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#author("2020-01-13T02:22:31+09:00","","")
#author("2020-05-20T00:24:56+09:00","","")
*メタゲーム [#rd1b6044]
**目次 [#o52ea1b2]
[[メタゲーム>#Mgame]]
[[メタ>#Meta]]
[[メタカード>#Mcard]]
[[メタデッキ>#Mdeck]]
[[トップメタ>#topM]]
[[Tier>#Tier]]
*メタゲーム [#Mgame]
その時点の[[カードプール]]や[[レギュレーション]]など様々な情報から予想される仮想の大会環境のこと。
転じて、大会などでよく使われるカードやデッキの流行や傾向、仮想敵、また、それに対する対策のことを指すようになった。
以下はMTG Wikiからの引用。
<大会では、一人に勝つだけでは駄目で、何人もの対戦相手に勝つ必要がある。
そのため、「大会で多数が使用している[[デッキ]]」に対して効果的な[[カード]]を選んで使うと、勝率を上げやすい。
その大会で使用される[[デッキ]]分布を予想から[[カード]]を吟味する[[デッキ構築>デッキビルディング]]も、ゲーム[[プレイング]]に劣らず重要なわけだ。
~(中略)
~そういった様々なことを考え、勝率が高くなるように[[デッキ]]やサイドボードを組むことが「メタゲーム」である。
上の話を単純化し、「仮想敵」とか「[[周りや世間>環境]]で流行っている[[デッキ]]」とか「それらに勝てるような[[デッキ構築>デッキビルディング]]」という意味でも使われる。
-「メタゲーム」という言葉はほかのTCGでもよく使われている。ほとんどのカードゲームではこれが重要となる。
-接頭辞 "meta" は「変化した」「一段階上の」という意味。TCGではメタゲームで活躍するデッキという意味と、メタゲームを読んで対策する(''メタる'')という意味で使われる。&br;[[メタデッキ>#Mdeck]]なら環境を支配する有力なデッキという意味と、そういうデッキへの対策を意識したデッキという両方の意味で使われる。
-[[カードプール]]そのものに大きな変化がなくても、時間の経過に従ってメタは確実に変化していく。現在のメタに対する研究が進めばトップメタに対抗するためのまったく新しいメタデッキが考案されたり、それに合わせてトップメタ自身も別の構築へ徐々にシフトしていくためである。そのためメタの読み合いは情報戦としての側面も持つ。
-[[ドラゴン・サーガ]]期〜[[革命編]]期頃から活発になった[[チャンピオンシップ]]や[[公認グランプリ]]といった競技性の高い大会の隆盛から、[[カード]]の評価もそれら大規模大会で使われなかったり、一時は使われていたがすぐに廃れていったりしたものは軽視されがちになってきているが、当然ながら''メタゲームで使われている[[デッキ]]や[[カード]]が[[デュエル・マスターズ]]の全てではないし、「メタゲームで使われていない」と「弱い」はイコールではない。''それ以外にも目を向けてみるのも楽しみの一つである事を覚えておこう。
-[[チャンピオンシップ]]や[[公認グランプリ]]といった競技性の高い大会の活発化から、[[カード]]の評価も大規模大会で使われなかったり、一時は使われていたが弱点の露呈等ですぐに廃れていったりしたものは軽視・過小評価・酷評されがちになってきているが、当然ながら''メタゲームで使われている[[デッキ]]や[[カード]]が[[デュエル・マスターズ]]の「全て」ではないし、「メタゲームで使われていない」と「弱い」は本来であればイコールのものではない。''それ以外にも目を向けてみるのも、楽しみの一つである事を覚えておこう。
--事実、[[革命ファイナル環境]]においては今まで[[地雷]]止まりであった[[【ジョバンニスコール】]]が突如として[[トップメタ]]の一角に現れている。環境上位ばかりを見据えていると[[ファンデッキ]]や[[地雷]]から思わぬしっぺ返しを食らうだろう。
*メタ [#Meta]
[[メタゲーム>#Mgame]]の略。仮想される大会[[環境]]。また(それに基づいて)特定のデッキの対策をすること。
派生的な意味合いで「流行」「傾向」「仮想敵」「対策」などのように使われることのほうが多い。
動詞形にして「メタる」などのようにして使われることも。
この場合、その特定の仮想敵([[メタデッキ>#Mdeck]])に対して対策をとるという意味合いになる。
例として、[[ハンデス]]を多用する[[デッキ]]に対しては[[マッドネス]][[カード]]で[[メタ]]ることができる。
-個人のよく使う[[デッキ]]に対抗するために対策[[カード]]を積み込むことを「対人メタ」という。基本的に仲間内の[[プレイヤー]]同士で行われることではあるが、あまりに露骨では単なる嫌がらせにしかならないので要注意。([[闇]]中心の[[デッキ]]を使うAさんに勝つために[[《牢黒の伝道師ミリエス》]]や[[《飛翔の精霊アリエス》]]で執拗にメタる、など)
*メタカード [#Mcard]
あるメタ([[環境]])において影響を及ぼす[[カード]]。主に2つの意味合いを持つ。
+特定の[[デッキ]]([[カード]])を[[メタ>#Meta]]る(対策する)ための[[カード]]のこと。
基本的にはこちらの意味で使用されることが多い。例として、[[《電脳聖者タージマル》]]は[[火]]の[[クリーチャー]]に対してのメタカードとなれる。
+[[メタゲーム>#Mgame]]の頂点にいる[[カード]]のこと。
主に[[トップメタ>#topM]]と呼ばれる。
過去の例では[[《アストラル・リーフ》]]、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]など、[[環境]]を牛耳るほどの強力な[[カード]]のこと言う。
*メタデッキ [#Mdeck]
あるメタ([[環境]])において影響を及ぼす[[デッキ]]。主に2つの意味合いを持つ。
1つ目は特定の[[デッキタイプ]]を[[メタ>#Meta]]った[[デッキタイプ]]のこと。
たとえば[[【ハイドロ・ハリケーン】]]は多くの[[クリーチャー]]主体の[[デッキタイプ]]に対して高い勝率を上げることができ、それらへの[[メタ>#Meta]][[デッキ]]である。
2つ目は[[メタゲーム>#Mgame]]の頂点に存在する[[デッキタイプ]]のこと([[トップメタ>#topM]])。
当然、[[環境]]と[[カードプール]]の追加によって移り変わっていく。
例として[[【ボルバルブルー】]]や[[【リーフ青単】]]などの、[[公式大会]]で日本一を獲得したことのある[[デッキタイプ]]は、間違いなくその[[環境]]における[[メタ>#Meta]][[デッキ]]だったと言える。
[[メタ>#Meta]][[デッキ]]が複数存在する[[環境]]は[[メタゲーム>#MGame]]の帰趨を読んで[[メタ>#Meta]]ることが難しく、「混沌とした[[環境]]」などとも言われる。
しかし、上記のような[[環境]]は言い換えれば、[[デッキ]]の自由度が高い状態と言え、ゲームを楽しむためならそのような[[環境]]が理想的といえる。
*トップメタ [#topM]
文字通り、[[メタゲーム>#Mgame]]上で頂点に位置している[[デッキタイプ]]である。
基本的には[[グッドスタッフ]]など、安定している上に[[デッキ]][[パワー]]が高い[[デッキ]]がこの位置につくことが多い。しかしあまりに強力だったがために執拗にメタられ続け、最終的な使用率がそれほど伸びなかった[[【エンペラー・キリコ】]]([[神化編]]期)のような[[デッキ]]もある。
*Tier [#Tier]
そのデッキのメタゲームにおける使用率を示す概念。
「Tier1」ならトップメタ、「Tier2」なら使用者はそこそこ、「Tier3」以上になると使用率が少ないことになる。
この概念が[[革命編]]では公式で用いられた([[デッドマン>Deadman]]が作成した資料であるため、デッドマンはこういう表現が好きなようである)。
ただし誰にでもわかりやすい表現ではないため注意は必要である。
**参考 [#t279c3aa]
-[[用語集]]
-[[環境]]