《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》

ジョギラスタ・ザ・ジョニー MAS 水/火/自然文明 (8)
クリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 15000
スピードアタッカー
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルに勝った時、GR召喚する。その後、カードを1枚引いてもよい。
マスターJGR:このクリーチャーがシールドを1つ以上ブレイクする前に、GR召喚を2回する。その後、カードを2枚引いてもよい。
各ターンはじめて自分のシールドが1つ以上ブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。
+  2021年3月16日のテキスト訂正前のテキスト

DMRP-12で登場した//自然ジョーカーズ/ワンダフォース

スピードアタッカーマッハファイターT・ブレイカーを持ったパワー15000の大型クリーチャー。バトルに勝てばGR召喚と1枚ドローができ、シールドに攻撃が通ればマスターJGRによって、GR召喚2回と2枚ドローができる。さらに、各ターンに1度限定で、置換効果で自分のシールドブレイクを相手のシールドのブレイクに変える能力を持つ。

バトルに勝った時も、マスターJGRもGR召喚強制だが、ドローは任意である。ライブラリアウトしそうなときにありがたい。

パワーは15000と高めで、《ドンジャングルS7》《伝説のレジェンド ドギラゴン》《リュウセイ・天下五剣カイザー》といった同コストの巨躰なライバル達に勝てるラインであり、9コストでもこのクリーチャーに勝てるクリーチャーは少ない。
バトルに負けることは早々ないため、標的がどこであろうと、攻撃すればGR召喚1回と1枚ドローくらいはほぼ約束されている。

マスターJGRと置換効果によるシールドブレイクは、シナジーを形成しており、自分のシールドのブレイクを相手のシールドのブレイクに置き換えると共に、GR召喚を2回と2枚ドローができるため、守りながら攻めに転じることができる。

文明3つにコスト8と、召喚するには重い。ビッグマナに投入するか、スピードアタッカーマッハファイターは腐ってしまうが、《ソーナンデス》などのJチェンジ8などの踏み倒し手段を使いたいところ。

他のカード、デッキとの組み合わせ

  • このクリーチャーにG・ブレイカー付与できる能力を持ったカード。
    このクリーチャーにG・ブレイカーを持たせると、合計4回のGR召喚と4枚ドローができる。詳しくは後述のルールを参考に。
  • 《マシンガン・トーク》
    攻撃によるGR召喚で出た場合、《ジョギラスタ》をアンタップすることができる。《ジョギラスタ》がスピードアタッカーとマッハファイターを持っているため2回目の攻撃を行うことができる。
  • 《アカカゲ・レッドシャドウ》
    マナドライブ達成時のcipでシールドをブレイクできる。マスターJGRなどで捲れた際に自分のシールドを選ぶことで相手のシールドブレイクに置き換えながらマスターJGRをもう一度行える。色も合っているためマナドライブを達成しやすい。

ルール

強力な能力がてんこ盛りな分、ルールも非常にややこしいカードでもある。

  • 相手のシールドが1枚もなければ、ブレイク置換効果は発生せずに自分のシールドは通常通りブレイクされる。当然、自分のシールドが1枚もない時も、そもそもブレイクされないので、置き換えられない。
  • 相手のシールドがない時や、《神人類 ヨミ》《完全決闘》などの効果で相手のシールドをブレイクできない時も、ブレイク置換効果は発生しない。これは「置換した後の効果が実行できない場合、置換することはできない。」というルールから。
    • 相手の《九極の精霊 マウリエル》の能力によって、相手のシールドのブレイク数を減らされている時も、ブレイクを置き換えることはできず、自分のシールドは通常通りブレイクされる。置換先も「相手のシールドを1つブレイクする」ということが実行できないからである。逆に自分の《マウリエル》がいる状態で、シングル・ブレイカーのクリーチャーがシールドをブレイクしてきた時も、ブレイク自体が起こらないため、当然置換効果も発生しない。(正式回答)
  • 自分のシールドがそのターンはじめてブレイクされる時、ブレイク置換効果でシールドがブレイクされなくても、「ブレイクする時」のタイミングは1度来ているので、同一ターンに次にブレイクを受ける時は、《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》によるブレイク置換効果は発生しない。
    • これは総合ルール609.4に矛盾した処理であるが、そうでなければ同一ターンに何度も《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》のブレイク置換効果が発生してしまう。これでは、自分の《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》がバトルゾーンにいる限り、相手はこちらのシールドがブレイクできなくなってしまう。
  • 相手のシールド」とは書かれていないため、マスターJGRはこのクリーチャーが自分のシールドをブレイクする時にも誘発する。
    1. そのため、このクリーチャーにG・ブレイカー付与してシールドに攻撃を通した場合、まず相手のシールドをブレイクしてから、自分のシールドをブレイクすることになるので、GR召喚2回と2枚ドローする能力が2度誘発し、合計4回のGR召喚と4枚ドローができる。
    2. なお、このクリーチャーで自分のシールドをそのターンはじめてブレイクする時、マスターJGRブレイク置換効果の発生タイミングより前に発動する。そのため、この場合、このクリーチャーで自分のシールドをブレイクする→ブレイク前にマスターJGRでGR召喚2回と2ドローが行われる→ブレイク置換効果で相手のシールドをブレイクする→ブレイク前にマスターJGRで再びGR召喚2回と2ドローが行える。
    • ⅰとⅱのルールから、そのターン自分のシールドがブレイクされていない状態で、このクリーチャーにG・ブレイカー付与してシールドに攻撃を通し、相手がシールド・セイバーなどを使ってシールドを残した場合、合計6回のGR召喚と6枚のドローができる。G・ブレイカーを得たこのクリーチャーで相手のシールドをブレイク→ブレイク前にマスターJGRでGR召喚2回と2ドロー→シールド・セイバーなどで相手はシールドを1つ残す→その攻撃の後、G・ブレイカーの効果で自分のシールドをブレイク→ブレイク前にマスターJGRでGR召喚2回と2ドロー→ブレイク置換効果で相手のシールドをブレイクする→ブレイク前にマスターJGRで再びGR召喚2回と2ドローで、合計6回のGR召喚と6枚ドローができる。(暫定回答)

アニメにおいて

その他

  • 自分の被害を相手の被害に置き換える能力は、《神羅スカル・ムーン》を彷彿させる。ルールが非常にややこしい点も、偶然か否かそちらと似通っている。
  • デュエル・マスターズ プレイスの『七つの大罪』コラボイベントでは、メリオダスのレジェンドスキルが、《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》と同じく1ターンに1回ブレイクをカウンターするものとなっている。
    各ターン、初めてメリオダスのシールドがブレイクされる時、かわりに相手のシールドを同じ数までブレイクする。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

Q.《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》が持つ「各ターンはじめて自分のシールドが1つ以上ブレイクされる時」の能力で相手のシールドをブレイクする時、「マスターJGR」を使用することは出来ますか?
A.はい、出来ます。「各ターンはじめて自分のシールドが1つ以上ブレイクされる時」の能力は、《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》自身が相手のシールドをブレイクする能力です。
引用元(2019.12.20)

  • 6つ目の能力について

Q.相手の《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《煌龍 サッヴァーク》で攻撃しました。相手のシールドを2つブレイクしようとした際に《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の置換効果が適用された場合、処理はどうなりますか?
類似能力:マスター・W・ブレイカー
A.シールドを2つブレイクしようとしているので、ブレイクの前に「ドラゴン・W・ブレイカー」の「自分の山札の上から1枚目を、シールド化するか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く。」効果を2回解決します。その後、ブレイクする際に《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の置換効果が適用され、相手のシールドはブレイクされず、自分のシールドが1つブレイクされます。
引用元(2021.10.22)

+  類似裁定(2022.4.22)