【青黒緑コントロール】

自然を中心に組まれる【クリーチャーコントロール】デッキ

【青赤緑ビートダウン】と、そこから派生した【青黒赤緑コントロール】(【除去ボルバル】【黒ランデス】など)のシステムを基本にしている。
以外の緑青黒の比重を強めて組まれたため、呪文を中心に扱う【除去コントロール】よりも、むしろほぼ【クリーチャーコントロール】に近くなっているタイプを指す。

青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ) C 自然文明 (3)
クリーチャー:ビーストフォーク 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

タッチで加えられることも多いが、火力に頼って制圧することは少なく、

  1. 自然マナブースト手札補充ハンデスからスタート
  2. 展開したクリーチャー制圧。大型の敵は除去破壊
    というシステムを基本にしている。
    ただ《クリスタル・アックス》などの少数フィニッシャーで終盤攻める事を想定し軽量ハンデスを連発し相手を何も出来なくしてから攻めるタイプも存在する。

元々は【青赤緑ビートダウン】から派生している一連の流れを汲んだデッキだったが、ハンデス確定除去リアニメイトというデッキの生命線となる動きを扱えるため、結果的に《無双竜機ボルバルザーク》《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》《炎槍と水剣の裁》などのパワーカードを失い、コントロールでは存在意義が薄れたよりも重要度が高くなった。

メタゲームでは不死鳥編あたりから常に一角を締めており、そうでない時もミドルクラス的な存在である。

コントロールでは【アクアンホワイトブラック】などと並ぶ著名なタイプ。ハンデスで相手をいなしつつ手札補充マナブーストから手早く《巨人の覚醒者セツダン》などのフィニッシャーを繰り出してくる上《ロスト・ソウル》などのハンデス《魔天降臨》の擬似ランデス、《地獄門デス・ゲート》などのリアニメイトも有しており、各方面からアドバンテージを取る事が出来る。反面ブロッカーがやや貧弱であるため、ビートダウンに対しては《超次元ミカド・ホール》《威牙忍ヤミノザンジ》などを入れて援護したい。

環境に合った各カードを機能的に扱えるため様々なデッキに対抗でき、自然を中心にする(を使わない)コントロールの中では、屈指の強さを持つ。このためメタゲームで目にする機会も少なくない。
【カウンターバイケン】は、ギャラクシーリーグレギュラークラス日本一に輝いた。

革命編環境では【超次元デッドゾーン】が活躍し、2015年全国大会「デュエルマ☆スターカップ」オープンクラス決勝トーナメント準優勝の実績を残している。

新章デュエル・マスターズ環境では強化を受けた【シノビドルゲーザ】が復権。

双極篇環境最初期になると、【青緑コントロール】をベースとしながらも《ロスト・ソウル》《テック団の波壊Go!》などのようにの色の役割を活かした【青黒緑シャコガイル】も環境に姿を見せた。

  • 依然、の強力カードは使われることも多いのだが、S・トリガーなどをからめて計約5枚以下にされ、まさにタッチ的に扱われる。もちろんを使わない構成も多い。

参考