《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《暗黒(あんこく)の悪魔神(あくましん)ヴァーズ・ロマノフ》

月刊コロコロコミック2010年4月号付録として登場した墓地進化を持つ闇のデーモン・コマンド/ダークロードの進化クリーチャー。

cip能力により、非進化クリーチャー1体を除去する。

除去しながら現れるW・ブレイカーの進化クリーチャーと言うだけで十分強力。しかも墓地進化であるため、場にクリーチャーが居ない状況からでも手軽に出すことができる。

ロマノフだがデーモン・コマンドでもあるため、そちらのサポートを受けることができる。墓地肥やしとサルベージを併せ持つ《暗黒導師ブラックルシファー》や《死神明王ガブリエル・XENOM》とは相性がいい。
《死神獣ヤミノストライク》が破壊されれば、そちらを進化元にコスト踏み倒しで出せる。

殴り手としても問題ないスペックであり、闇入りのコントロールやデーモン・コマンドのデッキではフィニッシャーの候補となる。各種悪魔神や究極進化に進化させて場を制圧するのも良いだろう。

除去しながら殴れるアタッカーとして非常に優秀だが、進化クリーチャーを除去できない点には注意したい。

• 同じマナコストの《魔刻の斬将オルゼキア》や《狼虎サンダー・ブレード》と比べると、あちらは進化元を必要とせず、除去できる範囲が広い。こちらは召喚酔いなしで攻める事ができ、いざとなれば上記のように究極進化にも繋げられるため、デッキによって使い分けるのがいいだろう。

• 《大邪眼バルクライ王》では進化クリーチャーを出せないため、ダークロードであるメリットはそこまで大きくない。

• ロマノフの名を持つため、《超神羅ロマノフカイザー・NEX》で呼び出すアタッカーとして投入される場合がある。

• 強力なcipを持ち、かつ召喚酔いのない闇のコマンドであるため、侵略元としても優秀。侵略元としてはよりコストの軽い《勝利のガイアール・カイザー》がいるが、除去の届く範囲や《超次元ミカド・ホール》等では対処できない各種コスト踏み倒しメタをcipで破壊でき、侵略先が手札に無くともW・ブレイカーによるビートダウンが可能であるなど、差別化は容易。また、《超次元フェアリー・ホール》から繋げることができるため、併用も難しくない。

• NEO進化クリーチャーは進化クリーチャーであるため破壊できないので注意。

• ロマノフの名を持ちながらナイトではないという初めてのクリーチャー。
  • 種族にナイトを持たないのは、登場した当時無制限だった《魔光蟲ヴィルジニア卿》でリアニメイトできると強力過ぎると判断されたためだろう。DMX-12で登場した相互互換の《黒蟲奉行》は、パラサイトワームを持つのでリアニメイトできる。
    こちらはデーモン・コマンドなので種族サポートを受けやすく封印を外せるが、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》がいると出せない欠点がある。周りの環境に合わせて選ぼう。

• 何かと再録の多い1枚。恐らくだが、種族が優秀な上に単純明快なスペックで初心者向けなのが再録に恵まれている理由なのだ思われる。

• 持っている剣は《神羅ダークネス・ロマノフ》と全く同じもの。フレーバーでも、このクリーチャーが後に《神羅ダークネス・ロマノフ》へ進化することがほのめかされている。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-12で実装。レアリティがベリーレアに変更された。

• DMPP-13期に《進化設計図》入り【大邪眼B・ロマノフ】が有名になってからは多少使われる機会が増えた。
• DMPP-14期にはこのデッキのメタカードである《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》を除去できることからさらに評価を上げた。

関連カード

• 《邪神C・ロマノフ》
• 《神羅ダークネス・ロマノフ》
• 《究極生命体 Z》

相互互換

フレーバーテキスト

• DMX-14、DMPP-12
  討ちもらした敵を迎え撃つ！
• DMBD-10
  侵略ウイルスは、禁断の研究の結果、レッドゾーンを利用して生み出されたウイルスである。だが、ギュウジン丸は自分がどれだけ恐ろしいものを生み出していたかに気がついていなかった。
• プロモ（P76/Y8）
  その大剣はあまりにも、大きすぎないか？まるで、もっと強大なるもののために造られたように…。

収録セット

デュエル・マスターズ

• illus.harunoichi
  • DMC-68 「ドラマティック・ウォーズ　エンジェル＆デーモン」（7/22）
  • DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」（44/84）
  • DMX-18 「三段変形！龍解オールスターズ」（13/50）
  • DMEX-04 「夢の最＆強!!ツインパクト超No.1パック」（35/75）
  • DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」（12/18）
  • プロモーション・カード（P76/Y8）
  • プロモーション・カード（P25/Y13）（アルトアート）

デュエル・マスターズ プレイス

• CV:三瓶雄樹
• illus.harunoichi
  • DMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」

参考

• デーモン・コマンド
• ダークロード
• 進化クリーチャー
• 墓地進化
• 闇
• クリーチャー
• cip
• 非進化
• 除去
• W・ブレイカー

• ロマノフ

公式Q＆A

• 1つ目の能力について
  • 墓地進化も参照のこと

Q.相手の《地封龍 ギャイア》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》を、召喚して墓地進化しました。どうなりますか?
A.墓地進化は召喚してからカードを重ねた状態でバトルゾーンに出ますので、「墓地進化」したクリーチャーは進化元と一緒に《地封龍 ギャイア》の置換効果によってマナゾーンに置かれます。
引用元（2020.12.15）