月光王国(げっこうおうこく)

DMRP-15にて登場した種族
/に属する特殊種族キングマスター《月と破壊と魔王と天使》。監視龍は《断影龍 ユスティーツァ》

月と破壊と魔王と天使 KGM 光/闇文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/月光王国 11500
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を裏向きのまま、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
自分のターンの終わりに、このクリーチャーは自分のシールドを1つブレイクする。
<オシオキムーン>カードが自分のシールドゾーンを離れた時、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクしてもよい。

オシオキムーンという固有の能力を持つ。

高コストのクリーチャーはエンジェル・コマンドデーモン・コマンドのどちらか、または両方を複合している。
低コストのクリーチャーはデビルマスクが多く所属している。
これまでマイナーな種族だったデビルマスクだが、この抜擢は日本の特撮ヒーローの源流となった「月光仮面」を意識したものとも考えられる。

  • 命名ルールだが、体言止めで終わる一文の形を取り、そのカードを最も直接的に表す最後の名詞のみをカタカナで表す。といった非常に詩的な文言となっている。但しマスターMAX呪文はこれに当てはまらない。
    また、オシオキムーンを持つもので《闇の破王 デス・キング》以外はカード名に「月」を含む。この「月」の書体は他のカードと異なる。
    • これらの名前はクリーチャー自身の思索の果てに辿り着いた「真実の名前」であるらしい。
      また、月光王国では強い名には強い力が宿るともされている。
  • アニメおよび漫画『キング』の主な使用者であるコウキが戦場で生まれ育った軍人であることに関連してか、すべてのカードに迷彩柄がデザインされている。
  • 所属している一部のデビルマスクはアメリカンコミックのヴィランをイメージさせるデザインをしている。
  • 一部の者はフレーバーテキストに一見すると何を言っているのかわからない詩的な文章とその文章の説明文が書かれている。
    それは特殊エキスパンションによくあるような能力の運用法などを初心者に説明する内容の場合であっても変わらない。
    この文章は敢えて戦闘中に公開して痛みを得る事でオシオキムーンを誘発するのに使うらしい。
    つまり、月光王国のクリーチャー達はその文章が痛々しい内容であることを自覚している。
    • フレーバーテキストにある抽象的な表現と、体言止めしたような文が特徴的だが、括弧とその訳文を含め実際のカードに記されている内容である。

背景ストーリーでの活躍

鬼札王国配下の王国の一つ。
「物事には常に裏表がある」と考えており、一面的な見方をする者を嫌う。
影に紛れての攻撃を得意とする。

影に紛れてチーム銀河を襲撃するが、十二神騎の放つ光で影を照らし出され正体を現す。
目覚めた「正義帝」絶・拳・一・番によって戦力の大半を失い、撤退した。

その後、キングマスターである魔王と天使がふたたびチーム銀河を襲撃。
再び十二神騎が光を放つが、魔王と天使の能力で影を消すことができず、十二神騎を半壊させる事に成功した。
しかし、突如現れたゲンムエンペラーの前に再度撤退している。

3度目の襲撃時に魔王と天使「正義帝」に助けを求め、ユスティーツァが放った断罪の光が「正義帝」に跳ね返され、ユスティーツァが敗れた事により解放された。

最終決戦では、桃天守閣に他者を信じる力を与え、互いに相容れない信念を持ち、幾度も対峙した「正義帝」と共にモモキングジャオウガの戦いを見届けた。
最期は獄鬼夜城の爆発を止めるべく他の3王国のキングマスターと共にその身を犠牲にした。

魔王と天使がいなくなった後の月光王国は、人知れず影の中に隠れた存在へと戻ることになった。
魔王と天使は次の世界に転生し、その風景を詩にしていると考え、彼らの詩集を聖典として受け継いでいったという。そして、魔王と天使もまた、蘇ることとなる

参考