【クリムゾン GENJI・XX】

強力な除去耐性と突破力を持ったサイキック・クリーチャー《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》フィニッシャーに据えたビートダウンデッキ《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》能力を最大限に生かすために、デッキのほとんどがファイアー・バードで占められることが多い。

剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス) VR 火文明 (14)
サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 11000
このクリーチャーが攻撃する時、「ブロッカー」を持つ相手のクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。そのカードがファイアー・バードであれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまり、コスト7以下の火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
覚醒前⇒《時空の剣士 GENJI・XX》

《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》覚醒してしまえば相手がこのカード除去することは非常に困難になるためごり押しで相手を仕留めることができる。如何に《時空の剣士 GENJI・XX》を迅速かつ安全に覚醒させるかがポイントだろう。
基本的にファイアー・バード文明に多く存在するので文明単色で作ることも十分に可能。しかしその場合速度面で劣る場合もあるのでサイドカラーに自然文明、まれに文明を入れることが多い。

主要カード

候補カード

基本的な動きは、
2ターン目
《フェアリー・ライフ》等の2コストのマナ加速
3ターン目
《時空の剣士 GENJI・XX》スピードアタッカーを付与するクリーチャーを召喚。
4ターン目
各種超次元呪文から《時空の剣士 GENJI・XX》を呼び出し、攻撃してターン終了時に覚醒

もしくは2コストのマナ加速から《ショーブ・アイニー》に繋ぎ、次のターン《超次元ボルシャック・ホール》から《時空の戦猫シンカイヤヌス》を呼び出し、ショーブのタップ能力からGENJIにアクセス。文明クリーチャーバトルゾーンに出たことにより、シンカイヤヌスが《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》覚醒するので、GENJIにスピードアタッカーを付与し殴りかかるというパターンもある。
一度覚醒したら後はひたすら相手のブロッカーを蹴散らしつつ止めを狙う。除去耐性があるとはいえ100%置換効果が成功する訳ではないため、速やかに止めを狙うか、手札に追撃の超次元呪文等を握っておくのが良いだろう。

文明単色で組む場合は速度の面で劣るが、より大量にファイアー・バードデッキに組みこめるので《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》の耐久性が並々ならない。一応ファイアー・バードのみを使って40枚全ての枠を埋めることも可能だが流石に柔軟性が乏しくなりがちなので敬遠される。

上記の候補カードは《時空の剣士 GENJI・XX》をスムースに覚醒させるための役割を持ったカードを中心に挙げているが、《ライラ・ラッタ》《ライラ・アイニー》《火ノ鳥カゲキリ》等を入れてハイビートめに組んでも良いだろう。
また文明を投入し、山札の上を固定しながら戦うタイプも存在する。こちらはドロー等でよりスムーズに運用できる代わりにプレイ難度もやや高い。

採用するサイキック・クリーチャーはできるだけ《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》置換効果バトルゾーンに出ることのできるものが良いだろう。また相手のターンの除去に対して置換効果が成功した場合、超次元ゾーンからコスト6以上の火文明サイキック・クリーチャーを呼び出すことで《超時空ストーム G・XX》進化、次の自分のターン開始時にメテオバーン覚醒できる。《超覚醒ラスト・ストーム XX》攻撃すれば大量のサイキック・クリーチャーバトルゾーンに展開できるため狙ってみるのも大いにありだろう。

弱点

やはりファイアー・バードで固める必要があるためデッキそのものの柔軟性に乏しい。デッキの性質上ある程度は覚悟しなければならないが《時空の剣士 GENJI・XX》が覚醒する前に除去されたり《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》破壊置換効果に失敗してしまうと立て直しが相当厳しいので「除去されたら負け」くらいの考えで使用するのが良いか。
また守りの札にカードを割き難い上、相手が《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》を放置して殴りに来てしまうとあっさり負けてしまう可能性もある。殴り返しなどで対処しようにもデッキの大半がパワーの低いファイアー・バードなのでなかなか難しい。攻撃性はあるので《時空の嵐ストームXX》シューティングガイアールなどで柔軟に対応していきたい。
また、基本使われないが《レッツ!鳥鍋パーティー》が刺さるので注意。

参考