正義(せいぎ)(きらめ)き オーリリア》

正義の煌き オーリリア VR 光文明 (4)
クリーチャー:メタリカ 4500
このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。
ラビリンス:自分のシールドの数が相手より多ければ、相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。

DMRP-02で登場したメタリカ

アンタップすることで攻撃先を変更させる能力ラビリンスで敵のコスト5以下の呪文を封じる能力を持つ。

ラビリンスという枷はあるが相手だけコスト5以下の呪文を全て封じる事が出来る。
《メンデルスゾーン》同弾から投入された《スチーム・ハエタタキ》といった数々の呪文が封じられる為、《一番隊 クリスタ》《一撃奪取 アクロアイト》といったコスト軽減を経て早い段階で出されるとまずこのクリーチャーの排除を行わなくてはならなくなるのだが、攻撃曲げを有しておりながらパワーも4500とある程度の攻撃には耐えれる。
色々なデッキに通用する強力な能力であり、メタリカデッキ以外にも活躍の場はある。

反面、呪文の封殺を維持するにはラビリンスの条件を維持する必要がある。
サポートをしっかりとし、尚且つ自分と相手のシールドの数に気を配る必要があるなど場をコントロールする必要があるだろう。

呪文メタメタリカというと、《奇石 タスリク》の存在が気になる。どちらもハイスペックなクリーチャーであることには変わらないが、デッキスロットはもとよりカツカツ。似た役割のクリーチャーを積めるだけの枠はない以上、選ぶのはどちらかになるだろう。コストも1軽く無条件ですべての呪文を射程にとらえる《奇石 タスリク》をとるか、S・トリガーも封殺できビートダウン向きのこちらをとるか、自身のデッキタイプとよく相談したい。

環境において

双極篇環境における【赤白“轟轟轟”ブランド】で本格的な活躍を始めたカード。第一にミラーマッチでの相手の《ヘブンズ・フォース》を封殺できるのが美味しい。更に【青単スコーラー】が頭角を現すと、そちらに刺さりにくい《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》より優先されるようになった。呪文リソース系デッキやコンボデッキには2ターン目に《“轟轟轟”ブランド》とのセットが決まるだけで勝ち確定に等しい状況となることも多かった。

ただ、超天篇環境に入って間もなく《音奏 プーンギ》が登場し、一時期そちらが優先されがちになった。《ヘブンズ・フォース》は最速で唱えないとコスト踏み倒しメタの餌食になるので、そういう意味であまり好まれなくなった。それでも、DMSD-10発売から1週間前頃の環境になると、あちらでは防げない《ナゾの光・リリアング》からの呪文コスト踏み倒しに対処できるということであちらとは需要を二分するようになった。

DMBD-11DMBD-12期には、【赤白サンマックス】でも単にメインデッキに入る4コストがカード中心となっているため入れて2枚程度がざらになった。

DMRP-12で本格登場した《九番目の旧王》がロック対象に入るのも優秀。超天篇環境終期に成立した【4色ドッカンデイヤー】などはこのカードがあるからこそ防御S・トリガーとして《九番目の旧王》よりも《テック団の波壊Go!》を優先していたほどである。

2020年1月1日殿堂レギュレーション改訂で《音精 ラフルル》プレミアム殿堂に指定されたため、系のビートダウンでは定番のカウンター封じの地位に就き、その需要が増した。十王篇環境では【カリヤドネループ】という圧倒的な有利対面が存在し、そちらのデッキに対しては一度ロックが決まるとほぼ勝ち確定となる。ただし極稀に、事前に相手が墓地に落としたクリーチャーの枚数次第で《龍装鬼 オブザ08号》で処理されて打開されることも。

十王篇1ブロック構築環境では【白赤緑ダイナボルト】で目立った活躍をしているが、ミラーマッチでは《清浄の精霊ウル》攻撃曲げを無効化されるなどの場面も見られる。

王来篇環境ではオリジナルを中心に【鬼羅.Star】のパーツとして活躍しているが、DMBD-16DMBD-17期には刺さるデッキが少なくなったことから【白青赤鬼羅.Star】でも入れて2枚の構築がメインとなった。【我我我ブランド】【ドギラゴン閃】系列のようなラビリンスを達成しづらい対面である【速攻】系統が増えたというのもある。

アビス・レボリューション環境における主な居場所は【白単ドラン・ゴルギーニ】。呪文軸の【絶望神サガループ】なら先に《検問の守り 輝羅》で牽制しておけば十分ラビリンスが間に合う。

その他

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMEX-11
    チーム銀河キングマスターは、誰にとっても正義そのものであるといわれている。
  • DM22-BD2
    鬼羅.Starでブロッカーを得れば、ブロックとアンタップする能力を交互に使ってパワー4500より小さいクリーチャーの攻撃を無限に止め続けることができます。

収録セット

参考


公式Q&A

Q.バトルゾーンに自分のアンタップ状態の《正義の煌き オーリリア》とタップ状態の《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》がいる状況で、相手のクリーチャーが攻撃してきました。
《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》の能力で《正義の煌き オーリリア》は「ブロッカー」を得ていますが、この攻撃に対して《正義の煌き オーリリア》の1つ目の能力と「ブロッカー」を同時に使えますか?
A.いいえ、この状況では「ブロッカー」のみ使えます。《正義の煌き オーリリア》がアンタップ状態なので、1つ目の能力は使えません。攻撃先を変更する能力を複数使用する場合は、能力を使うクリーチャーを同時に選ぶ必要があり、かつ、それらの能力がすべて適正に使用できる状態でなければいけません。

+  (総合ルール 507.1a)

引用元(2021.9.7)