宮》などで守りを強化したい所。

その他

比較的安価で構築できるデッキでもある。

参考