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*ファンデッキ [#qa8cb576]
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勝敗よりも、[[プレイヤー]]の趣味や遊び心を重視した[[デッキ]]のこと。
派手な[[コンボ]]を狙ったものや、特定の自分が使いたい[[カード]]を[[コンセプト]]にしたもの、原作[[キャラ>キャラクター]]の[[デッキ]]を真似たもの、[[カード]]同士の[[背景ストーリー]]を重視するものなど様々な[[デッキ]]がある。
強さや勝敗よりも、[[プレイヤー]]の趣味や遊び心を重視して組まれた[[デッキ]]のこと。
ファンデッキを愛用する[[プレイヤー]]は「ファンデッカー」と呼ばれる。
普通の[[デッキ]]との明確な境界線はないが、[[ネタカード]]ばかりで構成されたものから、[[ガチデッキ]]とも渡り合えるものまで存在する。
具体的には以下のようなものが挙げられる。
+特定の自分が使いたい[[カード]]を[[コンセプト]]にしたデッキ
+過去に[[環境]]での活躍実績があるが、[[環境]]を一色に染め上げた事はないようなデッキ
+実用性は低いが決まった時の爽快感が大きい、いわゆる[[オーバーキル]]な[[コンボ]]の発動を狙ったデッキ
+原作[[キャラクター]]の[[デッキ]]を真似たデッキ
+特定の[[キャラクター]]([[デュエル・マスターズ]]に限らず)など、なんらかのイメージに合致するカードで固められたデッキ
+カード同士の[[背景ストーリー]]を重視したデッキ
純粋に勝利のみを追求した[[ガチデッキ]]と比べると、どうしても[[デッキ]]全体の[[カードパワー]]が低くなりがちだが、「ファンデッキだから云々」という発言は控えたい。
「ファンデッキだから弱い」「ファンデッキだから負けた」などと言うと、相手の勝利に対する努力を否定することになってしまい、非常に気まずくなってしまう場合がある。
極論を言えば環境の[[ガチデッキ]]ではないデッキのことであり、当wikiのデッキ集も多くがこれに当てはまる。
大会で勝つことを目的としたそれらと比べると、どうしても[[デッキ]]全体の[[カードパワー]]が低くなりがちだが、そこは致し方なしである。
ファンデッキの中にも環境に君臨するデッキと張り合えるものが存在することもあるが、そのような事例は少ないため、たいていはガチデッキと線引きされる。((例として[[フィニッシャー]]として強力なカードをコンセプトにしたファンデッキが結果としてガチデッキ足りうることはある。))
逆に、[[ファンデッキ]](または、それに近いデッキ)に負けたからと言って、悪態をついたり嫌味を言ったりするのも厳禁。
競技化が進む[[デュエル・マスターズ]]においては「競技大会に出るなら相応のデッキで来て欲しい」「ファンデッキはファンデッキとだけとやりあっていて欲しい」等、ファンデッキにあまりいい印象を持たない競技プレイヤーも一部存在する。
[[デュエマフェス]]ですら調整の場として認識している競技プレイヤーもいる為、ファンデッキを志向したカジュアルプレイヤーと[[ガチデッキ]]を使った勝利第一のトーナメントプレイヤーの溝を作る原因になっている。
両[[プレイヤー]]の間に了解があるのならばそれでもいいが、[[公認大会]]で他人と戦った際などにそう言われては、相手には不快感しか残らないだろう。
言うまでもないが、ファンデッキだろうとガチデッキだろうと、どこでどんなデッキを使おうが、ルールに反していない限りは本人の自由であり、大会に参加するすべてのプレイヤーに競技志向を求める(その逆も含む)方がマナー違反である。
[[デュエマフェス]]でガチデッキを使うことも、[[チャンピオンシップ]]にファンデッキを持ち込む事も、どちらも全く問題ない行為である。
ゲームは真剣勝負であること、[[デッキ]]の選択は個人の自由にまかされていることの二点を忘れないようにしたい。
このような風潮がわずかながらあったからかは定かではないが、近年ではガチデュエバトルが新たに設立され、店舗大会でもガチデッキとファンデッキの棲み分けが行われるようになっている。デュエマフェスは「楽しむ」事を最優先にする大会であると再定義された今、競技志向だけを求める姿勢は尚の事控えるべきだろう。
一方で、競技化が進む[[デュエル・マスターズ]]においては「''勝利を志向していないデッキで[[チャンピオンシップ]]に出場するのはトーナメント[[プレイヤー]]に失礼であり、マナー違反''」「''ファンデッキは[[カジュアル]]でファンデッキとだけとやりあっていて欲しい''」「''競技大会に出るなら相応の[[デッキ]]で来て欲しい''」と考えるプレイヤーも存在する等、ファンデッキの概念は一部トーナメントプレイヤーからはあまりいい印象を持たれていない事がある。
[[デュエマフェス]]ですらトーナメントプレイヤー(所謂「ガチ勢」)にとっては調整の場としての認識がある為、ファンデッキを志向したカジュアルプレイヤーと[[ガチデッキ]]を使った勝利第一のトーナメントプレイヤーの溝を作る原因になっている。
-近い意味を持つ言葉に「ネタデッキ」がある。ただし、ファンデッキとの厳密な隔たりはなく、「ネタ」という言葉をどのように捉えるかによって、人によってその定義は変わってくる。
--例えば[[ネタカード]]、[[ジョークカード]]を詰め込んだだけのデッキ(勝つことを諦めて笑いのネタに終始)や、[[《ラッキー・ダーツ》]]からの[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[1ターンキル]]を狙うデッキ(どう構築しても成功率は低く、決まれば強力なネタに特化)のようなデッキが考えられる。「ファンデッキ」に比べると、ある[[コンセプト]]に可能な限り特化し、勝率・安定性は二の次な構築のものが「ネタデッキ」と呼ばれやすい。
-対義語は[[ガチデッキ]]。そちらに比べると、勝利と言う結果よりもそれに至る過程を重視したデッキと言える。基本的には友達と対戦するときや接待[[デュエル]]等に適している。
-[[専用デッキ]]の項目などを見てもらえば分かると思うが、ファンデッキの[[カードパワー]]が低いというのはあくまでガチデッキとの比較の話であり、デッキの一種である以上、ネタに終始しないのであれば実用性を高めて貪欲に勝利を目指す姿勢は必要である。
--漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」で、[[《滅亡ルーレット》]]を使ったファンデッキ(作中ではネタデッキと呼ばれていた)が取り上げられた際、そのデッキ紹介では相性の良い[[バウンス]]や当時の強力カードであった[[《アクアン》]]や[[《スケルトン・バイス》]]がフル投入されていた。ファンデッキであろうと最低限そのデッキを回転させる様な努力はすべきと言う好例だろう。
--しかしカードパワーの[[インフレ]]が進む今、最適なデッキを追求した末に、デッキの潤滑油として採用したカード達が当初のデッキコンセプトの力を上回ってしまうこともある。ファンデッカーはこのジレンマに悩まされることも多い。
-この[[デッキ]]の愛好家は「ファンデッカー」とよばれる。
-「ファンデッキだから弱い」「ガチデッキを使われたから負けた」などといった発言は厳禁。ガチデッキならもちろん、競技性のない[[カジュアル]]においても、相手の勝利に対する努力を否定することになってしまう。
逆に、ファンデッキに負けたからと言って、悪態をついたり嫌味を言ったりするのも厳禁。
-近い意味を持つ言葉に「ネタデッキ」がある。ただし、ファンデッキとの厳密な隔たりはなく、「ネタ」という言葉をどのように捉えるかによって、人によってその定義は変わってくる。&br;例えば、パロディ[[カード]]を詰め込んだだけの5色[[デッキ]](勝つことを諦めて笑いのネタに終始)や、[[《ラッキー・ダーツ》]]からの[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[1ターンキル]]を狙う[[デッキ]](成功率は低いが、決まれば強力なネタに特化)のような[[デッキ]]が考えられる。「ファンデッキ」に比べると、ある[[コンセプト]]に可能な限り特化したものが「ネタデッキ」と呼ばれやすい。
-元々ファンデッキとして知られていたデッキが、相性の良いカードの発掘・新登場や公式大会で[[地雷]]として活躍し周知される事で、ガチデッキ入りする事が稀にある。愛するカードが評価され、デッキの活躍の幅が広がるのはいい事ではあるが、それが原因で該当カードの収録された[[エキスパンション]]が売り切れたり、[[シングルカード]]が高騰する事もあり、ファンデッカーの一つの悩みの種となっている。
-[[殿堂入り]]の改正によって、[[メタデッキ]]だけでなく大会では全くお呼びのかからないような[[ファンデッキ]]まで消滅、弱体化させられてしまうのは、よくある光景である。カードゲームを続けるに当たっては、その辺は仕方ないと割り切るしかない。
-[[殿堂入り]]の改正やカードの裁定変更によって、[[メタデッキ]]だけでなく大会では全くお呼びのかからないようなファンデッキまで消滅、弱体化させられてしまうのは、よくある光景である。カードゲームを続けるに当たっては、その辺は仕方ないと割り切るしかない。
--似たような事例に、[[トップメタ]]に対するメタカードとして流行したカードによって、無関係のファンデッキが同時にメタられてしまう事例がある。[[コスト踏み倒しメタ>メタ/コスト踏み倒しメタ]]によって[[サイキック・クリーチャー]]を使うデッキが影響を受ける、[[火力]]や[[《ローズ・キャッスル》]]の流行によって[[《コッコ・ルピア》]]や[[一撃奪取]]などの軽量[[システムクリーチャー]]が残しにくくなる、など。
-デッキの一種である以上、ネタに終始するわけでないならば貪欲に勝利を目指すことは必要である。漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」で、[[《滅亡ルーレット》]]を使ったファンデッキ(作中ではネタ[[デッキ]]と呼ばれていた)が取り上げられた際、その[[デッキ]]紹介では相性の良い[[バウンス]]や当時の強力[[カード]]であった[[《アクアン》]]や[[《スケルトン・バイス》]]がフル投入されていた。ファンデッキであろうと最低限その[[デッキ]]を回転させる様な努力はすべきと言う好例だろう。
//酷い日本語、行き過ぎた主観混じりを訂正。
-ネタデッキほど尖っているわけではなく、コレクター志向の強い対戦初心者、近々のカードや環境のガチデッキの知識が多くない復帰勢が組むことも多いためか、趣旨を分かっていない対戦相手から[[ジャンクデッキ]]と思われてしまうこともたまにある。お互いの理解があるならまだしも、相手のデッキを[[ジャンクデッキ]]呼ばわりするのは、たとえ親切で教えようというつもりであっても良くない行為であり、注意すべきである。
-[[デュエル・マスターズ]]における[[構築済みデッキ]]は特定のキャラクターをイメージした商品が割合の半数近くを占め、それらはある種のファンデッキとも取れる。
**参考 [#q17f7b69]
//上位項目、関連する項目などへのリンクを各自で追加してください。
-[[用語集]]
-[[ネタカード]]
-[[専用デッキ]]
-[[ガチデッキ]]
-[[メタデッキ]]
-[[デッキ]]
-[[地雷]]
-[[ネタカード]]
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