《アラゴト・ムスビ》
アラゴト・ムスビ C 自然文明 (4) |
クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 2000 |
K・ソウル |
W・ソウル |
マーシャル・タッチ |
MT−自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 |
マナ爆誕5 |
※殿堂入り |
DM-37で登場したK・ソウル/W・ソウル持ちのワイルド・ベジーズ。
マーシャル・タッチによるマナブーストと、マナ爆誕を持つ。
マナブーストの代名詞である《青銅の鎧》と比べると単純なマナブーストとしては扱いづらいが、こちらは手札・バトルゾーン・マナゾーンへ一気に干渉する面白い動きができる。
手札から召喚してマーシャル・タッチを使った場合、手札・バトルゾーンともに±0でマナが+1となり、マナ爆誕で出した場合は、手札+1でバトルゾーン・マナゾーンは±0となる。
このようにアドバンテージを失いづらいため、cipの再利用要員としてかなり有用。火や水を入れずにcipの再利用が可能となった点も大きく、相手に依存しない効果のため序盤から終盤まであらゆる状況で使っていけるだろう。
ルール
- クリーチャーを手札に戻した場合、バトルゾーンを離れたり進化したりしていても「自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く」効果は解決される。
環境において
変わった動きができるカードではあったものの、癖の強いカードでもあった為使い方が難しかった。それでも、エピソード1環境では光抜き4色の【サイバー・G・ホーガン】で度々使われていた。【Nエクス】の現役時代、自軍のクリーチャーを再利用しながらマナブーストする手段として使われることもあった。
そして《ベイB ジャック》の登場により一気に使いやすくなった。
例えば、バトルゾーンに《遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ》と《ベイB ジャック》があり、このクリーチャー1体をバトルゾーンに、1枚は手札に揃えれば場のこのクリーチャー自体をタップしてコストにすれば、マーシャル・タッチで無限にマナブーストができる。
【緑単ループ】ではよく使われる必勝の動きであり、2017年7月8日に殿堂入りする要因となった。
その後も、2018年3月1日に《ベイB ジャック》がプレミアム殿堂に指定されるまで使い続けられた。
王来篇環境(アドバンス)では、《ヘームル・エンジオン》との組み合わせで無限GR召喚と無限マナブーストができるため、使われる場合が稀にある。
テクニック
その他
- 緑単構築でバウンスという選択肢を追加する唯一無二の手段である。
- アラゴト(荒事)とは、荒々しく豪快な歌舞伎の演技のこと。
- このクリーチャーのモチーフは「おむすび(おにぎり)=稲」。野菜でないワイルド・ベジーズは今までにもあったが、調理後というのは初めてである。強いて言うならカット済みの《ビクトリー・アップル》が近いか。
- 余談になるがイネの花言葉は「神聖」。ループコンボにより神聖とは真逆の扱われ方をされてしまったのは皮肉である。
DMPP-14で実装。レアリティがレアになり、ソウルは削除された。
- 《アラゴト・ムスビ》を3以上コスト軽減した状態で、《ムスビ》が手札と場に1体ずついると、「1コストで《ムスビ》を召喚→《ムスビ》を手札に戻してマナブースト」を繰り返すことで、使用可能マナを増やせない多色カードが落ちない限り無限マナブーストが可能。
収録セット
参考