起動型能力(きどうがたのうりょく)

起動型能力とは、所定のコスト(起動コスト)を支払うことで起動することができる能力である。
起動型能力は「起動制限、起動コスト効果」の書式で書かれる。

特定のタイミング効果を生成する点は誘発型能力に似通っているが、起動型能力は任意で効果を生成できるという点で異なる。(誘発型能力はひとたび誘発すれば、効果が任意であっても解決する必要がある。)

誘発型能力同様、起動型能力は起動の手順を完了してもすぐには効果を生成しない。効果を得るためには解決する必要がある。

起動型能力が解決される前に起動型能力の発生源が元のゾーンを離れていた場合、起動コストに自身のゾーン移動を含む・含まないを問わず能力は通常通り解決される。
例) 《黒神龍ザンジバル》がいる時に《ピーカプのドライバー》の能力を起動した。
この場合、起動を完了した後にパワーがチェックされ《ピーカプのドライバー》破壊されるが、対象となったブロッカーを持つクリーチャーは問題なく破壊される。

効果がコストを要求することがあるが、その効果を生成する能力は上記の書式に当てはまらない限り、起動型能力ではない。起動コストは効果を生成するためのコストであり、効果ではない。

起動制限が「攻撃できる時」の起動型能力は攻撃制限の影響を受ける。

起動型能力は、文脈から判断できる場合や明記されている場合を除き、バトルゾーンでしか起動できない。

起動の詳しい手順は「起動」の項を参照。

  • 「〜できる時」とあれば基本的に起動型能力である。仮に誘発型能力とすると、状況誘発となり、効果に自身の移動を含まない限り無限ループが発生してしまう。

起動型能力に該当する能力一覧

参考

起動
起動コスト


[1] 実質継続的効果と同義
[2] 何らかの能力によって生成される効果が後から発揮されること