《マグナム・ルピア/クリムゾン・チャージャー》

マグナム・ルピア P 火文明 (3)
クリーチャー:ファイアー・バード 3000
相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストの大きいクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを破壊する。
クリムゾン・チャージャー P 火文明 (4)
呪文
相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)

DMEX-04で登場したファイアー・バードツインパクト

クリーチャー面は《制御の翼 オリオティス》《奇石 ミクセル》などと同質のコスト踏み倒しメタ
あちらと同様に《フェアリー・ギフト》に代表されるコスト軽減にも強いが、マナが伸びてくると効果が活かしづらいのが短所。
カード名ルピアを含むため《ボルシャック・NEX》リクルートに対応する。

で相手のターン中のコスト踏み倒しに対応するコスト踏み倒しメタとしては登場時点で最速かつ希少。【準赤単】などクリーチャーの比率を高めたいデッキなら、呪文面の存在もあって採用圏内だろう。
3コストなので《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》でのコスト踏み倒しが効く。勿論cipは使われるが、条件を満たせば踏み倒しで出てきたクリーチャーが残らないので、盤面を必要とするループ系統やカウンター獣を革命チェンジの起点にするデッキには刺さる。
特に革命0トリガーバトルゾーンに出た《ボルシャック・ドギラゴン》に関しては、効果バトル解決する前にターン・プレイヤーの《マグナム・ルピア》による破壊が優先的に解決されるため無力化できる。

呪文面はそのまま《クリムゾン・チャージャー》
やや力不足な感は否めないが、コスト踏み倒しを使わないデッキを相手にした時や、マナが伸びきった際にはこちらの面を使用できる。

環境において

DM・双マーク2ブロック構築環境では【クラッシュ“覇道”】に投入される。そちらのデッキコスト踏み倒しメタ《異端流し オニカマス》と合わせて最大8枚体制になると、相手のコスト踏み倒しを大きく牽制できる。ただ、固定枠が30枚程度となる【クラッシュ“覇道”】においてはS・トリガーの枠を削らないと中々デッキに入れづらい面もある。

殿堂レギュレーションでは、【白青赤ドギラゴン剣】との対面ではたとえ《異端流し オニカマス》を退かすための《ゼンメツー・スクラッパー》が無くてもコスト踏み倒しメタ8枚体制を活かして6打点を素出しして1ショットキルすれば良い。このように、パワー2000を超えるクリーチャーに腐る《ゼンメツー・スクラッパー》を切ることでデッキ汎用性を上げることができるという利点が生まれた。
【“轟轟轟”ブランド】では《“罰怒”ブランド》ルートを選んで1ショットキルする前のワンクッションとして使われるケースも見られるようになった。

2019年3月1日に《蒼き団長 ドギラゴン剣》殿堂入りを果たし、【ドギラゴン剣】が環境から姿を消した。それに伴い、このカードの需要も落ち込んだ。
DMRP-10【ウェイボール覇道】が成立すると火のカードを多く入れることをしづらくなったため、ますます枠を取れない場面が増えて採用が稀になった。

王来篇以降のコスト踏み倒しメタの大量追加・インフレにより、如何にチャージャーコスト踏み倒しメタツインパクトと言えどスペック的に採用を見送られるケースが激増した。

その他

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考