悪魔神(あくましん)ドルバロム》

悪魔神ドルバロム SR 闇文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから持ち主の墓地に置く。

DM-14で登場したデーモン・コマンド進化クリーチャー

かの《悪魔神バロム》転生したカード

元になったカードと同じく以外のクリーチャーを全て破壊する強力なcipが付いてるが、このカードは更にマナゾーンカードも対象になっている。

が入っていないデッキに対して出せればほぼ勝ちが確定するが、かなり重い進化クリーチャーであるため、必然的にデッキコンセプトにせざるをえない。基本的にマナブーストからの《母なる星域》でスムーズに降臨させるのが常道である。(>【ターボドルバロム】

が多いデッキには元祖《悪魔神バロム》と同じく効果が薄いのが弱点。効果が相手によって左右され不安定であるため、《悪魔神王バルカディアス》など、他のフィニッシャーとの併用が望ましい。

もしくは、【デーモン・コマンド】に投入し、《魔刻の斬将オルゼキア》《狼虎サンダー・ブレード》で場を制圧しながら、隙あらばこのカードを出して止めを刺すようデッキにすれば問題はないだろう。

非常に強烈な能力を持つため、デッキビルディングのしがいのあるカードである。ぜひうまくデッキを組んでやりたい。

  • なお、間違っても《希望のジョー星》が設置されている状態で、対策なしでの召喚をしてはならない。うかつに召喚した場合お互いのバトルゾーンとマナゾーンのカードほぼすべてが消し飛ぶ未曽有の被害が発生するだろう。破壊を逃れる効果を持ったクリーチャー、もしくは召喚した《ドルバロム》を維持できるのであれば相手が闇文明を扱っていてもオールリセット近くまで追い込めるので一考の余地はある。若干卑怯かもしれないが、時間切れ判定に持ち込むならぽんと出してしまうのも良い。
  • イラストレーターは他のバロム系カードと同じくIttoku氏。
    • DMEX-01で、勝舞の切り札を差し置いて2005年版の代表カードとして再録された際も、イラストは当然Ittoku氏が担当。実のところ、今まで幾度となく再録されてきた1枚ではあるのだが、新規イラストはこれがはじめてである。
    • またDMRP-17でもIttoku氏による新規イラストで20thレアとして再録。
      このイラストのドルバロムの座っている台座をよく見ると、うねりのような模様に混じって「20」の文字が描かれている。
  • 転生前である《悪魔神バロム》の要素に加え、血に染まったような翼や白骨を思わせる体色が加わり、更に禍々しくも神々しくなっている。印相を組み阿修羅のように腕が増えたり「チャージ」での登場のCGシーンでは蓮の花が飛び散るなど仏教色が強くなっている。

旧テキスト

悪魔神ドルバロム SR 闇文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから持ち主の墓地に置く。

原作・アニメにおいて

  • アニメ「チャージ」でも登場。ある骨董品屋で展示されているがドルバロム自身がクリーチャーとして意思を持っており、相応しい持ち主を探し求めているのかそれを試すかの如く持ち主を次々と不幸にし、元のショーケースに戻る事を繰り返していた。骨董品屋の主からも「呪われている」と言われ商品としてもタダ扱いになるなど曰くつきのカードであり、黒城は勿論離れた場所にいる勝舞にも「嫌な感じ」と感じるほど禍々しい力を放っている。
    精神的に追い込まれたE (エルリオ)により、骨董品屋から持ち出されるが、彼の意識を完全に乗っ取りドルバロムとして黒城とデュエルを行い、《憤怒の猛将ダイダロス》を進化元に召喚される。しかし闇主体の黒城のデッキには全体除去は全く刺さらず、S・トリガーで発動した《デーモン・ハンド》により破壊され、文字通り黒城の物となった。黒城もその性能に「化け物」と呼び、以降のデュエルでも活躍している。
    それ以降のアニメシリーズの「ゼロ」、「クロス」でも登場している。
  • 漫画「D・Mファイター焔」では闇の総大将として登場。単身で火文明の基地を壊滅させたが、《一撃勇者ホノオ》の必殺技「ファイナルドラグフレア」で討ち取られた。

デュエル・マスターズ プレイスでは

悪魔神ドルバロム SR 闇文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
進化-デーモン・コマンド
バトルゾーンに出た時、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから墓地に置く。その後、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。
T・ブレイカー

DMPP-06から登場。

破壊ランデスの順番が入れ替わった。これにより、相手に《薫風妖精コートニー》《神魂の守護者シュノーク・ラー》を立てられるとランデスできなくなった。
また、この変更により《雪溶妖精シャーマン・メリッサ》などが、マナゾーンに残れるようになっている。

もっとも盤面は変わらず吹き飛ぶのでフィニッシュ力が高いことには変わりなく、《コートニー》や《シュノーク・ラー》では根本的な対策にはならない。
相手が《悪魔神ドルバロム》対策のために上記カードを使ってくれるならむしろラッキーという考えでも良いだろう。

なお、《ドルバロム》を使う側も《薫風妖精コートニー》を使えば自分へのマナゾーンの被害を0に抑えられるが、《ドルバロム》は早出しが命であるため自然を入れるならマナブーストを入れた方が懸命であり、そもそも《ドルバロム》を投入するのであればなるべく闇を多数入れるべきなので、《コートニー》に枠を割くのは賢明ではない。

相変わらずコストは10と重いが、《ロスト・チャージャー》《邪霊神官バーロウ》の存在により、バトルゾーンに進化元を出していなくても容易にバトルゾーンに出すことができる。
デッキの最高コストカードをこのカードにし、序盤に《ロスト・チャージャー》でこのクリーチャーを落としておけば、召喚された《邪霊神官バーロウ》から確実に進化できる。

  • DMPP-06リリース当初はバトルゾーンに《薫風妖精コートニー》がいる時に《ドルバロム》を出すと、(《コートニー》側が)フリーズするバグが発生していた。現在は修正済み。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考