鬼札王国(おにふだおうこく)

DMRP-13にて登場し、十王篇でフィーチャーされた種族

/に属する特殊種族キングマスター《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》《鬼ヶ大王 ジャオウガ》《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》

背景ストーリーでは、龍頭星雲を通じて幾億光年の彼方から襲来した存在らしい[1]
いわゆる侵略国家めいた事をしており、侵略した国の一番大切なものを奪い隷属させてきた。
十王篇開始前の時点で美孔麗王国月光王国暴拳王国を支配下に置いている。そしてクリーチャーワールドの自然文明を制圧して不死樹王国を誕生させた。
美孔麗王国には《結晶龍 プロタゴニスト》を、月光王国には《断影龍 ユスティーツァ》を、暴拳王国には《聖板龍 ジークシュトルツ》を、不死樹王国には《大樹王 ギガンディダノス》を送り込み、各王国を監視している。
弱い者は強い者に従うべきというジャオウガの理念の元に成立しており、仲間意識は希薄らしい。が、《「疾風」の鬼 フウジン天》《「迅雷」の鬼 ライジン天》のように徒党を組んでいる者もいる。

鬼ヶ覇王 ジャオウガ KGM 闇/火文明 (10)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーは、召喚されたターン、バトルゾーンを離れない。
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーをすべて破壊する。
襲来、鬼札王国! R 闇/火文明 (6)
呪文:鬼札王国
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
次のうちいずれか1つを選ぶ。
►相手のコスト8以下のクリーチャーを1体破壊する。
►コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、1つのかわりに両方選んでもよい。

鬼タイムという固有の能力を持つ。
さらにDMRP-15にて鬼エンドという固有の能力を得る。

命名ルールはベリーレア以上は「「○○(漢字)」の鬼 ××(カタカナ)□(漢字)」、それ以外は「××入道」、「××童子」、「××変怪」など。
日本の鬼(童子)や妖怪(入道)、神号(権現)に関するものが多く、オリジン文明オラクルと一部命名ルールが被っている。

また、カード名から歴史上の人物をモチーフとするサムライシノビとも似通っている所がある。
他にも鬼や妖怪など和を強調している所があり、和洋限らずのおとぎ話をモチーフとしていることの多いチーム切札とは大違いである。

主にデモニオ種族が複合しているが、アーマロイドメルト・ウォリアーヒューマノイドアーマード・ドラゴンなど懐かしの種族も多数存在する。

  • 鬼札王国に属するクリーチャーのカードイラストには、体や装備のどこかに「鬼」を含む特殊な合成漢字が書かれている。
  • 有力なクリーチャーは互いにペアになっていることが多い。これについて、イマムー軍曹は「互いに監視し合って裏切らないようにしている」と推測している。
  • アニメおよび漫画『キング』中盤までは鬼札 アバクがメインで使用。
    また、アニメ『キング』ではメガネデストロ伊藤コニーも使用し、第17話のAパート後およびBパート開始前のアイキャッチでは背景ストーリーとは異なるコミカルな一面を見せていた。

参考


[1] 《コクヨウ童子》フレーバーテキストによる。
[2] 神化編での敵勢力であるオリジンは、前シリーズ戦国編のラスボス《暗黒皇グレイテスト・シーザー》の活動が原因で開いた「時空の裂け目」を通って過去世界から襲来した。鬼札王国が現れた「龍頭星雲」も、十王篇の前シリーズである超天篇のラスボス《零龍》に関わる概念である。