【ボルバルホワイト】

《無双竜機ボルバルザーク》デッキの亜種の一つ。デッキ名の通り白=のカードを中心に構成される。
早い話がボルバルザークをフィニッシャーに添えた【白緑コントロール】(+タッチ)であり、ビートダウン系のボルバルデッキに対抗するために作られた一種のメタデッキである。

無双竜機ボルバルザーク VR 火/自然文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のパワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。その後、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。そのターンの終わりに、自分はゲームに負ける。
スピードアタッカー
W・ブレイカー
※プレミアム殿堂
時空の守護者ジル・ワーカ  C 光文明 (3)
クリーチャー:ガーディアン 2000
ブロッカー
このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする

【ボルバルステロイド】【ボルバルブルー】などのビートダウン攻勢に対し、光のブロッカーを絡めて機先を制しながら、マナブーストを絡めてこちらが先にボルバルザークに繋げるのが勝ちパターン。
《時空の守護者ジル・ワーカ》《曙の守護者パラ・オーレシス》《雷鳴の守護者ミスト・リエス》が使えるガーディアン種族が守りの中心。
一方、2005年度当時のプレイヤーの証言によると、《無双竜機ボルバルザーク》殿堂入り当初から既に《無双竜機ボルバルザーク》を引き当てられなくとも殴り切れる構築が主流化しつつあったとのことで、このデッキも当時そのような構成であった可能性がある。

対策を考えていない【ボルバルステロイド】などに対してはかなりの勝率を誇ったが、【除去ボルバル】などのコントロール色を強めたボルバルデッキには、ブロッカーが無駄になってしまうためめっぽう弱く(除去される前にある程度シールドを削っておけば、追撃の《ツインキャノン・ワイバーン》を引けていて先置きの《光器ペトローバ》を複数体並べている場合、そのまま殴り切れることもあったが)、結局はそれほどの人気を見せることをはなかったデッキタイプである。

  • このデッキが作られてしまった背景には、やはりボルバルザークの異常とも言える有用性がある。当時、【速攻】以外で自然を使ったデッキタイプには、結局ボルバルザークを使った方が強いという現象が起こっていた為。

参考