オサムライ・ヴァン・オサム

漫画「ビクトリー」及びアニメ「ビクトリーV」の登場キャラクター
YARASHIのリーダー及びキーボード(アニメではピアノ)担当。一人称は「私」。

メインで使用する種族キング・コマンド・ドラゴンドラゴン龍オンセンらと同じく人間に姿を変え、地上で活動しているクリーチャーであるため、「人間をカードに変える」[1]・「時間を止める」・「運命を操る」など人知を超えた能力を有している。

設定はそれぞれのメディアで異なる。

漫画版

『運命を操る能力』を持つ、指名手配中の極悪クリーチャーとして登場。
《超天星バルガライゾウ》メテオバーンで3体の《偽りの王 ルードヴィヒ》を踏み倒し、その『運命を操る能力』を見せ付け勝太に勝利した。敗北した勝太をカード化しようとしたが、ドラゴン龍が扮するドングリ仮面に100倍辛いカレーパンを食わされ、南藻 奈已に小便を飲まされた事で失敗に終わった。

その後、勝太とドングリ仮面への復讐の為にドラゴン龍とプリンプリンの営むパン屋を放火(自身も巻き込まれたが)、直後に勝太にデュエルを挑む。
《「戦慄」の頂 ベートーベン》を切り札としたデッキで勝太を苦しめるも、《黄金龍 鬼丸「王牙」》《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》に敗れる。

このとき、『運命を操る能力』は単なる催眠術であることも明かされた。
敗北後、カードとなった5年2組のクラスメイトを元に戻し、久保 聖也と共に謝罪。「今度悪さをしたらファンに極悪クリーチャーであることをバラす」という条件付きで解放、今後もYARASHIとしての活動は続けるようである。

アニメ版

声を担当したのは桐本琢也氏で、幼少期はヨーデル緑山 メイとの兼任で中司ゆう花氏が担当。

ピアノで旋律を奏でることによって時間を止める能力を見せている。プリンプリンと幼馴染で隣の国の王子という設定であり、赤ん坊の頃にプリンプリンに対して求婚して以来、しつこく彼女を追い回しており、その為に勝太たちの前に姿を現した。

切り札は《偽りの王 ルードヴィヒ》《「戦慄」の頂 ベートーベン》

勝太とのデュエマで敗北した後は他のメンバーと共に改心し優しい性格になり、勝太たちにデュエマを好きなだけすることができる「トライワールド」という世界に招待した。

その後はモブとしての登場が多くなり、「VSR」第10話にて、「デュエルマ・スターカップ」のルール説明の例として他のメンバーと共に久し振りに登場した。なおこの時、ヤラシの表記が漫画版と同じく「YA・RA・SI」となっていた。この時は星20個でゲットできるヤラシのチケット内のイメージとして登場した。

更に続く「VSRF」第23話では5年2組の同窓会で他のメンバーと共に百獣 レオのバックダンサーとして登場した。
「VSRF」第35話ではハムトピアに住む彼にそっくりなハムスターであるVANオハムが登場し、声は本人と同じく桐本氏が担当している。最初は《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》に似た鎧を付けて登場した。

その他

  • 表記揺れが非常に多いキャラクターである。
    アニメ版では「オサムライ・ヴァン・オサム」とカタカナで統一されているが、漫画版やコロコロコミック付録のカードリストでは「おさむらい・VAN・オサム」「オサムライ・VAN・おさむ」「オサムライ・VAN・オサム」等、ひらがな・カタカナ・英字の場所が一致しない場合が多い。また、アニメでは小熊先生から「オムライス・パン・オサル」と呼ばれていた。
  • 漫画では字を書くのが下手なことが判明。更に名前を「おちむらいおちむ」と書いてしまっており、ドラゴン龍プリンプリンから「頭悪い」と言われる始末。上記にもある勝太のイタズラにやられる、自身がクリーチャーなどといった設定からドラゴン龍と似た部分も多い。
  • 書籍『デュエル・マスターズGoA(ゴッド・オブ・アビス)フルコンプリートBOOK』によると名前の由来はキクチ師範代の本名の修(おさむ)と、小学生時代のあだ名「オサムライ」と判明した。

関連カード

使用カード

登場カード

強敵バトル

オサムライ・ヴァン・オサム
キャラクター:SP4
オサムライ・ヴァン・オサムが現れた時、あなたは自分のクリーチャーを2体破壊する。

《偽りの王 モーツァルト》の小型化のようなイメージだろうか。

参考


[1] アニメ版ではクラスメイトに加えて小熊先生もカード化させた。