#author("2021-05-25T16:42:56+09:00","","")
#author("2021-05-29T04:13:58+09:00","","")
*《&ruby(きりふだしょうぶ){切札勝舞};&ruby(アンド){&};ボルメテウス -&ruby(デュエル){決闘};の&ruby(ものがたり){物語};-》 [#y7ffe155]

|切札勝舞&ボルメテウス -決闘の物語- DSR 光/火文明 (16)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ヒューマノイド 17000|
|このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにある自分のドラゴン1体につき3、マナゾーンにある自分のドラゴン1体につき1、少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。|
|スピードアタッカー|
|T・ブレイカー|
|自分のシールドゾーンから手札に加えるドラゴンすべてに「S・トリガー」を与える。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、このクリーチャーは自分のシールドを1つブレイクする。|

[[DMEX-15]]で登場した[[光]]/[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[ヒューマノイド]]。

[[スピードアタッカー]]の[[T・ブレイカー]]という[[アタッカー]]としては及第点の基本スペックに加え、[[マナゾーン]]及び[[バトルゾーン]]の[[ドラゴン]]の数に応じて自らの[[召喚]][[コスト]]を軽減する、疑似[[シンパシー]]とも言える[[コスト軽減]]能力を持つ。
さらに、[[ドラゴン]]限定で[[S・トリガー]]を[[付与]]する[[常在型能力]]に加え、それを自分で[[暴発]]させることもできる[[アタックトリガー]]までも持つ。

16コストという、大型[[クリーチャー]]の多い[[ドラゴン]]の中でもさらに重い[[マナコスト]]を有しているが、[[マナゾーン]]・[[バトルゾーン]]の[[ドラゴン]]の数を参照する疑似[[シンパシー]]能力によって[[コスト軽減]]しての召喚が可能。
しかし、その軽減数は[[マナゾーン]]なら1体につき-1、[[バトルゾーン]]なら1体につき-3という独特な数値となっている。
一応、[[バトルゾーン]]に[[ドラゴン]]が1体もいない状態でも、[[マナゾーン]]のカードが全て[[ドラゴン]]なら最低8マナから召喚は可能である。とはいえ、16という本来のコストに対して「-1」は非常に頼りないので、できるだけ[[バトルゾーン]]を参照する「-3」を活用したい。
可能な限り[[デッキ]]を[[ドラゴン]]で揃え[[マナゾーン]]の[[ドラゴン]]率を高めた上で、[[バトルゾーン]]に[[ドラゴン]]を1・2体維持できるようにすると格段に出しやすくなるだろう。
低[[コスト]]の[[ドラゴン]]や[[《爆裂遺跡シシオー・カイザー》]]等の優秀な[[S・トリガー]]持ち[[ドラゴン]]は特にこの軽減能力と相性が良い。
特に[[《界王類咆哮目 ジュラノキル》>《界王類咆哮目 ジュラノキル/ジュラスティック・ハウル》]]等の1コスト[[ドラゴン]]の場合、1体出すだけで[[コスト]]を実質-2でき、この[[クリーチャー]]専用の生きた[[《フェアリー・ギフト》]]の様に扱える。
ただ、[[コスト軽減]][[能力]]は[[バトルゾーン]]・[[マナゾーン]]共に「体」表記である。そのため、[[《Code:1059》]]や[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]といった[[非クリーチャー]]の[[ドラゴン]]は対象外であることに注意。
コスト軽減能力は[[《熱血の誓い》]]を使えば最大限生かすことができる。同じ[[DMEX-15]]収録なので恐らくは[[デザイナーズコンボ]]だろう。

この[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]で生存する限り、自分の[[シールド]]の[[ドラゴン]]全てに[[S・トリガー]]を[[付与]]できる。
[[ドラゴン]]特有のコストの重さをカバーするのに有用で、なおかつこちらは[[ドラゴン]]であれば[[クリーチャー]]である必要が無い。そのため、[[非クリーチャー]]の[[ドラゴン]]でも[[プレイ]]する事ができ、[[クリーチャー]]面に[[ドラゴン]]を持つ[[ツインパクト]]なら[[呪文]]面も使用可能。
[[ドラゴン]]特有のコストの重さをカバーするのに有用で、なおかつこちらは[[ドラゴン]]であれば[[クリーチャー]]である必要が無い。そのため、[[非クリーチャー]]の[[ドラゴン]]でも[[プレイ]]する事ができ、[[《Code:1059》]]や[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]といった非クリーチャーのドラゴンを出すことができる。
[[クリーチャー]]面に[[ドラゴン]]を持つ[[ツインパクト]]の[[呪文]]面は、[[種族]]にドラゴンを持たなければ当然使用できない。
当然[[非進化]]といった条件指定もないので、[[進化]][[クリーチャー]]であっても場に出すことができる。この[[クリーチャー]]自身が[[ドラゴン]]なので、[[ドラゴン]][[進化]]であればそのまま上に重ねることも可能であり、状況によってはそのような運用も一考に値するだろう。

[[アタックトリガー]]で[[山札]]の1枚目を[[シールド化]]し、直後に自分の[[シールド]]を1枚[[ブレイク]]する。シールドの枚数を増やすわけではなく、[[S・トリガー]]を持つ[[カード]]の[[暴発]]を狙う能力である。
[[ドラゴン]]を[[S・トリガー]]化する[[常在型能力]]と合わせ、あたかも[[バルガ]]の様に次々[[ドラゴン]]を[[シールド]]から[[召喚]]するというデザインなのだろう。
似たようなデザインのカードに[[《仰天無双 鬼セブン「勝」》]]及び[[《龍爪者“SVN”ムソウ》>《龍爪者“SVN”ムソウ/二爪流トレーニング》]]が存在するが、[[スピードアタッカー]]と事前の[[シールド追加]]によって[[暴発]]の試行回数を稼げるため、この能力の運用においてはこちらが大きく優れている。

**その他 [#u391e20a]
-[[S・トリガー]]の[[付与]]と[[暴発]]は、[[シールド焼却]]持ちが多い今までの[[ボルメテウス]]とは対極的である。
--[[ボルメテウス]]には[[アタックトリガー]]で自身の[[シールド]]を[[焼却>シールド焼却]]する[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]も存在する。
//--ちなみに、仮にこのクリーチャーがシールド焼却持ちであった場合、アタックトリガーのブレイクにも焼却能力が乗ってしまうため、ただのシールド交換に成り下がってしまう。

-自分の[[シールド]]を動かすことから[[オシオキムーン]]と、相手の状況に依らない[[ブレイク]]を行えることから[[キリフダッシュ]]と相性が良い。
--中でも[[《千年の月のファラオ》]]と[[《カダブランプー》]]はそれぞれ自分の[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]できるため、この[[クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]発動回数を増やすことができる。特に「《ファラオ》」と組んだ場合は事実上の[[無限アタック>無限アタッカー]]が成立し、しかも場合によっては横にさらに[[ドラゴン]]が並ぶ。

-非公開領域の[[カード]]を確認し、そこから[[ドラゴン]]を踏み倒すというデザインは、前述の通り[[バルガ]]系とよく似ている。[[勝舞>切札 勝舞]]の使用カードとしても、そういった展開能力はどちらかというと[[ボルシャック]]の領分であり、[[ボルメテウス]]が持つ能力としては異彩を放っている。
--なお、このカードの[[コスト踏み倒し]]は[[S・トリガー]]として[[プレイ]]するため、[[バトルゾーン]]に[[出す]][[ドラゴン]]は全て[[手札]]から[[召喚]]されることになる。そのため、各種[[コスト踏み倒し]]メタに強く、[[ゼニス]]持ち[[ドラゴン]]等が有する強力な[[召喚]]時限定[[cip]]も利用可能である。[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]など引いた時には瞬く間に盤面を制圧できるだろう。

-この[[クリーチャー]]自身非常に高[[コスト]]ということで、自前の[[コスト軽減]]以外の方法を用いたり[[コスト踏み倒し]]によって呼び出すのも当然アリ。
--[[《星龍パーフェクト・アース》]]とは相性抜群。あちらも[[ドラゴン]]なので相互に[[S・トリガー]]を[[付与]]でき、共に並べば[[付与]]対象を広げることができる。また、このカードの[[コスト軽減]]能力のおかげで、[[5色レインボー]]である「《アース》」を[[マナゾーン]]に置いていても事実上の1マナ分として召喚コストに合算できる。

-アニメ「デュエル・マスターズ キング!」第6話にて、[[うららか もも]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。マナゾーンにドラゴンが7枚([[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]2枚、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]、[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]])があったので、7マナ軽減され、9マナで召喚された。[[アタックトリガー]]で[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]を踏み倒し、T・ブレイクを決めるも、返しのターンで[[《ワイルド・シールド・クライマックス》]]の能力で[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]と[[強制バトル]]させられ[[破壊]]された。
--漫画から飛び出してきたイメージのためか、従来のボルメテウスとは異なり体が真っ白になっている。このカードのイラスト自体はフルカラーである。

-初の[[大先生レア]]を持つ[[カード]]。

**関連カード [#pb5089ba]
-[[《切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語-》]]
-[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]
-''《切札勝舞&ボルメテウス -決闘の物語-》''

**収録セット [#d412c38c]
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](3/100)

**参考 [#s4d8fd9a]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[ヒューマノイド]]
-[[ドラゴン]]
-[[コスト軽減]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[S・トリガー]]
-[[付与]]
-[[アタックトリガー]]
-[[シールド追加]]
-[[シールド化]]
-[[ブレイク]]
-[[暴発]]

-[[ボルメテウス]]

-[[大先生レア]]
-[[切札 勝舞]]


&tag(クリーチャー,光文明,火文明,多色,コスト16,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,ヒューマノイド,パワー17000,ドラゴンサポート,コスト軽減,スピードアタッカー,T・ブレイカー,S・トリガー付与,アタックトリガー,シールド追加,効果ブレイク,ボルメテウス,DSR,大先生レア,Shigenobu Matsumoto);