#author("2022-05-22T09:36:36+09:00","","")
#author("2022-08-03T20:02:31+09:00","","")
*《&ruby(おんきょう){音卿};の&ruby(せいれいりゅう){精霊龍}; ラフルル・ラブ/「&ruby(みらい){未来};から&ruby(く){来};る、だからミラクル」》 [#u114f22c]

|音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ SR 光/水文明 (7)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/ドレミ団/革命軍 7000|
|''革命チェンジ'':光または水のドラゴン(自分の光または水のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、次の相手のターンの終わりまで、相手は呪文を唱えられない。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|「未来から来る、だからミラクル」 SR 光/水文明 (6)|
|呪文|
|カードを3枚引く。その後、コスト5以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|

[[DMEX-17]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]/[[ドレミ団]]/[[革命軍]][[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]面は[[《音精 ラフルル》]]のリメイク。
[[革命チェンジ]]の条件に[[ドラゴン]]が追加されたが、[[打点]]が強化され相手の[[呪文]]を封じる期間も相手の[[ターン]]の終わりまでに延びた。

登場時点の[[カードプール]]でも、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]というお誂え向きの[[革命チェンジ]]元がある。パワーも7000あるため、パワー7000未満のクリーチャーであれば[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]による[[バウンス]]もあって[[EXライフ]]を貫通する(《カツキング》のcipでこのカードを手札に加えてもバウンスは発動しない点に注意)。

このクリーチャーに対応する腐りにくい軽量革命チェンジ元としては他に[[《タイム3 シド》]]が存在する。[[《タイム3 シド》]]の[[呪文]][[コスト加重]]能力で牽制してから適宜革命チェンジでこのクリーチャーの呪文ロックに切り替えるという使い方が無難か。[[アドバンス]]なら[[《龍覇 ラブエース》]]という選択肢もある。[[《爆熱剣 バトライ刃》]]を装備させれば次のターンに[[《爆熱天守 バトライ閣》]]と革命チェンジ元の[[《龍覇 ラブエース》]]の肉体を用意することができ、上手く行けばそのまま次のターンにこのクリーチャーの呪文ロックと[[《爆熱天守 バトライ閣》]]から龍解した[[《爆熱DX バトライ武神》]]で展開して[[スピードアタッカー]]化した[[ドラゴン]]で[[ワンショット]]できる。[[【メタリカサザン】]]なら[[《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》]]は当然の事、[[《龍装者 バーナイン》]]も革命チェンジの条件を満たす。

最速の[[革命チェンジ]]を目指すなら[[《チャラ・ルピア》]]から[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]に[[進化]]したり、[[《Re:奪取 アクロアイト》]]から[[《記憶の紡ぎ 重音》]]か[[《聖霊龍王 プロテジェレ》]]に[[進化]]する手もある。

[[呪文ロック]]の持続期間は[[《音精 ラフルル》]]より長く続く為、相手ターンの動きへの妨害としても使用可能。ロックをさらに持続させようとするなら、[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]で出してすぐ手札に戻し、使い回すことでできる。場と手札の《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》2枚を延々と革命チェンジでサイクルさせれば、途中でハンデスや除去などの妨害を受けない限り半永久的に呪文ロックが可能。

[[革命チェンジ]]でも出せるが、[[コスト]]7以下の[[光]]/[[水]]の[[非進化]][[ドラゴン]]であるため[[《ドラゴンズ・サイン》]]や[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]でも呼び出せる。[[《天罪堕将 アルカクラウン》]]での[[コスト踏み倒し]]にも対応している。

[[呪文]]面は[[《ドレミ団の光魂Go!》]]の[[呪文]][[コスト踏み倒し]][[モード]]から[[S・トリガー]]が抜け、1[[ドロー]]が3[[ドロー]]に変更されたような性能。[[文明]]の指定も無い。[[コスト]]7以下の[[水]]の[[呪文]]なので、[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]により唱えることも可能。[[《ドラゴンズ・サイン》]]を中継点にすれば、[[《ドラゴンズ・サイン》]]を唱えて出した時点でブロッカー1体による足止めは保証される。

この[[呪文]]の[[効果]]で[[《ドラゴンズ・サイン》]]を唱えれば前述の通り2枚目の《ラフルル・ラブ》を踏み倒せる。

5コスト以下には他にも[[《ドンドン火噴くナウ》]]のような[[汎用性]]の高い除去呪文が多く、また[[《フェアリー・ミラクル》]]にアクセスして[[マナ]]を伸ばしつつドロー効果で[[重量級]][[ニンジャ・ストライク]]に繋げるという使い方もある。

クリーチャー面は確かにリメイク元の[[《音精 ラフルル》]]に負けず劣らずの[[スペック]]をしているものの、[[文明]]を失わせる[[《希望のジョー星》]]には流石に無力。そうなると、[[文明]]を指定しない[[コスト踏み倒し]]などで出すことも視野に入れる必要がある。

また、登場時の[[環境]]は[[アドバンス]]・[[オリジナル]]を問わず[[【ドギラゴン閃】]]系列や[[【我我我ブランド】]]など呪文が必要最小限の[[速攻]]・[[中速]][[デッキ]]も多く、どの対面にも劇的に刺さるということはない。このクリーチャーが出る前に勝負を決める、3ターンキルが頻発する[[呪文]]を使わない[[フルクリーチャー]]のデッキに弱いことばかりは仕方がない。

[[クリーチャー]]による[[カウンター]]も当然だが単体では防げない。特にこのクリーチャーの登場時の環境の[[【5色コントロール】]]系統でよく使われる[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]はハンデスも持っているので、このクリーチャー2体による[[革命チェンジ]][[ループ]]は手札にある方をハンデスで落とされた時点で途切れてしまう。[[G・ストライク]]や[[《一王二命三眼槍》]]の[[敗北回避能力]]のような[[出す]]ことにも[[唱える]]ことにもあたらない防御札も同様にノータッチ。

**環境において [#r2d9e609]
当初の期待に違わず登場早々[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]や[[【白青赤緑ドギラゴン閃】]]という就職先を手に入れた。自身と同弾の[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]を[[カウンター]]札として使えば、[[革命チェンジ]]元にも困らない。呪文ロックの継続期間の関係上、[[追加ターン]]を得ることができる[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]とも好相性。[[コントロール]]対面における長期戦では[[【ドギラゴン閃】]]でも[[素出し>手打ち]]するための7マナが普通に貯まるので、[[マナコスト]]も寧ろ[[軽い]]ぐらいである。

ただ、どの対面にでも刺さる訳ではないこと、呪文以外は単体で止められないこと、リメイク元より重いことなどから、環境を破壊するほどの活躍はしていない。[[DMRP-20]]期になると「[[光]]を含まない[[リソース]]系の呪文だけでも縛れれば結構」という考えからか、同じ呪文ロック持ちである上にこのクリーチャーにはない[[タップイン]]能力を持つ[[《アルカディアス・モモキング》]]が優先されるケースが目立った。

[[【5色コントロール】]]系統、特に[[アドバンス]]の[[【5色グレンモルト】]]でも使われることがある。呪文面を使ってリソースを稼ぎつつ[[《ドラゴンズ・サイン》]]にアクセスしていくのが基本。革命チェンジ条件を満たすクリーチャーが悉く[[EXライフ]]持ちであるためクリーチャーとして出すのは若干シビア。
[[【5色コントロール】]]系統、特に[[アドバンス]]の[[【5色グレンモルト】]]でも使われることがある。呪文面を使ってリソースを稼ぎつつ[[《ドラゴンズ・サイン》]]にアクセスしていくのが基本。革命チェンジ条件を満たすクリーチャーが悉く[[EXライフ]]持ちであるためクリーチャーとして出すのは若干シビア。色基盤が厳しい場合は[[《覚醒連結 XXDDZ》]]と入れ替えることもしばしば。

[[DMEX-17]]期から一定数見られる[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]軸で[[白青緑]]構築の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]では、[[《五郎丸コミュニケーション》]]などの山札全体を対象としたサーチで引っ張り込む前提で、呪文メタとして利用される。いざと言う時の[[ワンショット]]プランに使うことができる。採用枚数を増やせばソリティアで使い回すことによる大量[[ドロー]]もある程度狙ってできる。

[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]参入後の[[オリジナル]]ではそちらを革命チェンジ元として[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]に投入されるケースも見られるようになった。

DMBD-18期からオリジナル環境で[[呪文ロック]]に対する[[耐性]]がある程度ある[[【青魔導具】]]がそれなりに上位入賞するようになったのもキツイ。

[[【白青赤緑ドラグナー】]]の場合、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]で呪文面にアクセスして横展開することを目当てに3枚以上投入することもある。[[DMEX-18]]初期には4枚投入した型が[[チャンピオンシップ]]で4位入賞している。

呪文面が[[回収]]対象に入ることから、[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]軸の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]にも採用される。[[ドローソース]]運用主体で3枚積みした型も結果を残している。
**ルール [#t8853d82]
-「呪文を唱える」効果を持つ呪文Aによって呪文Bを唱えている間、呪文A、B共に、[[どこでもないゾーン]]にある。そのため、このカードの呪文面で[[《インフェルノ・サイン》]]などを唱えても、唱えているこのカードのクリーチャー面を墓地から出すことは出来ない。

-「光・水の多色クリーチャーであり呪文でもある」ため、これ1枚で[[《賢者の紋章》]]を発動させることができる。

**その他 [#y2b063a1]
-初となる「片方の側で[[多色]]の[[ツインパクト]]」。しかもクリーチャー側・呪文側どちらも[[多色]]である。

-呪文面のカード名は[[《ドンバク・ボボボーン》]]の[[フレーバーテキスト]]が元となっている。

-呪文面のイラストには[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]との再会を喜ぶ《ラフルル・ラブ》が描かれている。
--実際のゲーム上も、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[cip]]で唱えることができる[[《ドラゴンズ・サイン》]]で《ラフルル・ラブ》を呼び出すことができる。[[デザイナーズコンボ]]だろうか。

-現在[[プレミアム殿堂]]である[[《音精 ラフルル》]]のリメイクということもありがこのカードの発表時はtwitterのトレンドにあがるほど大きく話題になった。発売直後は新規カードの中でシングル価格は最高値だったが、上記で挙げた通りどの対面にも劇的に刺さるわけではないという点により、徐々に下降してきている。
**関連カード [#v715cc9f]
-[[《音精 ラフルル》]]
-[[《ドレミ団の光魂Go!》]]

-[[《ドンバク・ボボボーン》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#k3bd09b5]
-[[DMEX-17]]&br;'''信じてました、[[あなた>《時の法皇 ミラダンテXII》]]は奇跡を起こして必ず帰ってきてくれると。'''

**収録セット [#w634b7db]
-illus.[[sarmat]]
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](20/138)

**参考 [#a940973d]
-[[ツインパクト]]
-[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]
-[[ドレミ団]]
-[[革命軍]]
-[[革命チェンジ]]
-[[光]]
-[[水]]
-[[ドラゴン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[呪文メタ]]
-[[ドロー]]
-[[手札]]
-[[詠唱]]
-[[コスト踏み倒し]]

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[[公式Q&A]]

>Q.相手のターン中、自分は[[《ドラゴンズ・サイン》]]を「S・トリガー」で唱え、''《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》''をバトルゾーンに出しました。この''《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》''の「出た時」の能力は、次の自分のターン中も効果を発揮しますか?
A.いいえ、次の自分のターン中は効果を発揮しません。''《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》''の「出た時」の能力は、相手のターン中に出した場合、そのターンの終わりまでしか効果を発揮しません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40475]](2021.10.22)

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