マジック・コマンド

デッキとしてのマジック・コマンド→【マジック・コマンド】

DMR-17で登場した種族

革命編に登場したものは侵略者イニシャルズ種族を合わせ持つものがほとんど。
数ある「マジック」のひとつという扱いになったゴッド・オブ・アビス以降はそれに該当しない。マジック・コマンド・ドラゴンを含め、マジックのルールで名前が決まっている。

登場時期・併せ持つ種族・派閥によって特徴が大きく異なる。
革命編革命ファイナルのものはいずれも同じ時期・派閥のリキッド・ピープル閃の上位種族のような存在であり、戦略やイラストの特徴が一致する。

種族の命名ルールは「機術士 〜」となる。
単種族の場合はリキッド・ピープル閃とは関係しない。

マジックコマンド種族カテゴリに含まれる。

「奇天烈」の侵略者

最初に登場したマジック・コマンド群。
冠詞は「奇天烈」、進化クリーチャーは「超奇天烈」で、賭博に関する用語が続く。

カードイラストもトランプやルーレット、サイコロなど賭博に関する物が体の一部になっている機械的な外見をしている。進化するとラスベガスのようなカジノの都を取り込み、ビルなどの建物が小粒に見えるほど大きくなる。

奇天烈 シャッフ VR 水文明 (4)
クリーチャー:マジック・コマンド/グレートメカオー/侵略者 4000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、数字をひとつ言う。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストを持つ呪文を唱えられず、同じコストを持つ相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
超奇天烈 ベガスダラー SR 水文明 (7)
進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 8000
進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。
侵略−水のコマンド
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から1枚目を見せ、その後山札の一番下に置く。そのカードのコストが5以上なら、バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべて手札に戻す。それ以外なら、カードを2枚引く。

確率の奥にある熱狂の魅力に取りつかれており、分の悪い賭けでも狙っていくといったギャンブルを好む。
能力も全体的に相手次第でコスト以上のアドバンテージを稼げるものが多く、ギャンブル性が高い。

進化クリーチャーが最も多く、マジック・コマンドで固めたデッキを一番組みやすいのはこの派閥。

  • デュエプレでの彼らは、全員閻子丹氏がCVを担当。ギャンブル性のある性能からか、漫画「カイジ」シリーズや「アカギ〜闇に降り立った天才〜」のような話し方になっている。

「宇宙」の侵略者

冠詞は「宇宙(スペース)」で、人工の宇宙船や宇宙に関する用語が続く。
宇宙人グレイが機械に搭乗、もしくは一体化したような姿をしている。

宇宙(スペース) タコンチュ VR 水文明 (5)
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 5000+
自分の水のクリーチャーはすべて、種族にマジック・コマンドを追加する。
相手のターン中にこのクリーチャーが破壊される時、かわりに相手はカードを5枚引き、そのターン、このクリーチャーのパワーを+5000する。
S級宇宙(スペース) アダムスキー SR 水文明 (7)
進化クリーチャー:マジック・コマンド/S級侵略者 7000
進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。
S級侵略[宇宙]−水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、バトルゾーンまたは自分の手札にあるこのカードをその上に重ねてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーはブロックされない。
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、かわりに相手の山札の上から2枚を、持ち主の墓地に置く。

クリーチャー本来の性能から少しずれた戦闘能力を持つクリーチャーが多く、置換効果の保有率が高い。

「S」のイニシャルズ

ワルスラ・プリンスS VR 水文明 (6)
クリーチャー:マジック・コマンド/イニシャルズ 6000
W・ブレイカー
自分の他のクリーチャーを召喚した時、そのクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが、破壊したクリーチャーと同じ文明を持つクリーチャーなら、バトルゾーンに出す。そうでなければ、自分の手札に加える。
D2S 皇帝ワルスラ SR 水文明 (7)
クリーチャー:マジック・コマンド/マスター・イニシャルズ 7000
W・ブレイカー
G・ゼロ−バトルゾーンに自分の水のクリーチャーが5体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
自分のクリーチャーは攻撃されない。
呪文の効果によって、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを1体選ぶ時、自分のD2フィールドがバトルゾーンにあれば、自分のクリーチャーは選べない。

マジック・コマンドとしては《ワルスラ・プリンスS》《D2S 皇帝ワルスラ》《プラチナ・ワルスラS》の3種のみが存在。

  • ほとんどの元ネタは「ドラゴンクエスト」シリーズのスライム系モンスターだろう。奇天烈の侵略者とは「マジック」の意味が少々変わってしまっている。

「W」のイニシャルズ

D2W ワンダーワープ SR 水文明 (6)
クリーチャー:マジック・コマンド/マスター・イニシャルズ  6000
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のD2フィールドがバトルゾーンにあれば、自分の墓地にあるクリーチャーをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、それと同じ枚数、カードを引く。

現時点で《D2W ワンダーワープ》の一種のみが存在。のちに「W」のイニシャルズの担当種族ソニック・コマンドに移ってしまい、マジック・コマンドでこれ以上増えることはなかった。
同じ理由で、リキッド・ピープル閃にも「W」のイニシャルズは登場していない。

DM22-RP1以降のマジック・コマンド

Drache der'Zen SR 水文明 (4)
タマシード/クリーチャー:マジック・コマンド・ドラゴン/ACE 11000
このタマシードが出た時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚捨てる。
自分の水のクリーチャーまたは水のタマシード合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶コスト5以下のタマシードを1枚、自分の墓地からコストを支払わずに使う。
▶コスト5以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱える。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。
Law儿-怪Hark SR 水文明 (3)
タマシード/クリーチャー:マジック・コマンド/ACE 8000
タマシードが攻撃する時、そのタマシードが持つ「このタマシードが出た時」で始まる能力を使ってもよい。
自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
このクリーチャーが攻撃する時、このターン、自分の、クリーチャーではないタマシードは全て、カードタイプに「クリーチャー」を追加し、「W・ブレイカー」を得、パワーが8000になる。

ゴッド・オブ・アビス以降、文明で「マジック」を含む種族がフィーチャーされたことに合わせて再登場。

基本的に全ての所属カードが名前にアルファベットを含んでいる。
カードの能力としては呪文サポートやタマシードに絡む能力を多く持ち、アビス・レボリューション以降はツインパクトサポートを主としている。
楽器を持った(一部は楽器が変形したような)イラストが多い。

マジック・コマンドに関連する能力を持つカード

参考

マジック・コマンド (種族カテゴリ)

DM22-RP1で登場した種族カテゴリ

「マジック・コマンド」とある種族

参考