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次元の嵐 スコーラー SR 水文明 (11) |
クリーチャー:ムートピア/スペシャルズ 11000 |
G・ゼロ:このターン中に自分の呪文を5枚以上唱えていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが召喚によって出た時、それがこのゲーム中に出した最初の《次元の嵐 スコーラー》なら、このターンの後に自分のターンを追加する。 |
呪文を5枚以上唱えていればG・ゼロで出すことが可能。さらにゲーム中に1度だけ、追加ターンを得られる召喚限定cipを持つ。
G・ゼロも召喚のため、呪文を5枚以上唱えることでそのまま0コストで追加ターンを獲得できる。
《超宮城 コーラリアン》と同様のデッキを組むことで活躍できるだろう。
追加ターンによって次のターンには召喚酔いも解けるので、大量展開した後から安全に一斉攻撃を決められる。
《I am》でワールドブレイクする前にこのクリーチャーをバトルゾーンに出せば、たとえスーパー・S・トリガーを数発喰らったとしても追加ターンで再展開すれば押し切れる。
マナブーストと呪文の詠唱を繰り返す水のループ系統では、追加ターンを活かしてアンタップマナの生成を安全に行うというプレイングも取れる。
DMRP-07期に成立した【ゴクガサイクル】の核となるカードとしてブレイクする。《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》と《桜風妖精ステップル》などのスノーフェアリーがバトルゾーンに立っている状態であれば、《妖精の裏技ラララ・ライフ》、《セイレーン・コンチェルト》、《白米男しゃく》と続け、アンタップマナ0の状況からこのカードのG・ゼロ条件を達成できる。しかも、マナ回収を交えるのでパーツ要求値も比較的簡単に満たせる。
その後も、【スコーラー】のキーパーツになり、【青魔導具】に出張することまである。【カリヤドネループ】でもその姿が見掛けられる。
ソリティア系統のデッキであればG・ゼロの条件が簡単に満たせること、そのソリティアが対戦ゲームとしての性質を損なうことから殿堂入り候補に名前が挙がったが、2020年1月1日の殿堂レギュレーション改訂では殿堂入りを免れた。
王来篇環境 (オリジナル)では《龍風混成 ザーディクリカ》、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》と《Disアイ・チョイス》のセットなどによるソリティアで呪文詠唱回数を稼いでこれを投げつけるプランを取り入れた【5色コントロール】系統が偶に結果を残している。DMEX-17期からは【青タッチ黒魔道具スコーラー】の上位入賞が散見される。
そして2021年12月13日の殿堂レギュレーション改訂発表直前のDMBD-18期に続々と【スコーラー】での入賞が報告され、環境に【スコーラー】が激増。以降も環境の傾向次第で増減するも生き残ったため、2022年8月殿堂レギュレーション改訂が控えた時期には、殿堂入り予想の本命馬の1体となった。
しかし実際はメインエンジンだった《月下旋壊 ド・リュミーズ》の殿堂入りが発表され、またもや殿堂入りを免れた。デッキの性質上、《スコーラー》自身を殿堂入りにするだけでは【青タッチ黒魔道具スコーラー】が機能停止に追い込まれづらいためだろう。
『DMGP2022』Day2(オリジナル)ベスト8に進出した【青緑Gジョラゴン】は、《流星のガイアッシュ・カイザー》で《次元の嵐 スコーラー》の素出しを狙う今までにない角度からの勝ち筋を狙える型となっていた。
Q.《次元の嵐 スコーラー》を召喚せずにバトルゾーンに出した後、2体目の《次元の嵐 スコーラー》を召喚してバトルゾーンに出しました。ターンをもう一度行うことはできますか?
A.いいえ、召喚したかどうかにかかわらず、すでに《次元の嵐 スコーラー》がバトルゾーンに出ていれば最後の能力は使うことができません。
引用元(2019.7.2)
類似裁定(2022.7.28)