神聖祈(しんせいき) パーロック》

神聖祈 パーロック R 無色 (7)
クリーチャー:オラクリオン 4000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から、クリーチャー以外のカードまたはカードに能力が書かれているクリーチャーが出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。そのカードを自分の手札に加える。その後、残りの見せたカードをバトルゾーンに出す。
バトルゾーンにある自分の、名前に「パーロック」とあるクリーチャーはすべてブロックされない。

DMX-15で登場した無色オラクリオン

遂に登場した《パーロック》の最終形態。
バニラでないカード非クリーチャーが出るまで山札をめくり、それが出るまでにめくったバニラクリーチャーを全てバトルゾーンに出すことができる。さらには自身も含めたパーロックシリーズのクリーチャーがブロックされなくなる常在型能力も持つ。

クリーチャーを一度に大量展開できるため、《必殺!オレの爆炎!!》《サイバー・J・イレブン》の能力を使うのにもってこいである。コストや効果の特性上、従来の【バニラビート】よりも、上記のようなカードと組み合わせてコンボデッキを作った方が強力であろう。

  1. パートナーを《ゾロスター》とし、山札に《パーロック》と大量のバニラクリーチャーを入れる。(入れすぎると勢い余ってライブラリアウトしてしまうので注意)
  2. バニラクリーチャーを適当に出しつつ、5マナ貯まったらパートナーゾーンから《ゾロスター》をコストを支払って召喚する。
  3. ターンの終わりに、適当に出したバニラクリーチャー破壊して《ゾロスター》の能力を使用、《パーロック》を踏み倒し、cipで出せるだけのバニラクリーチャーを山札から展開する。
    • デュエパーティー発足時点で既にバニラは60種類を超えている。そのため、爆発力にはまず困らないだろう。コンボが決まればそのまま複数プレイヤーを一気に倒し切れるポテンシャルを持つ。
  • 登場時点ではオラクリオンの中で唯一のレア
  • 通常、カードテキスト内で名称カテゴリを参照する場合は《》で囲われるが、このカードは「」で囲われている。
  • 神化編から続いてきたパーロックの物語も、このクリーチャーで最終回を迎えた。しかしフレーバーテキストは「完。」だけと、長いフレーバーテキストに定評のあったパーロックらしからぬ簡潔なもの。だが句点を含めて2文字というのは全フレーバーテキスト中最短であり、ある意味ではパーロックらしいと言えるかもしれない。
  • 《海賊の祈祷師 レディ・パーロック》のフレーバーテキストでは、「今も夢と冒険と遊び心を追い求めている」と、オラクリオンとなった後も冒険を続けている事が示唆されていたが、その後DMEX-12において、冒険の果てに「幸せの地」を見つけていたこと、さらには彼らの間に子供が生まれていた事が発覚。パーロックの物語が「微笑みの物語」こと「スマイリーストーリー」として語り継がれている事、そして息子が父と同じ「幸せの地」を目指して「新たなる旅立ち」を決心した事が判明した。
  • スマイリーストーリーの元ネタが漫画「ONE PIECE」の最終到達点「ラフテル」と目された事から、パーロックの扱いは同漫画に登場する海賊王「ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)」をオマージュしたものではないかとも考えられる。
  • カード名には音楽のジャンルの一つである「ロック」が含まれており、オラクリオンの命名ルールに一応沿っている。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考