《「正義帝(アイアム・ジャスティス・イフユーウォント)」》

「正義帝」 KGM 光/水文明 (8)
クリーチャー:メタリカ/チーム銀河 13000
<ギャラクシールド>[光/水(6)]
自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きでシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
相手のターン中、このクリーチャーが表向きでシールドゾーンにあれば、自分の手札に加えるシールドカードすべてに「S・トリガー」を与える。
T・ブレイカー
自分のクリーチャーは攻撃もブロックもされない。

DMRP-14にて登場した/メタリカ/チーム銀河

ギャラクシールド6とギャラクシーGOを持ち、シールド表向きであれば、自分のシールドカードS・トリガーを与え、バトルゾーンにあれば自分のクリーチャー攻撃もブロックもされない

味方を全員まとめて《弾丸透魂スケルハンター》化させる、単純かつ強力な能力の持ち主。味方を並べてから出すことで、クリーチャー全体の奇襲性を底上げできる。
しかもこのクリーチャー自身はT・ブレイカーなので瞬く間にシールドブレイクしていける。

さらに、表向きシールドゾーンにある間は、《星龍の記憶》と同様のS・トリガー化を発揮する。
《「正義帝」》が表向きシールドゾーンにあれば、ギャラクシールドカードS・トリガーにできるため、相手は迂闊にブレイクすることができなくなる。ギャラクシーGOの弱点を自力で克服できるのである。《モモダチ ケントナーク》のような効果でブレイクするものや、アンブロッカブルや「攻撃先は変更できないクリーチャー攻撃も怖くない。
もちろん、ブレイクせずともギャラクシーGOによってそのまま出るので、ブレイクしようがしまいが、どっちにしてもこのクリーチャー召喚される。シングル・ブレイカーが不在だったり、《「古の守護者」》がいたらなお危険。
表向きの《「正義帝」》自身もS・トリガーを得るため、ギャラクシールドで設置できればシールド焼却でもされない限り登場がほぼ約束される。
また、このクリーチャーS・トリガーで出してしまうと、次のターンには召喚酔いが解消されて襲い掛かってくる為、相手にしたら、自身の場を整えない限りブレイクするどころではなくなるだろう。

欠点はシングル・ブレイカーがいるとこのクリーチャーを出すに留まってしまう点。また、このクリーチャー除去ロック能力を持たず、バトルゾーンに出てもフィニッシャーになれるとは言い難く、除去されたり、単なるファッティとして無視されかねないので注意。
そして、ギャラクシールドでも6コストという重さも無視できない。《「雷光の聖騎士」》で守りながら置くチャンスを窺う、もしくは《「策略のエメラル」》で早出ししたいところ。

  • カード名を英文に直すと、“I am justice if you want.”
    意訳すると、「君が望むなら私が正義だ」「正義は、いつも君とともにある」といった意味になる。
    直訳するなら「あなたが望むなら、私は正義である」といった具合。
  • 漢字3文字分の名称に対して英文を元にした長大なルビを持つため、実際のカードにおいては漢字表記の「正義帝」がルビに対応したカーニングを施されているというこのゲームでは比較的珍しい見た目となっている(「 正 義 帝 」といった具合)。

背景ストーリーでの活躍

マスターの正義の心に多色の力が共鳴し誕生。《絶・拳・一・番》により月光王国の大半を倒し撤退に追い込んだ。

2度目の襲撃の際《月と破壊と魔王と天使》の砲撃が十二神騎を半壊させたため出撃。
戦いの最中問いかけるも、愛を奪われた《月と破壊と魔王と天使》は応じなかった。その後《∞龍 ゲンムエンペラー》の乱入により月光王国は撤退した。

3度目の襲撃の際、影の中の存在をすでに知っていたため戦わずに影の世界に飛び込んだ。
影の中にいる天使の話を聞いて、月に擬態した黒幕ユスティーツァを攻撃し開戦。
《断影龍 ユスティーツァ》に断罪の光を放たれるも、天使の声により体から光が溢れ、断罪の光を反射。とどめの掌底で粉砕した。

王来篇では鬼羅丸が出した問いに「正義も無くなってしまうではないか」と答え、鬼羅丸に認められたことによりレクスターズの力を手に入れた

  • 敵であれ本当の気持ちを汲み取ろうとする姿勢はまさに「誰が為の正義」そのものと言える。
  • ユスティーツァを煽り返すあたり口達者な模様。

メディアにおいて

アニメ『キング』にてキラが使うキングマスターカードとして登場。声優は粟津貴嗣氏で、キングマスターを担当したのは《大樹王 ギガンディダノス》に続き2体目となる。

初登場は第9話で、鬼札 アバクに再戦を挑むため[1]キングマスターカードを欲するキラの夢の中に現れ、「あらゆる戦いに勝利しろ」と告げる。
そのお告げに従い、あらゆるジャンルの戦いで100回勝利したことでこのカードが授けられた。
授けられるにあたり、キラに足りない「勝利への貪欲さ」を育むためのお告げであったことが語られている。
なお、本当は50勝で十分だったが、キラが意地を張って100勝するまで挑戦をやめなかった。

同話のメガネ戦で初使用し、スペシャルドローである「ギャラクシードロー」で引き当てて、《護天!銀河MAX》効果シールドに置かれメガネ攻撃を阻止した。次のターンギャラクシーGOにより召喚、さらには《ダイヤモンド・ソード》によって召喚酔いを解除した後は、ブロックされない効果《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》ブロックを無視した後、メガネシールドを3枚ブレイクした。

その後のデュエマでも度々使用した。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.《「正義帝」》が自分のシールドゾーンに表向きで置いてある時に相手が「W・ブレイカー」を持つクリーチャーで攻撃してきました。《「正義帝」》ともう1つのシールドが同時にブレイクされる時、「このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば〜」の能力で、もう1つのシールドも「S・トリガー」として使えますか?
A.はい、使えます。《「正義帝」》の能力は、同時にブレイクされるシールドカードにも適用されます。
引用元(2020.6.26)

Q.《「正義帝」》が自分のシールドゾーンに表向きで置かれている時、この《「正義帝」》自身も「S・トリガー」を得ますか?
A.はい、《「正義帝」》自身も「S・トリガー」を得ます。
引用元(2020.6.26)


[1] 後に忘れてしまい、シリーズを通して最後まで実現しなかった。