使用禁止(しようきんし)カード

デッキに1枚も入れることができないカードのこと。

プレミアム殿堂とは違い、こちらは殿堂ゼロデュエルでも使用することができない

またプレミアム殿堂が環境での活躍を元に後から制定されるのに対し、こちらでは該当するカードは最初から制定されている。同じ理由で解除されることもない。

使用禁止カード一覧

公式の殿堂レギュレーションに記載されているもの

個別のカードに記載されているか、裁定上禁止されているもの

専用のフォーマットのためだけに製作されており、通常のフォーマットでは使用できないもの


フロアルールによる使用禁止カード

公式大会公認グランプリチャンピオンシップ等、デュエル・マスターズ総合ゲームルール及びデュエル・マスターズ競技イベント運営ルールが適用される競技大会では使用が基本的に禁止されるカード
これらは厳密な意味での「使用禁止カード」ではない為、競技性ではなく娯楽性を重視したデュエマフェスデュエパーティーの大会等では問題なく使用可能である。

いずれも「カード以外の小道具を使用する」「カードのやり取りが発生する」「ウケ狙いのジョークカード」といった条件が当てはまるカード群であり、おふざけ抜きの真剣勝負である競技大会で使用するのは不適切である事が第一の理由として考えられる。
カードデュ円のやり取りが発生するものについては、アンティの禁止とも関係があるのかもしれない。

また、カードではない「ガチャ」の使用も上記カードと同じ区分・同じ理由で使用禁止の措置がとられている。ただし「ガチャを使う能力を持つカード」に関しては問題なく使用可能。

他、店舗のローカルルールやチャンピオンシップ主催者およびヘッドジャッジの裁量によってこれら以外の使用禁止カードが発生、または使用禁止が緩和される場合があるので、これらについては各自で随時確認する必要がある。

考察

カードが禁止される理由(個別)

《ガルベリアス・ドラゴン》はゲームオリジナルカードであり、もともと特例として造られたカードであるため。裏面のデザインも通常のものは異なる。

日本語版以外のデュエル・マスターズについては詳しい事情は明かされていない。カードの効果がわかりづらくて面倒だから、あるいは諸般の事情で海外版は国内で流通させないという方針があったからなのか。いろいろ想像することはできるが、禁断文字版の使用が許可されている現状を鑑みるに、「カードの効果がわかりづらい」程度の理由では説得力に欠ける。
最も蓋然性の高い理由としては、《サイバー・ブレイン》《デモニック・バイス》《ストームジャベリン・ワイバーン》《呪紋の化身》など、一部カードの効果・能力が日本語版と異なっているのが大きな要因であると思われる。英語版オリジナルカードの存在もあり、混乱が生じるのは容易に想像がつく。

ジャンボカードやミニサイズカードは、通常のカードとサイズが異なるというのが最大の理由だろう。
ドラゴン・サーガ以降はメインデッキ以外のものに限りジャンボカードとして公式大会でも使用できるものが登場している。

ホリデーカードデンジャラス・カードについては、基本的に公式関係者のみに配られるカードであり、一般に流通することを想定されていない、いわば非売品カードに準ずる存在である。絶対数も少ないため、仮に使用禁止カードでなければ公式関係者と一般プレイヤーの間にカード資産の絶対的な格差が生じてしまう。
《Treasure cruise》DMX-22でも入手可能な上にカードに使用禁止の表記もないため、公式大会で使用可能である。

その他

使用禁止カードとはいえど、ほとんどはゲーム上で作用する何らかの能力を持ったカードである。
カジュアルでかつ相手に十分確認をとった上でなら、ローカルルールとしてこれらのカードを使える事にして、遊ぶ機会を作ってみるのもいいだろう。

参考

タグ: 用語集