司令官(しれいかん)覚醒者(かくせいしゃ) コンボイ》

司令官の覚醒者 コンボイ P 水/火文明 (14)
サイキック・クリーチャー:フレイム・コマンド/グレートメカオー/ハンター 8000+
W・ブレイカー
自分のグレートメカオーとキカイヒーローすべてに「スピードアタッカー」を与え、バトル中のパワーを+8000する。
解除−このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さいほうに裏返す。
覚醒前⇒《時空の司令 コンボイ・トレーラー》

DMX-22で登場したサイキック・クリーチャーフレイム・コマンド/グレートメカオー/ハンター

久々の新規サイキック・クリーチャーであり、グレートメカオー初のサイキック・クリーチャーである。
こちらの面は自分のグレートメカオーとキカイヒーロースピードアタッカーとバトル中のパンプアップを与えるというもの。

自陣のスピードアタッカー化は言うまでもなく強力で、出したターンで即座にアタックトリガーを使用することができる。
また、バトル中のパンプアップも上昇幅が大きく、《時空の英雄アンタッチャブル》ですらパワー9000のクリーチャーへと変貌するためかなり強力といえる。
ただしこのクリーチャーに覚醒したターンに出すとそのターンの終わりに《時空の英雄アンタッチャブル》覚醒しこのクリーチャーの能力の対象外になってしまう。
当然覚醒条件でバトルゾーンに出したクリーチャーもスピードアタッカー化する。

狙い目は《ガチャンコ ガチロボ》《奇天烈 シャッフ》《偽りの名 iFormulaX》あたりだろう。《ガチロボ》と《シャッフ》は強力な能力をcipアタックトリガーで2回起動できる。

素のパワーが8000と覚醒後としては低いが、解除を持っているうえに覚醒条件が緩くフィールドアドバンテージに直接影響を及ぼすため、「除去したと思ったら仲間を連れて戻ってきた」なんてことになりかねない。相手をした場合は覚醒前に除去するのが基本となるだろう。

火文明のカードを投入せずに種族デッキでスピードアタッカーを付与できるというこのクリーチャーの能力はグレートメカオー並びにキカイヒーロー主軸のデッキを牽引する力となりうるだろう。
大量展開による物量攻撃を得意とするグレートメカオーとキカイヒーローの文字通り司令官となることが期待される。

  • コマンドであるため侵略に用いる事もできる。解除を持っているこのカードを進化元にするのは勿体無いが、《S級宇宙 アダムスキー》なら再びこのクリーチャーをバトルゾーンに残すことが出来る。しかし、《奇天烈 シャッフ》以外との兼ね合いの悪さは否めない。
  • 覚醒後のモデル、といっても覚醒前と同じであるが、タカラトミーから販売されているロボット玩具「トランスフォーマー」におけるサイバトロンの総司令官「コンボイ」の人型ロボット形態であり、イラストも絵ではなくシリーズ最初の「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」放送当時に販売されたコンボイの玩具の写真である。
  • 能力のスピードアタッカ―と、パンプアップを与える能力は初代シリーズのコンボイの存在が戦闘向きではないサイバトロンに勇気を与え、味方の士気を向上させ敵に果敢に挑む、解除はトランスフォームして攻撃(破壊)を回避するという原作のコンボイの特徴を踏まえている。予想外の収録の驚きと能力の強さと共に、原典のコンボイの特徴を上手く再現している為トランスフォーマーファンからも評判が良かった。

関連カード

収録セット

参考