葬英雄(そうえいゆう) ゲンセトライセ》

葬英雄 ゲンセトライセ VR 闇文明 (6)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 7000
マナ武装 5:自分のターンの終わりに、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードが5枚以上あれば、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。
マナ武装 7:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに闇のカードが7枚以上あれば、自分の墓地から好きな枚数のファンキー・ナイトメアをコストの合計が5以下になるように選び、バトルゾーンに出す。
W・ブレイカー

DMR-15で登場したデーモン・コマンド・ドラゴン
マナ武装5で自分のターンの終わりに自身が墓地にあれば味方1体を犠牲にして自身をリアニメイトする能力と、マナ武装7で攻撃時にファンキー・ナイトメアを合計コストが5以下になるように好きな数リアニメイトする能力を持つ。

両者の能力は噛み合い、マナ武装5でファンキー・ナイトメア破壊すればマナ武装7でそれを蘇らせることができる。
ただし、マナが5枚の状態でマナ武装5を使い、このクリーチャーバトルゾーンに出した場合は、次のターンチャージャーなどを使わない限りマナ武装7が使えないので注意。

両方の能力リアニメイトのため、墓地肥やしカードとは非常に相性が良い。《ボーンおどり・チャージャー》などは墓地肥やしをしつつマナを増やせるし、《オタカラ・アッタカラ》は2コストファンキー・ナイトメアにして墓地肥やしも可能。
特にこのクリーチャー自身が墓地に落ちたり、破壊されてもマナ武装5で戻ってこれるというのは非常に大きい。

ただし、墓地肥やしと非常に相性が良いということは、逆に言えば《サイバー・N・ワールド》などの墓地を埋めるカードとは非常に相性が悪いということなので、それらには警戒しておくべきか。
また、どちらもコスト踏み倒しのため、《早撃人形マグナム》《ウソと盗みのエンターテイナー》のようなコスト踏み倒しメタで簡単に無力化されてしまう。

マナ武装5の面では、《悪夢卍 ミガワリ》/《忍者屋敷 カラクリガエシ》などの破壊置換効果およびpig能力と相性がよい。
ノーコストで自分のクリーチャー破壊することができるので、このクリーチャーを予め墓地に置いておけば《死神獣ヤミノストライク》などの強力なpig持ちを相手のターンを跨がずに破壊することもできる。

また、《シバカゲ斎》墓地にあれば、まずターンのはじめに《シバカゲ斎》マナ武装をして《葬英雄 ゲンセトライセ》やファンキー・ナイトメア墓地に落としつつ《シバカゲ斎》バトルゾーンに出し、ターンの終わりに《葬英雄 ゲンセトライセ》のマナ武装《シバカゲ斎》破壊しつつ蘇るという芸当も可能。
《シバカゲ斎》墓地肥やし能力が2度使えるため、非常に有力なコンボである。

マナ武装7でリアニメイトさせたいファンキー・ナイトメアは即仕事をしてくれるcip持ちなどを使うといいだろう。汎用性の高い《オタカラ・アッタカラ》《爆弾団 ボンバク・タイガ》などが狙い目か。
2コストと3コストをまとめて出せるため、ブロッカーを2体出したり、3コスト以下のファンキー・ナイトメア《侵略者 デカペンタ》を選び、即進化させることも可能。

一度このクリーチャーファンキー・ナイトメアが並んでしまえば、どちらを破壊してもいずれリアニメイトされるため、敵にするとやや面倒な布陣。
全体除去破壊以外の除去でないと突破することは困難。

デュエル・マスターズ プレイスでは

葬英雄 ゲンセトライセ R 闇文明 (6)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 7000
ブロッカー
W・ブレイカー
マナ武装 5:自分のターン終了時、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードが5枚以上あれば、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。
マナ武装 7:攻撃する時、自分のマナゾーンに闇のカードが7枚以上あれば、自分の墓地からファンキー・ナイトメアを、コストの合計が7以下になるように2枚まで選び、バトルゾーンに出す。

DMPP-23で実装。レアになった。

ブロッカーを獲得した。
マナ武装7のリアニメイトは枚数が2枚までに減った代わりに、コスト合計が7までに拡大した。

「2枚まで」とあるが、そもそもコスト1のファンキー・ナイトメアドラゴン・サーガ時代存在していなかった[1]ので、コストの合計が5以下になるよう好きな数選んでも「1+2+2」の組み合わせで3枚出すプレイングは起こり得なかった。よって出せる枚数の観点では弱体化していないのに等しい。

攻撃可能な闇のブロッカーなのが優秀。バトルゾーンと墓地に1枚ずつあれば、攻撃済みでタップ状態の《葬英雄 ゲンセトライセ》を破壊して別の《葬英雄 ゲンセトライセ》を出し直せば、結果的に警戒のようにアンタップ状態で相手のターンを開始することができる。

《龍覇 ウルボロフ》《極・龍覇 ヘルボロフ》と共存しやすくなり、マナ武装5を使った直後のターンから役立てるようになったことから、【ワルボロフ】 【ヘルボロフ】といったいわゆる黒単系列のデッキには確実に採用されている。
またマナ加速を組み合わせれば理論上3ターン目終了時、現実的なところでも4ターン目終了時には出せることから、《無頼魔獣ギガヴォル》《剛勇傀儡ズカズッカ》を採用して呼び出し速度を高め、《ゲンセ》や《ヘルボロフ》を強く押し付ける【黒緑ヘルボロフ】というアーキタイプも存在する。

サイクル

DMR-15の「Wマナ武装」サイクル。《葬英雄 ゲンセトライセ》以外はコスト2で統一されている。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPP-23
    英雄ともなれば、輪廻を操作することなど容易い。

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] 大きく時期が外れてから登場した《ジョルジュくん》が初である。