《クイック・スパーク》

クイック・スパーク C 光文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手の、コスト6以下のクリーチャーをすべてタップする。

DMR-08で登場したスパーク呪文

コスト6以下のクリーチャー限定のオールタッパー。しかし、たったの3コストで使える。

【速攻】ビートダウンといった平均コストの低いデッキに対しては、《バリアント・スパーク》《スーパー・スパーク》上位互換のような活躍を見せる。数は少ないが、【ジェスターソード】などの「小型ブロッカーを大量展開し《ダイヤモンド・ソード》で決めるデッキ」を3コスト払うだけであっさり突破できる点でも強力。

一方で、【超次元コントロール】系統、【ミラクルとミステリーの扉】【ターボゼニス】といったコスト7以上のクリーチャーを主軸としているデッキ相手だと、ほとんどクリーチャータップできない。この手のデッキはそもそもコスト6以下のクリーチャーを採用していないことも多いので、腐ることもザラ。

新章デュエル・マスターズ環境赤青レッドゾーンが幅を利かせているのは追い風。無論殴り返すためのパワーがあるクリーチャーが必要ではあるが、状況によってS・トリガーで猛攻を防いだり手打ちして《異端流し オニカマス》などのアンタッチャブルをあっさり処理できたりするのは利点である。

総じて、非常に刺さるか全く役に立たないか、という得手不得手がはっきりしているカードであった。スパーク呪文の中では軽いので、どちらかといえば絡みのビートダウンに向いていた。

しかし《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》が登場すると、手打ちを前提とするならあちらの下位互換となりかねない状況となった。DMRP-06で再録されたこのカードであったが、直後のエキスパンションであるDMRP-07で起こったあんまりな仕打ちである。
一応S・トリガーの有無はあるが、それを目当てで使うなら他のスパーク呪文が選ばれがちになる。
今後はオールタッパーを手打ちでもS・トリガーでも使いたい、というデッキでなら採用されるかもしれない。

サイクル

DMR-07DMR-08に収録されている6コスト以下のクリーチャー用の呪文サイクル。火文明だけはS・トリガーのかわりにガチンコ・ジャッジがついている。

フレーバーテキスト

  • DMR-08
    大は小をかねる。だが、過ぎたるは及ばざるがごとし。
  • DMRP-06
    の天空城には、代々伝わる伝説の剣があるという。しかし今、その行方は分からなくなっている。

収録セット

参考