戦略(せんりゃく)D(デュエル)H(ヒーロー) アツト》

戦略のD・H アツト C 水/闇文明 (2)
クリーチャー:ヒューマノイド/ヒーロー 2000
このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚捨てる。

DMX-07で登場した/ヒューマノイド/ヒーロー

cipドロー墓地肥やしを行える。

多色とはいえ、2コストで2枚墓地肥やしできるのは優秀。

手札事故防止の他、リアニメイトのお供、墓地進化の確保、《黒神龍グールジェネレイド》ムゲンクライム持ちなど墓地から場に出るクリーチャーの仕込みなど色々使える。

相手ターン中に《地獄門デス・ゲート》《冥王の牙》で踏み倒せば、《斬隠蒼頭龍バイケン》などの旧式マッドネスを起動することも可能。

【青黒メルゲ墓地進化速攻】などに入れるといい働きをしてくれるだろう。

また、《湧水の光陣》とも非常に相性がよく、【湧水シャチホコ】ではよく利用される。

多色なので色合わせにもなり、デッキの潤滑油としての利便性は高い。文明コンセプトの合うデッキならばすんなり投入できるだろう。

環境において

登場当初から《アクア・メルゲ》と比べても「《ローズ・キャッスル》溶けない」「捨てるタイミングが優秀」「闇のクリーチャーなので墓地に落ちれば墓地進化元になる」と、優秀なカードとして認知されていた。そのことから、【青黒メルゲ墓地進化速攻】を始めとした青黒を含む墓地肥やし基盤で使われていた。

ただ、エピソード2環境まではまだ墓地肥やし基盤自体が過渡期であったため、あくまでも上振れパターンとして認識されていた。また、当時は多色が現在ほど評価されていなかったため、評価は後年よりは低かった。

エピソード3環境【墓地ソース】が躍進すると、その評価を高めていった。特に【ガネージャ墓地ソース】のような2コストウィニーが残ることを重視した型で重宝された。

その後も縁の下の力持ちとして採用され続けたが、ほぼ同型再販である《【問2】ノロン⤴》が登場し、さらにその後のカードプールの強化によって【ワルスラ墓地ソース】が成立すると、2コスト初動としての安定性、再現性を発揮するように。

それからも多少の浮き沈みはあれど【墓地ソース】コンボデッキを中心として初動に使われ続けたが、《戯具 ドゥゲンダ》が登場すると自身と《【問2】ノロン⤴》とを合わせて最大12枚体制とした墓地肥やし基盤が確立。【青黒闇王ゼーロ】【ムゲンクライム】【青黒緑ゼーロベン】などでその基盤の強さを数々の対戦相手に押し付けた。

比較対象

公式関係者をモデルとしたヒューマノイドの先駆けとして

  • モデルはタレントの東谷篤門。『デュエルヒーロー アツト』役としてアニメや『デュエル・マスターズDASHTV』に出演している人物である。

フレーバーテキストについて

その他

  • 《情熱のD・H ユウ》とは元々1枚絵として繋がっており、中央で合わせた腕の形が「V」になっている。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


公式Q&A

  • 能力について

Q.自分の山札が0枚で、バトルゾーンに《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》がいる状況です。自分は《戦略のD・H アツト》の「出た時」の能力でカードを引くかわりにクリーチャーを2体墓地から出しましたが、この場合でも自分の手札を2枚捨てますか?
A.はい、2枚捨てます。
引用元(2022.9.28)