《ヘームル・エンジオン》

ヘームル・エンジオン R 水文明 (2)
クリーチャー:トリックス/ワンダフォース 2000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーを1体、手札に戻してもよい。そうしたら、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)

DMRP-10で登場したトリックス/ワンダフォース

cipで自分の他のクリーチャーを1体バウンスして、GR召喚する能力を持つ。

単純なGR召喚として考えればクリーチャーが差し引き1体しか増えない分《音奏 シャンタン》の文明違いの下位互換にも見えるが、自分のクリーチャーをバウンスできるのがミソで、cipの再利用には悪くない。例えば同弾・同レアリティの《青守銀 シルト》を回収するのに使うのも良いだろう。

2コストで2体クリーチャーバトルゾーンに出ることから、バトルゾーンに1枚、手札に1枚このカードがあれば超GRの枚数だけ《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》マナブーストすることができる。しかもこちらは《アクア忍者 ライヤ》と異なりクリーチャーが増えるため、いざという時に1ショットキルに移行することもできる。よって、【ズンドコピエロ】の選択肢になるだろう。

環境において

前評判では【ズンドコピエロ】の躍進に繋がると1枚とされていたが、実際のところ登場時の環境では【ズンドコピエロ】よりも優秀なループが多く、そちらの環境復帰には至らなかった。代わりに、【赤青ファイア】で使われている。

2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂により【オカルトアンダケイン】が事実上消滅すると【ゼロ・ルピアループ】アドバンス環境のトップに立ち、このカードGR召喚ループの要として活躍に至った。ソリティア始動前に2コストで素出しすることで、適当なリソースクリーチャーを回収しつつGRクリーチャーcipアドバンテージを稼いでコンボ始動に備える場合もある。

オリジナルの【ゼロ・ルピアループ】でもただ自軍のcipクリーチャーをバウンスにより再利用できるというだけで、フォーマットGR召喚が存在しないにもかかわらず採用されるケースがある。

【ゼロ・ルピアループ】消滅後はこれといった活躍は無いが、稀に【ダークネスコントロール】マナドライブアドバンテージを稼ぐために採用される。1コストでバトルゾーンに復帰できる《とこしえの超人》バウンスコストにしてもディスアドバンテージになりづらい。

その他

サイクル

DMRP-10のGR召喚サイクル。いずれもコスト2でパワー2000のワンダフォースクリーチャーであり、条件付きでGR召喚できる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考