聖天使(せいてんし)クラウゼ・バルキューラ》

聖天使クラウゼ・バルキューラ SR 光文明 (6)
進化クリーチャー:イニシエート 7500
進化:自分のイニシエート1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。
W・ブレイカー

DM-06で登場した進化イニシエート

能力cip《ムーンライト・フラッシュ》で、大型の《雷光の使徒ミール》といったところ。中盤に進化させれば一気にバトルゾーンの優勢を得ることができた。

タップさせるcipは使いやすく、手札で腐ることが少ない。特に進化クリーチャーであるため、タップしたクリーチャーをこのカード自身で殴り倒すことができ、出してすぐにアドバンテージを取り返せるのが優秀。

だがパワーは7500と、進化にしてはやや低めであることに注意。同コストの進化とかち合うとほぼ負ける。登場時点でも同弾の《バザガジール・ドラゴン》にパワー負けするなど、クリーチャーによっては非進化でも安心できなかった。

かつてはイニシエートデッキ切り札として広く使われていた。イニシエートデッキに限らず、現役当時は【ボルバルホワイト】などイニシエート進化元を用意できるデッキにタップキル要員として利用されることもままあった。

だが、現在の採用率は低い。インフレによりカードパワーが底上げされた結果、当初のイニシエートのタップキル戦術だけでは場を制圧しきれなくなり、やがてイニシエートデッキタイプ【速攻】型にシフト。6コストのこのカードでは重すぎるために使われなくなった。

もし使うのであれば中速気味に組んでやりたいところだが、DMD-23にて同コスト《聖霊龍王 ミラクルスター》が登場。あちらの方が進化元の縛りが緩く、フリーズ持ちで更にパワーも一回り大きいT・ブレイカー種族以外は上位互換。今後はそちらに枠を譲る事となるだろう。

  • 変形できるらしく、闘魂編のCMでその勇姿を見ることができた。CMを見逃したプレイヤーも、イラストとにらめっこすれば変形機構が想像できるだろう。イニシエートのモチーフである勾玉状態で高速移動し、戦闘では人型になる模様。
  • アニメ「新星輝デュエル・マスターズフラッシュ」で、全長12メートル、体重28トン、特技はオプティック・バインド/フォトニック・チャージ、という設定が紹介されていた。
  • 2005年の映画「闇の城の魔龍凰」では冒頭のデュエルマスターズについて説明するシーンで、光文明の一員として登場している。
  • スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」では、コラボダンジョンに登場するクリーチャーとして出演した。リーダースキル名は「フォトニック・チャージ」。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPP-02
    閃光で、戦場を制圧する。その雄姿は果たして天使か悪魔か。

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考