《エミール・シオラン/怒髪の鎮魂打(ラレヴェデーレ)

エミール・シオラン R 闇文明 (4)
クリーチャー:マフィ・ギャング 1000
バトルゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
スマッシュ・バースト
怒髪の鎮魂打 R 闇文明 (7)
相手は自身の手札を3枚選んで捨てる。

DMRP-08で登場したマフィ・ギャングツインパクト

クリーチャー面はタップインするスマッシュ・バースト持ち、呪文面は3ハンデス効果。ただし、捨てるカードは相手が選ぶ。

呪文面だけでは《ロスト・ソウル》下位互換であるため、基本的にはクリーチャー面を狙って使うことになるだろう。
何もなければ4マナで出した次のターンに3ハンデスが放てる。この早さでの3ハンデスは驚異的で、それなりに手札補充を搭載したデッキでも今引き状態に落とされかねない。

しかし、その代償とも言わんばかりに付いているタップインデメリットが致命的。
アタックトリガーであるからには効果を早く使わせたいものだが、このデメリットのせいでスピードアタッカー付与は意味をなさない。そこに《オッケーBros.》等を合わせるならようやく攻撃できるものの、そこまでするなら呪文面を普通に唱えたほうが早いだろう。
ターンをまたぐ場合、パワーが1000と低いことから火力はもちろん、あらゆる相手クリーチャーからの攻撃が脅威としてつきまとう。

ガードマン《デスマッチ・ビートル》ウルトラ・セイバー《堕魔 グリナイブ》などと組み合わせれば安定感が増す。
また3、4ターン目程度なら攻撃できるクリーチャーを用意できないというデッキも多い。
そういったデッキにはクリーチャー面を使い、無理そうなら《ロスト・ソウル》下位互換と割り切って呪文面を使うのがいいだろう。

  • クリーチャー面の名前はルーマニアの同名の作家に由来する。
  • フレーバーテキストは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の登場人物「ブローノ・ブチャラティ」のラッシュ時の台詞のパロディだろう。
    彼は連続パンチで相手を攻撃する時、「アリアリアリアリ……アリーヴェデルチ」と叫ぶ。最後に括弧で「(さよならだ)」と意味が説明されるのも元ネタ通り。
    ちなみに「ラレヴェデーレ」はルーマニア語で、「アリーヴェデルチ」はイタリア語でどちらも「さよなら」を意味する。

サイクル

DMRP-08で登場したスマッシュ・バースト持ちのツインパクトサイクル
クリーチャー面はすべて何かしらの攻撃制限のデメリットを持ち合わせている。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMRP-08
    ラレラレラレラレ! ラレヴェデーレ(さよならだ)

収録セット

参考