《ツタンカーネン》

ツタンカーネン P 無色[ジョーカーズ] (3)
クリーチャー:ジョーカーズ 1000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。

DMSD-01で登場したジョーカーズ

かの《アクア・ハルカス》と同じ3マナキャントリップクリーチャー
そちらより1000パワーが低いが、無色かつジョーカーズなので差別化は容易。

このクリーチャーの強みは、無色であることよりもジョーカーズであることだろう。《ヤッタレマン》コスト軽減すれば2マナクリーチャーを残しつつドローできる。さらに引いたカードジョーカーズなら《ヤッタレマン》で軽減して出せる、というように、見た目以上に展開力は大きい。
展開力重視の【ジョーカーズ】のコンセプトに見事に則ったスペックで、同コストのキャントリップクリーチャー以上にポテンシャルが高いと言える。

《超特Q ダンガンオー》ブレイク数増加には大きく貢献してくれるだろう。
ただし、ジョーカーズと相性の良い手札補充である《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の方がコストパフォーマンスは上。このクリーチャーはそちらで手札に加えられるため共存はできるものの、デッキスロットを争う場合は現状あちらに勝つのは厳しいだろう。

初期型の【ジョーカーズ】ではコスト軽減の利きやすいキャントリップ獣として主要カードの地位を得ていたが、後に同じ無色ジョーカーズであり緩い条件で大量ドローができる《ヘルコプ太》が登場すると、多少なれど採用率を落とした。

《ガンバトラーG7》が登場すると、3ターン目に1ショットを行うための潤滑油として立場を取り戻したものの、《ジョット・ガン・ジョラゴン》《ガヨウ神》が登場してからは、リソース確保が格段に容易になったことから、このカードはほとんど使われなくなった。

今では、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》《ジョット・ガン・ジョラゴン》殿堂入りしているが、インフレの影響によって、1ドローしかできないこのクリーチャーは見劣りするようになる。

特に、アドバンスにおいては同コストにジョーカーズを横に並べることができる《ウォッシャ幾三》《オケ狭間 寛兵衛》が登場し、このクリーチャーの1ドローは展開力においてどうしてもそれらに勝てない。

  • アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」では、《バイナラドア》の移動先である南国で帰り運賃に困った切札 ジョーが作ったクリーチャーとして登場。
    カード以外であれば、物質・概念・感情などあらゆるものを現金に変換する能力を持っており、所持者にとって大切なものであるほど高値で変換できるが、1円未満のものは変換できず、変換した現金はその所持者しか使用を許されない。この能力でジョーは自分の羞恥心を5000円に変換してしまった。
    また、変換したものは同額の現金で買い戻すことができるが、《ツタンカーネン》が排便するという形で手元に戻ることになる。
    ジョーのデッキには複数枚確認できる。
  • 漫画「デュエル・マスターズ(2017)」5巻の巻末オマケ漫画によると、「デュエル・マスターズ(2017)」連載開始を控えて松本しげのぶが用意したこのクリーチャーの原画には「金男」と仮の名前が書かれていたという。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考