ジョージ

漫画・アニメ「デュエル・マスターズ」シリーズに登場するキャラクターで、濃い顔立ちで動物の着ぐるみを模したベビー服を身につけている赤ちゃん。
自称「さすらいのダンディ赤ちゃんジョージ」。その顔立ちと名前から外国人のように見えるが、本名は「釜本譲司(かまもとジョージ)」であり、れっきとした日本人。
漫画でもアニメでも基本的に「ジョージ」としか呼ばれないが、アニメでは「ジョージ釜本」と呼ばれる事もある。
担当声優は若本規夫氏。

初登場時の年齢は1歳(と10ヵ月)でおしゃぶりとナプキンは欠かさず身に付けるが、流暢に言葉を話し、デュエマの腕も当時の黄昏 ミミよりはるかに上であった。
Dr.ルートの一番弟子であり、過酷な特訓から逃げだしたことがきっかけで切札 勝舞たちと出会い、仲間となる。
「デュエリストキラー」とも呼ばれたと初対面時には語ったが、これは後にガルドのデュエリストを示す単語になったため、無かった事になっている。
アニメでは度々漏らしているが、オムツは自分で履き替えている。オムツは首から下が一体となっている様で、ユーキとの「O・M・Tデスマッチ」に敗北して強奪された際には首から下が裸になっていた。
不亞 幽に数日幽閉された時には、乳児であるにもかかわらず顔の髭が伸び、髭面になっていた。

勝舞とザキラの決戦に姿を見せ、実は日本のデュエルマスターであることを明かした。

彼はデュエルマスターであったためにガルドから狙われることが宿命付けられており、ジョージを捨てた両親も後にガルドに殺されている。
ジョージ自身はキャサリンという女性に拾われ、ガルドに追われながらも懸命に育てられた。
追手に捕まりかけた際に、デュエルマスターの証を飲み込んだことで、生後10ヶ月ながらデュエルを行えるようになった。
そして駆けつけたDr.ルートに「ジョージと共にいる限りキャサリンにも危険が及ぶ」と諭され、愛する義母の下を離れることとなった。
着用しているサングラスはこの時にDr.ルートから手渡されたものである。

初期の使用デッキは、漫画・アニメ・ゲーム共にリキッド・ピープルを中心とした青単
アニメでは文明カードも多数使用。
戦国編からは《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》切札とした自然ドリームメイトデッキとなっている。

ミミが初期と戦国編以降でをメインにしており、レギュラーキャラの中で使用文明が被ることからとられた措置だろう。
初期は自然をメインに使うレギュラーがいなかったのだが、当時の自然は他と比べて冷遇傾向にあったというのも影響しているのだろう。

  • 松本しげのぶ大先生は彼の生い立ちを綴った外伝の構想として「敵の基地で誕生するが、産声を上げたら母親とともに殺されてしまうため、泣かずに生を受けた」と過酷なものを考えていた。だが、コロコロコミック編集部に「出産シーンは駄目」と没を食らい、外伝は彼が捨て子の頃から始まることになった。参考
  • 彼が着ているベビー服の動物のモチーフはシーズンと共に推移している。初登場〜バトルアリーナ参加前;クマ、バトルアリーナ直前の休日;キツネ、バトルアリーナ開催時;コアラ、不亞城への旅中:キリン、J (ジェイソン)K (キルミー)襲撃時:ウサギといった具合。
  • アニメ「デュエル・マスターズ キング」でまさかの再登場。デッキーには「まだ赤ちゃん」と終始突っ込まれていたが、計算してみると勝舞編から勝太編で10年、勝太編からジョー編でも17年経過している為実年齢は少なくとも27歳のはずである。ユーキ然り、突っ込んだら負けなのかもしれない。
    • なお、最後までジョーがかつて共に戦った勝舞の甥であると気づく事はなかった。あくまで『甥』であって『息子』ではない為面影が薄かったからなのか、あるいは古参の視聴者へ向けたファンサービスだったという事であろうか。

戦績

  • 通算戦績:2戦1勝1敗

アニメ「デュエル・マスターズクロス」

  • 通算戦績:1戦1勝0敗
    話数対戦相手勝敗
    1話ザキラの手下勝利

アニメ「デュエル・マスターズ キング」

  • 通算戦績:1戦0勝1敗
    話数対戦相手勝敗デッキ名
    16話切札 ジョー敗北孤高のダンディ赤ちゃん ジョージ

関連カード

使用デッキ(デュエル・マスターズ プレイス

現在のところ全てのデッキが2色以上となっている。いずれも軽〜中量級のクリーチャーが中心のビートダウンというアルバーノに近いデッキスタイル。

+  一覧

ヒュージスケールダンディ

  • DMPP-12リリース後のシティバトル「O・M・T 前編」で使用。

ジョージの進化論

  • DMPP-12リリース後のシティバトル「O・M・T 中編」で使用。

巨暴の月

  • DMPP-12リリース後のシティバトル「O・M・T 後編」で使用。

参考