次元(じげん)霊峰(れいほう)

次元の霊峰 C 自然文明 (2)
呪文
自分の山札を見る。その中から多色クリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
※殿堂入り

DM-11で登場した自然呪文

多色クリーチャーサーチできる。

2マナサーチには《未来設計図》が存在するが、こちらは多色ならば狙ったカードを確実に手札に加えられる。

環境において

聖拳編環境では《無双竜機ボルバルザーク》を呼ぶのに使われたこともあるが、《鳴動するギガ・ホーン》に立場を奪われた。また当時としては「類似呪文の《ロスト・ウォーターゲイト》の方がより軽い上にS・トリガーも付いている」という酷評が中心であった。

多色しかサーチできない汎用性の低さから長年環境での活躍の場にほとんど恵まれない冬の時期を過ごしてきたが、DMR-21で転機が訪れる。
革命チェンジの登場によって序盤から強力な多色クリーチャーを出せるようになったため、圧倒的低コストでそれらを確実にサーチできるこのカードは、革命チェンジを主軸としたデッキの安定に非常に有用な1枚となり評価が急上昇、一躍高レートで取引されるようになった。
単色環境で活躍した《調和と繁栄の罠》や、【緑単ベアフガン】で活躍した《エボリューション・エッグ》に続く、大器晩成カードと言えるだろう。

特に【霊峰ドギラゴン剣】では切っても切れない核として活躍し、このカードがあるおかげで【ドギラゴン剣】殿堂入りによる弱体化に耐性があるというメリットが与えられていた。

だが、このカードが無制限である限り【ドギラゴン剣】がよほどの事態に陥らない限りリペアできたためか、2018年7月14日より殿堂入りすることとなった。

その後も【ドギラゴン閃】や【ガイアッシュ覇道】系統で使われることがあり、ゴッド・オブ・アビス時点では【青黒緑有象夢造】《天災 デドダム》《龍素記号wD サイクルペディア》の嵩増しとして投入されるケースが散見される。

アビス・レボリューション時点では【ガイアハザード退化】山札圧縮に使われる。

比較対象

その他

  • 上記の通り、革命チェンジによって需要が急上昇しレートも高くなっていたが、DMX-23の「レオのマナ加速革命チェンジパック」にて2枚も再録された。これにより集めやすくなったものの、その後殿堂入りしてしまった。
  • カードテキスト上に「多色」の文字が初めて含まれたカード。
  • デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-04で登場。レアリティアンコモンになった。例によってサーチ探索になっているが、多色クリーチャーが4種類以上入ることは多くないため、ほぼTCG版と同じ感覚で使用できる。TCG版では殿堂入りしているカードだが、現状のカードプールではそれほど相性の良いカードは無いとみなされての収録と見られる。
    • 《無双竜機ボルバルザーク》DP殿堂入りにより、《ボルバルザーク》をサーチするためのカードとして注目を集めるかもしれない。探索により多くのカードでは確実なサーチが困難になっているが、このカードなら多色クリーチャーの種類を3種類以下にすれば盾落ちしていない限り確実にサーチすることができる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考