一極両得(ダブルチャンス) マクノカ&ヌクノカ》

一極両得 マクノカ&ヌクノカ UC 自然文明 (3)
呪文
次のうちいずれかひとつを選ぶ。バトルゾーンに自分のエグザイル・クリーチャーがあれば、両方を選んでもよい。
►自分の山札の上から1枚目を、マナゾーンに置く。
►カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

DMR-12で登場した、一極両得(ダブルチャンス)呪文サイクルの一つ。
これは自然文明担当で、マナブーストマナ回収の2つの効果を持つ。

マナブースト《フェアリー・ライフ》マナ回収《カブラ・カターブラ》にそれぞれ劣るが、その二つの効果を選択して使えるとなれば話は別。序盤はマナブーストを行い、後半は余ったマナゾーンのカードを回収と、いつ引いても腐らず無駄がない。

さらに、バトルゾーンに自分のエグザイル・クリーチャーがいれば、マナブーストしつつマナ回収する全てのカードに対応した《ブラッサム・シャワー》と化す。コスト文明の関係上、《無敵剣 カツキングMAX》などが狙い目か。

エグザイル・クリーチャーと併用せずとも優秀なカードであり、殿堂入りとなった《セブンス・タワー》《ガチンコ・ルーレット》と比較してもそうそう見劣りしない。自然文明主体のデッキであれば、新たなマナブーストの選択肢として重宝されるだろう。

大会でも【5色フェアリー・ミラクル】にたまに入っており、序盤のマナ加速というよりは中盤以降のマナ回収としての役割を重視されている。

後に上位互換《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》が登場。以降は良くても5枚目以降の《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》と言うべき立場になった。

  • マナ回収を選んでも任意効果であるというモード呪文は珍しい。
    • 自分のエグザイル・クリーチャーがある状態だと、唱える前に選択肢をいずれか1つだけ使うか両方選ぶか決める必要があるためだろう。両方選んでいたとしても、まずマナブーストで置かれたカードを見て、それから任意で回収するかしないかを考えることができる。
      • 変則的だが、この呪文を唱えても「何もしない」という選択肢を現実的に採用することもできる。何らかの方法でこの呪文の効果が勝手に誘発してしまったが、山札を削ることもマナを減らすこともしたくないという場合はこのような選択肢にも意味がある。
  • カタカナ表記なのでわかりにくいが、「ジョウロで水を『撒くのか』、カブを地面から『抜くのか』」を悩んでいる。ただしイラストではカブは地面から抜いてある。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-20で実装。

レアリティコモンに変更され、エグザイル・クリーチャーがいる場合は強制で両方が発動されるようになった。ただしマナ回収効果が任意な点は変わっていないため、類似例の爆進ダブルよりは強制化の影響は小さいと言える。

探索しないマナ回収が欲しい場合には《クリクリ・イガラーズ》もあるが、そちらと違い墓地が空でもマナブーストできる・盤面を圧迫しない・非クリーチャーのカードも回収できるなど、細かな差異でこちらを優先したい場合もある。

サイクル

DMR-12の一極両得サイクル
モード効果を選択し、自分のエグザイル・クリーチャーがいれば両方選択できるようになる。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMR-12DMPP-20
    ふーむ、この美味しそうなカブも捨てがたいし、このキュートなジョウロも捨てがたい。この中からどちらかを選ばないといけないなんて、酷な話じゃい!……ってなんでこんな選択肢なんじゃい!!! ---五朗丸

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考