【メルゲドッカンデイヤー】

《アクア・メルゲ》《MEGATOON・ドッカンデイヤー》で超GRのGRクリーチャーを全て並べ、《百発人形マグナム》や《永遠の少女 ワカメチャ》を併用することで、《ツタンメカーネン》によるライブラリアウトを行うデッキ。デッキ自体はDMRP-10発売当初から存在していたが、DMRP-11期に重量級マナドライブ《生命と大地と轟破の決断》など相性の良いカードを獲得し、「DMGP-9th」で意表を突くようにベスト4に進出して有名になった。
《アクア・メルゲ》プレミアム殿堂によって消滅したが、【バビロニアドッカンデイヤー】としてリペアに成功している。

アクア・メルゲ R 水文明 (2)
クリーチャー:リキッド・ピープル 1000
自分のターン中、自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを1枚引く。
※プレミアム殿堂
MEGATOON・ドッカンデイヤー VR 火文明 (5)
クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 5000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨てる。
自分の手札を1枚捨てた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
※殿堂入り

主要カード

候補カード

超GRゾーン

《ツタンメカーネン》フィニッシャー
《“魔神轟怒”ブランド》1ショットキル用パーツ。
これらを2体ずつ一気に出し切れば最大16打点になる
《ソニーソニック》
《ダダダチッコ・ダッチー》このデッキのクリーチャーは全てコスト6以下なので踏み倒しやすい。
《“魔神轟怒”ブランド》の超天フィーバー発動用にも
《シャギーII》《永遠の少女 ワカメチャ》マナ回収するために
《予知 TE-20》キーパーツのボトム落ちケア
《マリゴルドIII》《マグナム》系統をマナゾーンから踏み倒しするために

このデッキの回し方

序盤は《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》でマナを伸ばし、その後《神秘の宝箱》《レインボー・ストーン》でキーパーツをサーチする(この時にシールドの中身を逆算し、《逆転のオーロラ》から《生命と大地と轟破の決断》に繋げられるかを確認する)。
5マナ貯まったら《逆転のオーロラ》でマナブーストとシールド回収を行い、準備ができ次第ループに入る。ループに失敗した場合、GRクリーチャーを活かして1ショットキルする。

ループの手順

マナゾーン《アクア・メルゲ》《MEGATOON・ドッカンデイヤー》《生命と大地と轟破の決断》《早撃人形マグナム》《百発人形マグナム》各1枚を含む10マナが必要で、できればマナゾーンに《永遠の少女 ワカメチャ》があると良い。《アクア・メルゲ》《MEGATOON・ドッカンデイヤー》《生命と大地と轟破の決断》をマナゾーンから使った後に自然(できればも)を含む6枚のカードが残っている必要がある。それと、手札が1枚必要。

  1. 《生命と大地と轟破の決断》をマナゾーンから唱えてマナゾーンにある《アクア・メルゲ》、《MEGATOON・ドッカンデイヤー》をバトルゾーンへ。
  2. 《アクア・メルゲ》のディスカード能力が《MEGATOON・ドッカンデイヤー》がバトルゾーンに出たことにより発動。以降、超GRが空になるまで《MEGATOON・ドッカンデイヤー》のGR召喚と《アクア・メルゲ》のディスカードを交互に繰り返す。途中で《マリゴルドIII》が超GRから捲れたらそちらの能力で《早撃人形マグナム》《百発人形マグナム》を踏み倒す。
  3. 《マグナム》による《ツタンメカーネン》破壊と出し直しを繰り返し、《ツタンメカーネン》のcipのストックを貯める。山札が薄くなったら《シャギーII》でマナゾーンの《永遠の少女 ワカメチャ》を回収し、《アクア・メルゲ》のディスカードで捨てて山札回復。そして、ループ証明のためにもう1度《永遠の少女 ワカメチャ》を引いて捨てるまでの工程を行う。これによって相手の山札だけ減ることが確定する。《永遠の少女 ワカメチャ》のボトム落ちは《予知 TE-20》でケアすれば問題ない。

長所

ループパーツを積極的にマナに埋めるため、ハンデスには比較的強い。

《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》《神秘の宝箱》《レインボー・ストーン》《ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ》《逆転のオーロラ》《早撃人形マグナム》《百発人形マグナム》いったように最大8枚体制にできるカードが4組も存在するため、事故率の低さは折り紙付き。現実的には《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》が各4枚、他が各3枚程度の採用になろうが、それでも安定していると言える。

コンボ成立まで早くて4ターン目、順当なところで5ターン目と生半可なビートダウンに負けない速度を持っている。

《逆転のオーロラ》がマナが増えるので《奇石 ミクセル》方式のコスト踏み倒しメタに強く、シールド落ちにも耐性があるため、デッキの再現性が非常に高い。

短所

コンボが《神秘の宝箱》《レインボー・ストーン》に依存するため、それらを唱えることができない展開は苦しい。マナドライブ6の発動がループには必須なので、《ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ》《逆転のオーロラ》が手札にないのもキツイ。《“乱振”舞神 G・W・D》を除けばドローソースメインデッキには存在しないため多少の引きムラは致し方がない。

シールドが減り《逆転のオーロラ》から同一ターン中に《生命と大地と轟破の決断》へ繋がらなくなるため、速攻に対しては不利が付く。
ただし《メルゲ》と《ドッカンデイヤー》を呼べれば《“魔神轟怒”ブランド》《ソニーソニック》を並べての1ショットキルプランに移れるため油断はできない。

その他

殿堂ゼロデュエルでは4枚積み《フェアリー・ギフト》により比較的安定して3ターンキルを狙える。だが安全な3ターンキルを狙うなら他にもたくさんのデッキが存在しており、メタカードにも弱いため、環境下位に甘んじている。

参考